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フランス語4

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令和2年度以降入学者 フランス語4
令和元年度以前入学者 フランス語4
教員名 近藤美紀
単位数    1 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業(遠隔で受講する学生に対してはzoomによる同時双方向型授業)。課題の指示は授業内で行いますが、必要に応じてBlackboardで課題の提示を行う場合もあります。
Blackboard ID 20233358
授業概要 フランス語を初めて学ぶ学生のための文法入門の授業。これまで英語を唯一の外国語として学んできた学生が、2つ目の外国語としてフランス語を学び始めるための導入の学習。基本的な発音、アルファベット、綴り字の読み方から始めて、平易なフランス語表現を通してフランス語の基本的な構造、文法規則を修得する。
授業のねらい・到達目標 まずは挨拶や自己紹介、綴り字と発音の規則から始めて、基礎を身につけていきます。日常的なやさしいフランス語のやり取りを、聞き、話し、読み書きできるようになることを目標とします。

〈日本大学教育憲章との関係〉
・世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる。(A-2-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1)

〈ディプロマポリシーとの関係〉
この科目は文理学部のDP及びCPの2、3、6に対応しています。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 授業の形式:【講義】
①文法の説明・練習問題が組み合わさった教科書を使い、フランス語の基礎力を身につけていきます。例文の発音練習も行い、声に出すことで発音を身につけ、耳を鍛えていきます。文法は、練習問題をこなすことで定着を図ると同時に、自分がきちんと理解したかを確認しながら進めていきます。
②木曜5限に対面形式で授業を実施します。
対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生は、事前にメールで教員の許可を得た上でzoomでの参加を認めます。なお、許可を受けずにオンライン参加した場合は、原則として【遅刻扱い】とします。
zoomでの参加を認める要件:
日本に入国できない留学生
基礎疾患があり、通学に不安を感じる学生
精神的な理由等により通学に不安を感じる学生
新型コロナウィルスの感染者・感染が疑われる者、及び濃厚接触者(ワクチンの副反応による体調不良は対象外)

