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令和2年度以降入学者 | アカデミック・ライティング(日本語)2 | ||||
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教員名 | 渡寛法 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業(Blackboard を通じて課題ワークシートを配信・提出) |
Blackboard ID | 20233084 |
授業概要 | 本授業は、大学で求められる日本語によるアカデミック・ライティング能力の育成を目的とします。大学では授業レポートをはじめ、あらゆる場面で、まとまりのある、論理的な文章を書くことが必要になります。アカデミック・ライティングとは何かを理解し、実際に自分の手で書くことを通して、文章力および思考力を身につけることは重要です。授業ではクラス参加者同士での対話や文章点検、協働を通して、書き手の視点・読み手の視点を行き来し、伝わる文章とは何かを考えていきます。ライティングはつきつめれば、自分との「対話」です。しかし、自分の意見や考えを自分だけでまとめていくのは難しいものです。教員とはもちろん、クラスの参加者同士での積極的な「対話」を通じて、自分の思考を整理し、筋道の立った「読み手」に伝わる文章の作成を目指します。 |
授業のねらい・到達目標 | この科目は文理学部のDP1及びCP1に対応しています。経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,倫理的な課題を理解し説明することができる(A-1-1) 本授業では、アカデミック・ライティングの基礎を学びながら、2,000字のリサーチレポートを、自信をもって書けるように、実践的にトレーニングしていきます。文章を書くプロセスを一つずつ学習・演習することによって、最終的なプロダクトが完成するように進めて行きます。本授業では、①内容②構成③文体④文献リサーチ⑤引用方法という5観点(ルーブリック)でアカデミック・ライティングを学んで行きます。 【到達目標】 ①【内容】トピックに対して、自分なりの意見とその根拠を整理して書くことができる。 ②【構成】序論・本論・結論から構成されるパラグラフ・ライティングで文章を書くことができる。 ③【文体】書き言葉と話し言葉を区別し、アカデミック・ライティングにふさわしい文体で文章を書くことができる。 ④【文献リサーチ】トピックに関して、必要な情報を文献やネット検索を通じて収集することができる。 ⑤【引用方法】APAスタイルの形式に沿って適切に引用することができ、参考文献表も作成できる。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 本授業では、毎週アカデミック・ライティングについて教科書を通して理解を深め、ワークシートによる課題文章の作成(Word)を行います。受講者は、事前学習として、教科書の指定された章を読み、自分なりの意見や疑問点を洗い出してきます。課題文章に関しては、Blackboardを通じて個別に教員からのコメントフィードバックを行います。 対面参加が困難な学生は、教員の許可を得て、オンラインによる課題研究で参加することができます。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(授業の概要、ねらい・到達⽬標、⽅法の説明。受講者の自己紹介・これまでのライティング経験の共有。)【対面】
【事前学習】シラバスをチェックし、授業全体の流れを理解する (1時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
論文とはどのような文章か【対面】(A-1-1)
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
レポート・論文の作法①題名のつけ方【対面】(A-1-1)
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
レポート・論文の作法②定義の仕方【対面】(A-1-1)
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
レポート・論文の作法③引用の示し方・文献リストの書き方【対面】
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
レポート・論文の作法④パラグラフの書き方【対面】(A-1-1)
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
レポート・論文の作法⑤事実と意見を区別する【対面】(A-1-1)
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
レポート・論文の作法⑥わかりやすい文章を書くために【対面】(A-1-1)
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
論文の型と研究方法【対面】(A-1-1)
【事前学習】教科書の該当箇所を読んで、疑問点をまとめてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
仮説論証型レポートを書く①テーマを決める【対面】(A-1-1)
【事前学習】ブレイン・ストーミングの手法について調べてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
仮説論証型レポートを書く②調べる【対面】(A-1-1)
【事前学習】自分のテーマに関して、どのような文献があるかネットでリサーチしてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
仮説論証型レポートを書く③組み立てる【対面】(A-1-1)
【事前学習】主題文とアウトラインをつくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
仮説論証型レポートを書く④執筆する【対面】(A-1-1)
【事前学習】引用を含めたアウトラインをもとに、序論・本論・結論のドラフトを書いてくる (2時間) 【事後学習】今回の授業ワークシート・課題文章を完成させる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
仮説論証型レポートを書く⑤点検する【対面】(A-1-1)
【事前学習】ルーブリックをもとにドラフトを読み直し、気がついたことをまとめてくる (2時間) 【事後学習】最終レポートを完成させる (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
レポートの相互評価・自己評価・振り返り【対面】(A-1-1)
【事前学習】最終レポートの自己評価と作成過程の振り返りをしてくる (2時間) 【事後学習】今学期の授業およびレポート作成で学んだ内容をまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 井下 千以子 『思考を鍛えるレポート論文作成法 [第3版]』 慶應義塾大学出版会 2019年 第3版 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:最終レポート(仮説論証型レポート)(50%)、授業参画度:毎回の授業ワークシート(40%)、振り返りシート(10%) 対面授業に参加できない場合は、オンラインによる課題研究で代用し、対面参加者と同じ基準で平等に評価します。 |
オフィスアワー | メールで対応します。 |
備考 | 本科目は2020(令和2)年度以降入学者が履修可能な科目です。 |