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令和2年度以降入学者 | アジアの文化と社会1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | アジアの文化と社会1 | ||||
教員名 | 三澤真美恵 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 【対面授業】 やむを得ない事情により対面授業が受けられない場合は、同時双方向型オンライン授業や課題学習で代替する。 |
Blackboard ID | 20230743 |
授業概要 | 台湾の歴史を学ぶ 具体的には以下の2つのテーマに焦点をあてる。①日本による植民地統治に対する抵抗の諸相 ②日本による植民地統治下での戦時動員 |
授業のねらい・到達目標 | 日本植民地期の台湾に関する歴史について基本的な説明を与えることができる。 歴史は視角や文脈によって異なった相貌をあらわすことを理解し、性格の異なる資料を比較対象しながら、台湾史に関する「通説、俗説、誤説」を批判的に把握する力を身につけることができる。 グローバル社会の抱える諸問題について、個々の問題に関する様々な情報を分類・整理することができる(A-2-2)。 この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの2に対応しています。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 講義形式 半期2単位の講義科目では教室内の学習のほかに、授業時間外の60時間の学習を必要とするため、本授業における事前・事後学習も合計60時間が必要である。 事前学習では指定された資料を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。事後学習では講義内容をノートに整理する。学期末にはディスカッションと授業内試験を行う。 毎回のミニッツ・ペーパーでは各テーマに関する到達度を確認する。学期末のディスカッションと授業内試験では授業で学んだ知識を活用して多角的な分析や考察ができるか、総合的な到達度を見る。 フィードバックの方法は授業内で提示する。 |
履修条件 | アジアの文化と社会1(前期)と、アジアの文化と社会2(後期)は、原則としてセットで受講すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:台湾史をめぐる論争
【事前学習】Blackboard上の資料1を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
2 |
抵抗の諸相1:日本植民地統治以前の台湾
【事前学習】Blackboard上の資料2を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
3 |
抵抗の諸相2:武装抗日運動
【事前学習】Blackboard上の資料3を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
4 |
抵抗の諸相3:阿片政策への対応の変化
【事前学習】Blackboard上の資料4を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
5 |
抵抗の諸相4:経済政策と農民運動
【事前学習】Blackboard上の資料5を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
6 |
抵抗の諸相5:台湾議会設置請願運動と台湾文化協会
【事前学習】Blackboard上の資料6を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
7 |
抵抗の諸相6:山地先住民族による霧社事件
【事前学習】Blackboard上の資料7を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
8 |
戦時動員1:霧社事件から高砂義勇隊へ
【事前学習】Blackboard上の資料8を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
9 |
戦時動員2:植民地教育
【事前学習】Blackboard上の資料9を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
10 |
戦時動員3:皇民化運動と「志願兵」制度
【事前学習】Blackboard上の資料10を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
11 |
戦時動員4:学徒動員と少年工
【事前学習】Blackboard上の資料11を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
12 |
戦時動員5:女性の動員と「慰安婦」
【事前学習】Blackboard上の資料12を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
13 |
戦時動員6:動員された人々の戦後 ディスカッションとレジュメの指示 【事前学習】Blackboard上の資料13を閲覧し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】講義内容をノートに整理する。 (2時間) |
14 |
ディスカッション:日本植民地時期の台湾に関する歴史に関して前期に学んだテーマ(①植民地支配への抵抗の諸相、②戦時動員)について、討論を通じて、自分なりの考えを言語化すると同時に、相互に異なる意見があることを理解する(A-2-2)。ディスカッションに向けて、事前にレジュメ提出。
【事前学習】レジュメを作成する (2時間) 【事後学習】討論を振り返って授業理解度を把握する (2時間) |
15 |
授業内試験を行う。これまでのミニッツ・ペーパーをふまえたフィードバックを行う。理解が不足していると思われる部分について補足説明を行うなどして、前期に学んだ内容の理解を深める(A-2-2)。
【事前学習】前期の内容について復習しておく (2時間) 【事後学習】前期の講義ノートを見直して補充する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 参考文献は文理学部図書館、中文学科図書室、Blackboardなどで閲覧可能。 |
参考書 | 若林正丈 『台湾ーー変容し躊躇するアイデンティティ』 筑摩書房 2001年 戴國煇 『台湾――人間・歴史・心性』 岩波書店 1988年 周婉窈著 (濱島敦俊 監訳) 『図説 台湾の歴史』 平凡社 2013年 参考文献は文理学部図書館、中文学科図書室、Blackboardなどで閲覧可能。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、授業参画度(30%) 授業参画度は毎回実施するミニッツ・ペーパーやディスカッション・レジュメなどで評価する。毎回のミニッツ・ペーパーでは授業内容を十分に理解できているか、毎回の到達度を見る。学期末のディスカッションと授業内試験では授業で学んだ知識を活用して、台湾史に関する課題について多角的に考察できるか、総合的な到達度を見る。欠席届は指定された書式でBlackboard上の指定された場所に提出しないと、成績評価時の考慮対象にならない。なお、就活や部活のための欠席は原則として考慮の対象にはならない。 |
オフィスアワー | Blackboardを通じて連絡すること。 |