検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 基礎演習2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 林直樹 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
Blackboard ID | 20233644 |
授業概要 | データから考える日本語:データに基づく思考とスキルの基礎を学ぶ 計量的な日本語研究の基礎的な考え方・スキルの習得を通じ、実際に計量的な語彙研究・文体研究・音声研究・方言研究・歌詞分析といったことができるようになる。 |
授業のねらい・到達目標 | (1)授業のねらい 昨今、人文系・社会系・理系を問わずデータサイエンスに基づく思考や実践が重要になってきている。 そこで本授業では、教科書(『データで学ぶ日本語学入門』)をベースに、データに基づく計量的なアプローチで日本語を研究する際に必要となる、 ①データをどこから得るか ②得たデータをどのように管理するか ③データをどのように分析するか ④分析結果をどのように解釈するか といった基礎的な考え方・スキルを習得することを目指す。 また、ここで得た考え方・スキルを実社会でも活かしていくことも目標とする。 (2)到達目標 (2-1)到達目標 ・オンラインによる情報検索の方法を身につける。 ・データベース・コーパスの使用方法を習得する。 ・各種分析ツールの使用方法を理解し、実際に使えるようになる。 ・計量的な指標について理解し、実際のデータに適応できるようになる。 ・自身で計量的な語彙研究・文体研究・音声研究・方言研究・歌詞分析といったことができるようになる。 ・担当教員や受講者とのコミュニケーションを通じ、互いの知識や報告スキルや内容を高め合うことができる。 (2-2)日本大学教育憲章 ・日本文学・日本語学研究を学びながら、それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる。(A-2-2) ・日本文学・日本語学研究を中心としながら、仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2) ・日本文学・日本語学研究のスキルを身につけながら、新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-2) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを身につけながら、集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者のもとで他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-2) ・日本文学・日本語学研究の専門性を身につけながら、自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2) (2-3)DP・CPとの関連性 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(文学)のDP及びCP2~7に対応している。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 計量言語学の基礎を学び、受講者各人テーマを定め、調査を行い、調査データに基づく報告を行う。報告の形式・内容については、授業における討議を通じ、相互に高め合う。 フィードバックは各回授業内およびBlackboardの掲示板等を通して行う。 授業形式は対面のみ。対面授業に参加できない場合は事前に担当教員の許可を得ること。 |
履修条件 | 人数調整を行うため、4月5日(水)12時00分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は、4月8日(土)COMITS2・国文学科掲示板にて発表する。 なお、手続きについてはCOMITS2「お知らせ」で指示するので必ず確認すること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
はじめに・分担決め(授業のテーマや到達目標及び授業の方法についての説明)
【事前学習】シラバスをよく読み、Blackboardに登録した上で資料を確認する (2時間) 【事後学習】『データで学ぶ日本語学入門』を読み、自身の課題について理解する (4時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
データで学ぶ日本語学入門についての概説 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】『データで学ぶ日本語学入門』を読み、概要を把握する (3時間) 【事後学習】『データで学ぶ日本語学入門』を読み、自身の課題に取り組む (3時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
データの取得方法・管理方法についての解説 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】『データで学ぶ日本語学入門』に基づく課題に取り組むためのデータを作成する (3時間) 【事後学習】データの作成・修正を行う (3時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
練習問題についての発表1 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査対象・調査項目・分析観点の検討 (3時間) 【事後学習】調査対象・調査アイテム・分析観点の検討を受けての修正 (3時間) 【担当教員】林直樹 【授業形態】対面授業 |
5 |
練習問題についての発表2 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査対象・調査項目・分析観点の検討 (3時間) 【事後学習】調査対象・調査アイテム・分析観点の検討を受けての修正 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
練習問題についての発表3 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査対象・調査項目・分析観点の検討 (3時間) 【事後学習】調査対象・調査アイテム・分析観点の検討を受けての修正 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
練習問題についての発表4 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査対象・調査項目・分析観点の検討 (3時間) 【事後学習】調査対象・調査アイテム・分析観点の検討を受けての修正 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
調査項目の検討1 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査対象・調査項目・分析観点の検討 (3時間) 【事後学習】調査対象・調査項目・分析観点の検討を受けての修正 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
調査項目の検討2 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査対象・調査項目・分析観点の検討 (3時間) 【事後学習】調査対象・調査項目・分析観点の検討を受けての修正 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
自身の調査結果についての発表1 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査報告の準備 (3時間) 【事後学習】報告に対するフィードバック、フィードバックを受けての見直しと修正 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
自身の調査結果についての発表2 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査報告準備 【事後学習】報告に対するフィードバック、フィードバックを受けての見直しと修正 【授業形態】対面授業 |
12 |
自身の調査結果についての発表3 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査報告準備 【事後学習】報告に対するフィードバック、フィードバックを受けての見直しと修正 【授業形態】対面授業 |
13 |
自身の調査結果についての発表4 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査報告準備 (3時間) 【事後学習】報告に対するフィードバック、フィードバックを受けての見直しと修正 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
自身の調査結果についての発表5 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】調査報告準備 (3時間) 【事後学習】報告に対するフィードバック、フィードバックを受けての見直しと修正 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業のまとめ・レポートの提出 (A-3-2)(A-4-2((A-5-2)(A-6-2)(A-7-2)(A-8-2) 【事前学習】レポートの作成 (4時間) 【事後学習】授業のまとめ・ふり返り (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 計量国語学会 『データで学ぶ日本語学入門』 朝倉書店 2017年 |
参考書 | 計量国語学会 『計量国語学事典(新装版)』 朝倉書店 2020年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業内外の課題への取り組み、発表、フィードバック等含む(50%)、最終課題(50%) やむを得ない事情によりオンライン参加を許可された履修者の成績評価の方法及び基準は対面授業によるものに同じ。 |
オフィスアワー | Blackboardのメッセージ経由 |
備考 | ①第1回開始前までにBlackboardへの登録を済ませておいてください。 ②第1回までに教科書に目を通しておくと演習の課題・内容についての理解が円滑になります。 ③前期開講科目「現代日本語学の方法1」を履修すると演習の課題・内容についての理解がより円滑になります。 |