※風邪や頭痛、腹痛などの一般的な体調不良、及びケガなどは、zoomでの参加要件を満たしません。

※オンラインで参加する学生も、当たった場合は、練習問題の回答を言ってもらったり発音をしてもらったりしますので、必ず発言できる環境で授業を視聴してください。発言できない環境での視聴は、基本的に授業に参加しているとはみなしません。
③練習問題や動詞の活用練習などを課題として出します。練習問題については、次回の授業内で当てた人に答えてもらいます。
なお、オンラインで参加した学生に対する課題の内容や提出方法については、Blackboard上で指示・提出の受け付けをします。
④課題については授業内で解説・全体講評を行います。
⑤分からないことがあったら、授業内はもちろん、メールででもいいので気軽に質問してください。
⑥到達度を確認するため、学期末に授業内テストを実施します。また、期末テストだけでなく、必要に応じて動詞の活用や単語などの小テストも行います。対面参加の学生は教室で、遠隔での参加の学生はオンラインで行います。公正を期すため、両者の試験の内容や制限時間などの実施条件は異なるものとします。
履修条件 フランス語3(前期)・フランス語4(後期)は同一教員の授業を受講すること(再履修の場合は除く)。
当科目は50名までの履修者制限を設けます。初回授業の時点で登録者が50名を超えた場合は抽選を行います。抽選の方法は初回授業で周知します。
初回の授業に必ず出席してください。やむを得ない事情がある場合は除き、欠席した学生は抽選の対象外とします。
2回目の授業後に履修登録をした学生は抽選対象外とします。
授業計画
1 前期の復習。代名動詞について学び、日常的な行動を言えるようにする。動詞pouvoir, vouloir, devoirを学び、「〜できる」「〜したい」「しなければならない」と言えるようになる(Leçon 6)。(A-6-1)
【事前学習】フランス語1で学習したことを見直しておく。 (1時間)
【事後学習】pouvoir, vouloir, devoirの活用を暗記する。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
2 「誰」「何」を尋ねる疑問文の作り方を学ぶ。曜日を言えるようになる(Leçon 6)。(A-6-1)
【事前学習】代名動詞の用法と活用を見直す。 (0.5時間)
【事後学習】これまで習った動詞や名詞を使って、「誰」「何」を尋ねる疑問文を作ってみる。(A-3-1) (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
3 動詞aller, venirを学び、「〜へ行く」「〜から来る」と言えるようになる。近接未来と近接過去を学び、現在以外の時制のことも伝えられるようになる。時期の表現を学ぶ(Leçon 7)。(A-6-1)
【事前学習】曜日のフランス語を暗記しておく。 (0.5時間)
【事後学習】aller, venirの現在形の活用を暗記する。これまで学んだ動詞を使って近接未来・近接過去の文章を作ってみる。(A-6-1) (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
4 命令法を学び、指示を出せるようになる。乗り物に関する語彙を学ぶ。様々な否定の表現を学ぶ(Leçon 7)。(A-3-1, A-6-1)
【事前学習】時期の表現について見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】これまで学んだ動詞で命令文を作ってみる。(A-3-1) (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
5 疑問副詞について学び、5W1Hを問えるようになる。動詞faireを学ぶ(Leçon 8)。(A-3-1)
【事前学習】乗り物に関する語彙と、様々な否定の表現を見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】これまで学んだ語彙を使って、疑問副詞を使った疑問文を作ってみる。(A-3-1) (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
6 疑問形容詞を学び、「どれ」「どの」を問う文章を作れるようになる。 方角や位置関係を表す語彙を学ぶ。感嘆文について学ぶ(Leçon 8)。(A-6-1)
【事前学習】faireの現在形の活用を暗記する。 (0.5時間)
【事後学習】これまで学んだ語彙を使って、疑問形容詞を使った疑問文を作ってみる。(A-3-1) (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
7 非人称表現を学び、義務、存在、天候について言えるようになる。季節に関する語彙を学ぶ(Leçon 9)。(A-2-1, A-6-1)
【事前学習】方角や位置関係を表す語彙、感嘆文について復習しておく。 (0.5時間)
【事後学習】【事後学習】非人称構文の様々な用法を復習しておく。季節に関する語彙を見直しておく。 (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
8 時間表現を学び、時刻を言えるようにする。強勢形人称代名詞を学ぶ(Leçon 9)。(A-6-1)
【事前学習】天候の言い方を復習しておく。1〜60までの数詞を見直しておく。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】様々な時刻を言ってみる。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
9 目的語人称代名詞を学び、目的語を伴った文章を作れるようになる。avoirを使った様々な表現を学ぶ(Leçon 10)。(A-6-1)
【事前学習】強勢形人称代名詞を復習しておく。avoirの活用を見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】これまでに学んだ動詞を使って、目的語人称代名詞を含んだ文章を作ってみる。(A-3-1) (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
10 中性代名詞について学ぶ(Leçon 10)。(A-6-1)
【事前学習】目的語人称代名詞の文中(肯定文・否定文・命令文)の位置を見直しておく。 (0.5時間)
【事後学習】中性代名詞の用法を見直しておく。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
11 複合過去形を学び、過去のことを言えるようになる。過去分詞と、その性数一致について学ぶ(Leçon 11)。(A-2-1, A-6-1)
【事前学習】中性代名詞を使った文を作ってみる。êtreとavoirの活用を復習しておく。 (0.5時間)
【事後学習】複合過去の用法を見直しておく。過去分詞を暗記する。 (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
12 100より多い数の数詞を学び、年号を言えるようになる。過去の時点を表す表現や、「〜したことがある/ない」という表現を学ぶ(Leçon 11)。(A-2-1, A-3-1, A-6-1)
【事前学習】複合過去の助動詞の使い分けと、過去分詞の性数一致について復習しておく。 (0.5時間)
【事後学習】学んだ表現を使って、様々な複合過去の文章を作ってみる。(A-3-1) (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
13 半過去形と大過去について学び、これまで学んだ様々な時制と組み合わせた文を作れるようになる。頻度に関する語彙を学ぶ(Leçon 12)。(A-6-1)
【事前学習】直説法現在と複合過去について復習しておく。 (0.5時間)
【事後学習】これまで学んだ動詞を使って、様々な時制を含んだ文章を作ってみる。(A-3-1) (0.5時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
14 節を導くque(英語のI think that〜などのthatに当たる)と、時制の一致について学ぶ(Leçon 12)。これまでの復習。(A-3-1, A-6-1)
【事前学習】英語の時制の一致の仕方を確認しておく。(A-3-1) (0.5時間)
【事後学習】時制の一致が起こる文章を作ってみる。(A-3-1) (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
15 授業内テストを実施する。後期の授業内容の総括をする。
【事前学習】これまでの復習をやっておく。 (2時間)
【事後学習】テストで分からなかったところを教科書で見直す。 (1時間)
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
その他
教科書 倉方健作 『『ミニマル フランス語文法』』 朝日出版社 2021年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:学期末の到達度確認の試験の結果で評価する(70%)、授業参画度:授業への参加状況、当てられた時にきちんと答えられるか、会話文を発音規則に則って読めているか、課題をきちんとやってきているかなどで評価する(30%)
文法メインの授業ではありますが、発音やヒアリングも行い、読む・書く・聞く・話す、の総合的なバランスを重視します。ただ出席するのではなく、積極的に発音することで、フランス語の音やリズムにも慣れるようにしてください。また、文法を学ぶ際には、とりわけ語の並び順や文の構造を意識しながら理解することを心掛けてください。
授業中でも授業後でもいいので、分からないことがあったらそのままにせずに質問をし、疑問点を解消した上で次の授業に臨めるようにしてください。
なお、遠隔で受講する学生に関しては、授業への参加状況はzoomの視聴状況と課題の提出によって評価します。また、授業中に当たった場合は、対面の学生同様に発言をしてもらいます。その内容も評価対象となりますので、必ず発言できる環境で授業を視聴してください。授業内テストもオンラインで行いますが、問題や制限時間など、実施方法に関して対面の学生とは異なるやり方を取ります。
オフィスアワー 質問は授業内、あるいはメールで受け付けます。後者に対する回答は、直接返信するか、授業時間内で解説の時間を設けます。

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