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令和2年度以降入学者 | 日本語史2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本語史2 | ||||
教員名 | 鈴木功眞 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 事情があって対面受講が出来ない学生は事前連絡の上でリアルタイムオンラインに参加すること。常識の範囲内で十分に学修出来るよう対応する。 |
Blackboard ID | 20233638 |
授業概要 | 日本語の語彙と文体の歴史的変遷を観察する。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本語の歴史的変遷を、語彙と文体を中心に講義する。 〔到達目標〕本授業履修後は諸資料の日本語状況を日本語史のなかで位置づけられるようにする。 この科目のルーブリック等対応情報は下記の通り。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2及びカリキュラムポリシーCP1,2に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観をもって,日本文学・日本語学研究,ひいては人文学の役割や,倫理的な課題に向き合うことができる。(A-1-2) ・日本文学・日本語学研究を学びながら,それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,自己の世界観をもって説明できる。(A-2-2) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 講義形式。研究対象となる資料を具体的に解説しながら進める。 事前学修2時間、事後学修2時間と書いてあるが、「2時間というのは目安」という方針自体が事務的・形式的な無意味なものなので、各回に指定した教科書の範囲を中心として必要に応じてどんどんと事前事後学修を重ねて欲しい。などと書く本科目の担当者はすっかりと更年期の入った偏屈なオヤジだと想像してもらうと、当たらずとも遠からずと言ったところであろう。 なお、課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業内で指示する。 事情があって対面受講が出来ない学生は事前連絡の上でリアルタイムオンラインに参加すること。常識の範囲内で十分に学修出来るよう対応する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス、語彙と文体の概念について【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書71-、215-ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、教科書での今後の展開を眺めておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
日本語の語彙の特徴【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書71-79ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
語種と語源【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書79-84ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
上代・中古の語彙史【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書84-91 (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
中世・近世の語彙史【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書91-94ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
近代の語彙史【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書94-97ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
文体の定義【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書215-216ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
和化漢文【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書216-221ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
仮名交じり文【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書221-225ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
仮名文【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書225-230ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
和漢混淆文【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書231-234ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
院政・鎌倉期の和化漢文と和文体【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書234-239ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
中世の文体意識と和漢混淆文【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書239-245ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
中世後期と近世の文体【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書245-253ページ (2時間) 【事後学習】授業内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
近代散文の成立【対面】(A-1・2)
【事前学習】教科書253-258ページ (2時間) 【事後学習】ここまでの内容を踏まえ、類例を古典資料より探索し、現代語との断絶と連続性を意識すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 木田章義 『国語史を学ぶ人のために』 世界思想社 2013年 |
参考書 | 国語学会 『国語史資料集―図録と解説―』 武蔵野書院 1976年 国語学会 『国語学史資料集―図録と解説―』 武蔵野書院 1979年 佐藤武義ほか 『日本語大事典』 朝倉書店 2014年 飛田良文ほか 『日本語学研究事典』 明治書院 2007年 日本語学会 『日本語学大辞典』 東京堂出版 2018年 佐藤喜代治 『国語学研究事典』 明治書院 1977年 いずれも図書館に有る。他にも日本語史に関する図書は多いので参照して欲しい。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末に課す(60%)、授業参画度:毎回の授業時に小テストを行う(40%) 参加形態(対面・オンライン)の違いによる評価の差は生じない。 |
オフィスアワー | 対面受講の場合は、授業後の教室にて。オンライン受講の場合はブラックボード経由で。 |
備考 | 文理学部にはすばらしい図書館が有るのでどんどんと活用して欲しい。どの図書がどこに排架されているのかを、よく見ておくこと。それ自体は研究ではないが、研究の準備として必要不可欠である。 |