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古典語・古典学８

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令和２年度以降入学者 古典語・古典学８
令和元年度以前入学者 古典語・古典学８
教員名 髙橋晃一
単位数    1 学年 1～4 開講区分 文理学部
（他学部生相互履修可）
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Blackboard ID 20233515
授業概要 古代から残る仏教聖典を書き記し，現代においても東南アジアの仏教国で経典を後世に残すために用いられているパーリ語は，古代インドや東南アジアの仏教研究をするには欠かせないものとなる。仏教の基本教義である四諦（４つの真理）仏陀の遺言を『大般涅槃経』のパーリ語原典から翻訳する。
授業のねらい・到達目標 パーリ語の辞典さえあれば簡単なパーリ語の文章を翻訳できる力を身につけることを目的とする。

この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP1,4及びカリキュラムポリシーCP1,4に対応しています。
・パーリ語で記された仏教経典を自らの力で読解し，考察することができる（A-4-2）。
・読解によって得た知識により，根本的な思想を理解し，説明することが出来る。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 授業の形式：【演習】
講義形式により文法事項を学び，演習形式でパーリ語の例文を翻訳していきます。
※受講者の事情によらず、オンラインでの遠隔参加は認めません。また授業の動画配信は行いません。
履修条件 前期の古典語・古典学７も受講していることが望ましい。他者の発表中も集中して授業を受けること。毎回出す課題を必ず終えて授業に参加すること。
テキストは哲学研究室から貸与予定だが，最後の授業後１週間以内に貸与されたテキストを必ず返却できる者（直接もしくは郵送）。
授業計画
1 ガイダンス　パーリ語文法の復習。
【事前学習】シラバスを読んでおくこと。前期の授業内容を復習しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
2 パーリ語原典講読１　「十二縁起」（『サンユッタ・ニカーヤ』XII, 1）
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
3 パーリ語原典講読１　「縁起解説」（『サンユッタ・ニカーヤ』XII, 2）
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
4 パーリ語原典講読１　「三和合よりの縁起」（『サンユッタ・ニカーヤ』XXXV, 107）
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
5 パーリ語原典講読１　「縁起と業」（『サンユッタ・ニカーヤ』XII, 37）
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
6 パーリ語原典講読１　「縁起中道」（『サンユッタ・ニカーヤ』XII, 46）
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
7 パーリ語原典講読１　「転法輪経」（『サンユッタ・ニカーヤ』LVI, 11）第1節から第10節まで
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
8 パーリ語原典講読１　「転法輪経」（『サンユッタ・ニカーヤ』LVI, 11）第11節から第19節まで
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
9 パーリ語原典講読１　「四諦と無記」（『サンユッタ・ニカーヤ』LVI, 8）
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
10 パーリ語原典講読１　「信等の五根」（『サンユッタ・ニカーヤ』XLVIII, 9）
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
11 パーリ語原典講読１　「群盲模象の喩」（『ウダーナ』VI, 4）第1節から第6節
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
12 パーリ語原典講読１　「群盲模象の喩」（『ウダーナ』VI, 4）第7節から第12節
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
13 パーリ語原典講読１　『法句経』第60-69偈
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
14 パーリ語原典講読１　『法句経』第172,173, 176, 182, 183, 184, 185, 194偈
【事前学習】配布プリントを事前に読んでおくこと。前回の内容を確認しておくこと。 （0.5時間）
【事後学習】授業内容を復習し課題を終えておくこと。 （1.5時間）
【授業形態】対面授業
15 授業内試験と解説（A-1-2，A-4-2）
【事前学習】これまでの内容を復習しておくこと。 （2時間）
【事後学習】試験をふり返り，前期・後期に学んだことを復習しておくこと。（A-1-2，A-4-2） （2時間）
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用するが購入する必要はなし。水野弘元『パーリ語辞典』を哲学研究室から無償貸与予定。
参考書 水野弘元 『パーリ語文法』 山喜房佛書林 2000年 第10版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(40%)、授業参画度(60%)
授業参画度は，毎回の課題の取り組み具合を中心として評価します。
授業内テストは，第15回目の授業において1度のみ実施し，評価します。
オフィスアワー 授業前後

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