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特殊研究ゼミナール1

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令和2年度以降入学者 特殊研究ゼミナール1
教員名 武内佳代
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 ただし状況に応じてZoomによる同時双方向型授業あるいは課題研究とする。

*履修者は早めにBlackboardに登録しておくこと。
Blackboard ID 20230713
授業概要 日本の近現代小説を読解して発表を行い、議論で出る意見を採り入れてレポートを仕上げる。
近現代小説を分析するのに必要な文学理論を学び、身につける。
各自のテーマに沿った文学テクストを自ら選択し、実践的に分析する技術を得る。
卒論制作に役立つスキルを身につける。
授業のねらい・到達目標 来年度の卒業論文の作成を視野に入れて、様々な近現代文学作品を取り上げ、論文執筆に必要となる資料収集、参考文献の援用、論の組み立てなどについての基本的な作品分析を通して実践的に学びとることができる。3年生は、主に4年生の卒業論文製作の過程に立ち会いながら、次年度の各自の展開への足掛かりを得ることができる。

なお、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,5,6,7,8に対応している。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)
・日本文学・日本語学研究の専門性をもって,世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-3)
・日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3)
・日本文学・日本語学研究のスキルを活用しながら,責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる。(A-5-3)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら,さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら,集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3)
・日本文学・日本語学研究の専門性に基づきながら,学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる。(A-8-3)
授業の形式 演習
授業の方法 第4回~第10回は4年生の発表者と組む形で1回につき、1~2作品(あるいはテーマ)について口頭発表と質疑応答を行う。
なお、受講者は発表計画に従って毎回課題作品のテキストを熟読し、自分なりの意見をもって授業に臨むこと。ゼミの研究進行担当者は司会とディスカッサントの役をつとめ、活発な質疑応答を促すこと。(途中、学外授業を入れる可能性がある。)
第11回以降は、各自が担当する文学理論と発表予定作品について発表してもらう。

