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令和2年度以降入学者 | 日本史特講3 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 日本史特講3 | ||||
教員名 | 浜田久美子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 全15回のうち、10回を教室での対面授業に当て、残り5回をオンデマンド授業とする。 対面授業・オンデマンド授業の実施日は、本シラバスから変更になる可能性もあるので、4月に配布する第1回講義資料を参照すること。 |
Blackboard ID | 20230626 |
授業概要 | 9世紀の入唐僧円仁が書いた日記『入唐求法巡礼行記』を読み、古代の日本と唐・新羅との交流の諸相を学び、現代の東アジア地域の国際交流の重要性を展望する。 図書館司書の実務経験から、文献探索の方法や情報の整理の仕方、レポートの書き方などを実践的に学べる授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・『入唐求法巡礼行記』の内容を理解する。 ・『入唐求法巡礼行記』の史料的価値を理解する。 ・転換期である9世紀の唐・新羅・日本の交流の諸相を理解する。 ・情報の探し方と文章の書き方を学び、レポートを作成できるようになる。 *この科目は文理学部(学士(文学))のDP2、3及びCP2、3に対応している。 ・世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を人文学の視点から説明することができる。(A-2-3) ・物事を既存の知識やイメージにとらわれることなく、人文学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し、説明することができる。(A-3-3) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 『入唐求法巡礼行記』(現代語訳)の読解を行う。また、関連事項について、文献探索やレポート作成の方法を講義し、オンデマンドの回にレポート作成を実践してもらう。翌週の対面授業で解説を行う。 *履修者は初回講義開始までに、Blackboardの科目コース登録をすること *やむを得ず対面授業に参加できない場合は個別に課題を出すので事前に教員に相談すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス―講義の進め方―
【事前学習】『入唐求法巡礼行記』についての知識を得ておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業のねらいや進め方、評価について理解しておく (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
2 |
『入唐求法巡礼行記』を読むための基礎知識
【事前学習】『入唐求法巡礼行記』についての知識を深めておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業の内容を理解しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
『入唐求法巡礼行記』を読む(1)苦難の航海
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業の内容を理解しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
レポートの書き方とその実践
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】前回学んだ内容をもとにレポートを作成する (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
5 |
『入唐求法巡礼行記』を読む(2)揚州での円仁
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業の内容を理解しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
『入唐求法巡礼行記』を読む(3)帰途に就く円仁
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業の内容を理解しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
『入唐求法巡礼行記』を読む(4)留住工作
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業の内容を理解しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
円仁の留住工作を考える
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】前回学んだ内容をもとにレポートを作成する (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
意見交換会―円仁の留住工作について―
【事前学習】前回提出した課題を発表する準備をしておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業の内容を理解しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
『入唐求法巡礼行記』を読む(5)赤山法華院
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業の内容を理解しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
『入唐求法巡礼行記』を読む(6)五臺山へ向かう
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業の内容を理解しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
『入唐求法巡礼行記』を読む(7)五臺山巡礼
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業の内容を理解しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
情報探索の方法と論文読解
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】前回学んだ内容をもとにレポートを作成する (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
14 |
『入唐求法巡礼行記』を読む(8)その後の円仁の旅
【事前学習】前回までの授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】講義資料を読み、授業の内容を理解しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
総括―円仁の旅を振り返って―
【事前学習】講義全体の内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】講義の内容を深めるため関連文献を読む (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用せず、毎回プリントを配布する。配布資料はBlackboardにも掲載する。 |
参考書 | 深谷憲一訳 『入唐求法巡礼行記』 中央公論社 1990年 小野勝年 『入唐求法巡礼行記の研究1-4』 法蔵館 1989年 足立喜六訳注・塩入良道補注 『入唐求法巡礼行記1 (東洋文庫)』 平凡社 1970年 足立喜六訳注・塩入良道補注 『入唐求法巡礼行記2 (東洋文庫)』 平凡社 1985年 鈴木靖民編 『円仁とその時代』 高志書院 2009年 浜田久美子 『日本史を学ぶための図書館活用術』 吉川弘文館 2020年 必ずしも購入する必要はありません。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:オンデマンド授業での提出レポート(5回分の提出があることが前提)(50%)、授業参画度:意見交換会での発表やリアクションペーパーなど(50%) |
オフィスアワー | 質問があれば講義の前後に教室で受けます。メールでの連絡でもよいです(アドレスは第1回の講義資料に掲載します)。 |