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令和2年度以降入学者 | 東洋史講究 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 東洋史概説2 | ||||
教員名 | 高井康行 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Blackboard ID | 20233558 |
授業概要 | 前近代のと東部ユーラシア地域において国家間で国境線が明確に確定されることはあまりなかった。しかし、状況によっては国境を画定する事例も見られる。本講義では、前近代の東部ユーラシアの「国際」秩序のなかで国境の確定が行われた事情、また「国境」地域の具体像について説明する。 |
授業のねらい・到達目標 | この科目は文理学部(学士(文学))のDP及びCPの1、2、3に対応しています。 学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、人文学・歴史学の役割を説明することができる。(A-1-1) 学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、人文学・歴史学の役割を説明することができる。(A-1-2) 現代社会における人文学・歴史学の役割を説明することができる。(A-2-1) 現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる。(A-2-2) 物事を論理的に説明することができる。(A-3-1) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 参考書・参考論文の内容についての説明および、事前に配布する参考資料の解釈などを中心として講義を行う。 本授業の事前・事後学習は各2時間を目安とする。 ・履修者は初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。参考資料の配付は事前にBlackboard上にアップロードするので事前学習として内容を把握しておくことを求める。 対面授業に参加できない場合、以下の条件を満たす学生は教員の許可うけてZoomでの参加を認める。 ・感染症による隔離などにより対面授業に参加できない学生 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:、授業の目標・方法について説明する。また,前近代東部ユーラシアにおける国際秩序についての概観する(A-2-2)
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。(A-2-1) (1時間) 【事後学習】講義を振り返り「言路」 についてまとめ、説明できるようにしておく。(A-2-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
「中華帝国」の「国際」秩序:冊封・朝貢・羈縻(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し「中華帝国」の理念的な「国際」秩序について、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り「中華帝国」の理念的な「国際」秩序にについてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
もう一つの「国際」秩序:会盟・盟誓・和蕃公主・互市(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し東洋におけるもう一つの「国際」秩序について、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り東洋におけるもう一つの「国際」秩序についてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
漢と匈奴の外交(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し漢と匈奴の外交について、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り漢と匈奴の外交についてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
魏晋南北朝期の外交と「中間地帯」(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し魏晋南北朝期の外交について、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り魏晋南北朝期のについてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
唐・吐蕃・突厥・回鶻をめぐる外交と国境画定(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し唐・吐蕃・突厥・回鶻をめぐる外交についてについて、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り唐・吐蕃・突厥・回鶻をめぐる外交についてについてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
澶淵体制下の「国際」秩序と国境(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し澶淵体制下の「国際」秩序と国境について、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り宋代の澶淵体制下の「国際」秩序と国境についてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
1040年代の遼宋増幣交渉と境界画定(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し遼宋間の増幣交渉と境界画定について、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り遼宋間の増幣交渉と境界画定についてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
1070年代の遼宋画界交渉(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し1070年代の遼宋画界交渉について、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り1070年代の遼宋画界交渉ついてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) |
10 |
宋・西夏の国境画定交渉(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し宋・西夏の国境画定交渉について、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り宋・西夏の国境画定交渉についてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
990年代の遼高麗の国境画定交渉(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し遼・高麗の国境画定交渉について、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り遼・高麗の国境画定交渉についてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
清露間の国境画定交渉:ネルチンスク条約を中心に(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読しネルチンスク条約について、疑問点などをメモしておく。(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返りネルチンスク条約についてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
朝貢システムと琉球(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し朝貢システムと琉球について、疑問点などをメモしておく(A-1-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り朝貢システムと琉球についてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
琉球処分をめぐる日清間の外交(A-1-2)
【事前学習】事前に配布する資料を通読し琉球処分をめぐる日清間の外交について、疑問点などをメモしておく(A-1-1) (3時間) 【事後学習】授業を振り返り琉球処分をめぐる日清間の外交についてまとめ、説明できるようにしておく。(A-1-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめ(A-2-2)
【事前学習】これまでの学習内容を振り返り、疑問点などを整理しておく(A-2-1) (2時間) 【事後学習】授業を振り返り東洋史上における「国際」秩序と国境の問題を検討する意義などを説明できるようにしておく。(A-2-2) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 藤野月子 『王昭君から文成公主へ : 中国古代の国際結婚 (九州大学人文叢書)』 九州大学出版会 201年 第1版 佐藤長 『古代チベット史研究 (東洋史研究叢刊)』 同朋舎 1977年 第1版 金成奎 『宋代の西北問題と異民族政策』 汲古書院 2000年 第1版 河原正博 『漢民族華南発展史研究』 吉川弘文館 1984年 第1版 吉田金一 『近代露清関係史』 近藤出版社 1974年 第1版 西里嘉行 『清末中琉日関係史の研究』 京都大学学術出版会 2005年 第1版 参考書は事前事後学習と平行して通読することが望ましい。 また、その他の参考文献は授業中または配布資料中で適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:講義に関連する文献(論文等)の書評などを通して「論理的・批判的思考力A-3」を評価する(80%)、授業参画度:授業内における質疑応答の内容等で評価します(20%) ・レポートは中間・期末の2回行う予定。 ・やむを得ない事情により授業を受講できなかった者については、上記のレポートのほかに参加できなかった授業分に応じたレポートを別途課すことで評価する。 |
オフィスアワー | 質問は授業終了後の教場、およびメールにて受け付けます。 |