フィードバックの方法はその場の質疑応答による。

なお、対面授業に参加できない学生は、事前に担当教員の許可を得ること。
履修条件 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は、第1回目の授業で申し出ること。
授業計画
1 授業のねらいや方法などに関するガイダンス、役割分担の決定、各自、自らの文学作品への関心についての報告。4年生の卒論の対象作家・作品の決定(A-1-3)
【事前学習】事前の課題レポートを仕上げてくる。 (5時間)
【事後学習】授業の進め方について理解したか、自らの関心の中心が何かを確認する。 (3時間)
【授業形態】対面授業
2 発表担当者・分担者の割り当て、発表順の決定。
演習の手順・発表資料の作成方法についての説明(1)。(A-1-3, A-3-3, A-4-3)
【事前学習】4年生の研究対象作品を読み、分担希望を検討してくる。 (3時間)
【事後学習】4年生の発表補助に向け、担当する作品を熟読し、調査・分析を始める。 (3時間)
【授業形態】対面授業
3 演習の手順・発表資料の作成方法についての説明(2)。(A-1-3, A-2-3, A-5-3, A-6-3)
【事前学習】分担割り当てとなった4年生と連絡をとり、補助内容を相談する。 (3時間)
【事後学習】4年生の発表補助に向け、担当する作品を熟読し、調査・分析を始める。 (3時間)
【授業形態】対面授業
4 研究発表:学生A(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】Aの対象作品・原稿を熟読してくる。担当の3年生は分担発表の準備。 (3時間)
【事後学習】分担者は4年生の発表の補助に向け、担当する作品について調査・分析する。その他は対象作品を読んでくる。 (3時間)
【授業形態】対面授業
5 研究発表:学生B(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】Bの対象作品・原稿を熟読してくる。担当の3年生は分担発表の準備。 (3時間)
【事後学習】分担者は4年生の発表の補助に向け、担当する作品について調査・分析する。その他は対象作品を読んでくる。 (3時間)
【授業形態】対面授業
6 研究発表:学生C・D(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】C・Dの対象作品・原稿を熟読してくる。担当の3年生は分担発表の準備。 (3時間)
【事後学習】分担者は4年生の発表の補助に向け、担当する作品について調査・分析する。その他は対象作品を読んでくる。 (3時間)
【授業形態】対面授業
7 研究発表:学生E・F(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】E・Fの対象作品・原稿を熟読してくる。担当の3年生は分担発表の準備。 (3時間)
【事後学習】分担者は4年生の発表の補助に向け、担当する作品について調査・分析する。その他は対象作品を読んでくる。 (3時間)
【授業形態】対面授業
8 研究発表:学生G・H(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】G・Hの対象作品・原稿を熟読してくる。担当の3年生は分担発表の準備。 (3時間)
【事後学習】分担者は4年生の発表の補助に向け、担当する作品について調査・分析する。その他は対象作品を読んでくる。 (3時間)
【授業形態】対面授業
9 研究発表:学生I・J(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】I・Jの対象作品・原稿を熟読してくる。担当の3年生は分担発表の準備。 (3時間)
【事後学習】分担者は4年生の発表の補助に向け、担当する作品について調査・分析する。その他は対象作品を読んでくる。 (3時間)
【授業形態】対面授業
10 研究発表:学生K・L(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3)
【事前学習】K・Lの対象作品・原稿を熟読してくる。担当の3年生は分担発表の準備。 (3時間)
【事後学習】分担者は4年生の発表の補助に向け、担当する作品について調査・分析する。その他は対象作品を読んでくる。 (3時間)
【授業形態】対面授業
11 理論に関する二つの発表:学生A・B, 学生C・D(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3, A-8-3)
【事前学習】理論の項目を読んでくる。発表者は理論に関する資料を用意する。 (3時間)
【事後学習】授業内での質疑を踏まえ、各自の理解を深める。 (3時間)
【授業形態】対面授業
12 理論に関する二つの発表:学生E・F, 学生G・H(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3, A-8-3)
【事前学習】理論の項目を読んでくる。発表者は理論に関する資料を用意する。 (3時間)
【事後学習】授業内での質疑を踏まえ、各自の理解を深める。 (3時間)
【授業形態】対面授業
13 理論に関する二つの発表:学生I・J, 学生K(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3, A-8-3)
【事前学習】理論の項目を読んでくる。発表者は理論に関する資料を用意する。 (3時間)
【事後学習】授業内での質疑を踏まえ、各自の理解を深める。 (3時間)
【授業形態】対面授業
14 卒論で取り上げたい作家・作品に関する小報告(1)(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3, A-8-3)
【事前学習】小報告担当者は文献調査を行う作家、作品を決めて資料を作ってくる。 (3時間)
【事後学習】レポート執筆に取り組む。 (3時間)
【授業形態】対面授業
15 卒論で取り上げたい作家・作品に関する小報告(2)(A-1-3, A-2-3, A-3-3, A-4-3, A-5-3, A-6-3, A-7-3, A-8-3)
レポートの提出。
【事前学習】小報告担当者は文献調査を行う作家、作品を決めて資料を作ってくる。 (3時間)
【事後学習】授業について各自の総括的な理解を深める。 (3時間)
【授業形態】同時双方向型授業、課題研究
その他
教科書 石原千秋, 木股知史, 小森陽一ほか 『読むための理論―文学・思想・批評』 世織書房 1991年
教科書以外は、受講生が選択するテキストによって、教員がプリントを配布したり、各自購入したりする。
参考書 授業の中で各自の研究対象やテーマに沿って適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:授業で学んだことを踏まえた課題(作品・テーマ)を決め、文献調査する。(30%)、授業参画度:4年生の補助発表の内容や議論への参加、理論についての報告などから総合的に評価を行う。(70%)
授業参画度は、発表、ディスカッションへの参加、小課題を含む。
本授業では、対面による参加と遠隔オンラインによる参加とにおいて成績評価に差を設けない。
オフィスアワー 質問は、授業後に直接口頭でか、授業時間外にメールで受け付ける。メールの場合、すぐに回答できないこともあるので、なるべく早い回答がほしい質問は早めにメール送信すること。

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