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総合研究1~8(英語で学ぶ文理融合,知のフロンティア2)

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令和2年度以降入学者 総合研究1~8(英語で学ぶ文理融合,知のフロンティア2)
令和元年度以前入学者 総合研究1~8(英語で学ぶ文理融合,知のフロンティア2)
教員名 小林和歌子
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Blackboard ID 20233070
授業概要 「英語を用いて知を楽しみ,学識を広げる」授業です。「英語で学ぶ文理融合,知のフロンティア1・2」をタイトルとして,人文系・社会系・理学系の枠を超えて,英語を用いて,様々な知を体験し,共有します。英語が,教室内で単位を取ったりテストで高得点を得たりするために学習する言語なのではなく,生活の場や学問の場などで,実際に相手の言うことを理解し,こちらの言うことも理解してもらうために使用する言語であることを体験すると同時に,英語を用いて文理融合の様々な分野の知を学び,その知を他者と共有する楽しさを実感することを目的とした授業です。さらに各領域の最先端の知に触れることも目指します。
授業のねらい・到達目標 ・「英語を学ぶ」と同時に「英語を使って学ぶ」ことの楽しみを理解する。(A-6-1)
・過剰に気負うことなく英語を用いてコミュニケーションを行うことができる心的態度を身に着ける。(A-6-1)
・自身が英語を用いて国内外で他者の意見を聞いて,自分と異なる価値観を理解・尊重し,活躍するイメージを抱くことができる。(A-1-1, A-6-1)
・英語をコミュニケーション・ツールとして用いて,グローバルな視点で教養を身に着けると同時に学問的倫理観,社会的倫理観を高めることを,あきらめない意思をもって自らに動機づけることができる。(A-1-1, A-2-1, A-5-1, A-6-1)
この科目は文理学部のDP及びCPの1,2,5, 6に対応しています。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の方法   様々な分野の教員が,オムニバス形式により,英語で授業を行います。概してまず基礎的または話題性のある内容を教員が英語で説明しますので,分野外の受講者の方も安心して出席してください。これにより,たとえば「5割る2は2余り1」,「生物は細胞でできている」,「小説の登場人物には主役と脇役がいる」といった日本語であれば当たり前の知識を,英語では表現できないこと,そしてそれは英語でしかコミュニケーションをとることができない相手にとっては「なにも知らない」に等しいことを,気づくところから始めます。そして授業後半でそれぞれの教員が現在もっとも興味をもっている分野やその分野の最先端の事情などについて,より専門的な内容に言及します。
 ただし分野や内容によって,英語によるペアまたはグループ・ディスカッションを行うなどのアクティブ・ラーニングを挟んだり,オーディオ・ヴィジュアル教材を動画で見せる,コンピュータを使用するなど,それぞれの方法が用いられます。分野による授業形式の多様性も含めて,知の多様性とそのフロンティアを学ぶことのできる方法となっています。課題の指示・フィードバックは基本的にBlackboardを通して行います。
 なお,授業計画は,実際の進行上の理由から場合によっては変更されることがあります。

感染症などの影響で対面授業に参加できない場合には,以下のようにします。
・出来るだけ早く担当教員に連絡してください。
・具体的な対応は個々の教員によって異なります。当該教員の指示にしたがってください。Blackboardに情報が掲載されることもあるので,Blackboardの掲載内容に注視してください。
履修条件 1)すでに過年度に英語オムニバス授業を修得済みの学生も履修・単位修得可(授業タイトルや担当教員等が過去のオムニバス講義から変更されているため)。
2)10月5日までにBlackboardで必ずこの科目を登録すること。
3)選抜・抽選を行った場合,結果はこの科目の初回授業の3日前(9月25日)までにお知らせします。
なお,語学としての英語の授業ではないので,英語力は問いません。
授業計画
1 Guidance ガイダンス
【事前学習】シラバスを読み、その上で自分の専攻について英語で説明できるようにする。 (2時間)
【事後学習】他の受講生からの情報を基に、文理学部における専攻について英語で説明できるように準備し、原稿をBlackboard上より提出する。 (2時間)
【担当教員】小林 和歌子(総合文化研究室)A-1, A-2, A-5,A-6
【授業形態】対面授業
2 A HIstory of Great Mathematicians 20世紀に活躍した数学者
【事前学習】ニュートン以降の時代から現在までに活躍した数学者が考えたこと、また数学以外の分野への貢献について調べてきて下さい。 (2時間)
【事後学習】数学が社会や人間の生活に与える影響について自分の考えをまとめること (2時間)
【担当教員】下元数馬(東工大理学院数学系)A-1, A-2, A-5,A-6
【授業形態】対面授業
3 Molecular Traffic in Eukaryotic Cells: What is Going on in Your Cells? 細胞内の分子流通:あなたの細胞で何が起きている?
【事前学習】細胞のつくりについて簡単に調べておく (2時間)
【事後学習】授業で学んだことについて、概要を英語でまとめる (2時間)
【担当教員】安原 徳子(生命科学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
4 Motion Analysis in Sports スポーツ動作の分析
【事前学習】健康・スポーツ教育論で使用した教科書の「バイオメカニクス」の項目を読み、基本的な用語を英語で何と表現するのか調べておく。 (2時間)
【事後学習】動作分析の活用法について、自分の意見を英語でまとめる。 (2時間)
【担当教員】関 慶太郎(体育学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
5 Ferdinand Magellan - the First Circumnavigator of the World? フェルディナンド・マゼラン - 世界最初の世界一周旅行者?
【事前学習】Please read the text of the PowerPoint presentation provided for you on Blackboard. Look up unknown words in the dictionary and make yourself familiar with the tasks for the teamwork (Blackboard で提供されている PowerPoint プレゼンテーションのテキストをお読みください。 辞書で知らない単語を調べて、チームワークのタスクに慣れてください). (2時間)
【事後学習】Please write a short essay in which you assess Magellan's "achievements" from your point of view (あなたの視点からマゼランの「功績」を評価する短いエッセイを書いてください). (2時間)
【担当教員】Thomas Schwarz(ドイツ文学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
6 Hormonal Control of Development: When and How do You Mature? 発生のホルモン制御:いつ、どのようにして大人になるのか?
【事前学習】"高等学校の「生物基礎」あるいは「科学と人間生活」で学んだ「細胞の構造」「遺伝子のはたら き」について復習しておく。上記科目を履修していない方は,インターネットを利用して「細胞」 「遺伝子発現」「遺伝子のはたらき」について少し調べておく。" (2時間)
【事後学習】授業で新たに学べたこと,あるいは再確認できたことを,自分なりに英語でまとめる。 (2時間)
【担当教員】外川 徹(生命科学科)A-1, A-2, A-6
【授業形態】対面授業
7 The World of Steven King: His Wrirings and the Film Representations スティーブン・キングの世界:その作品と映像
【事前学習】Read the excerpts from King's novels. Compare and contrast between his writings and the film representations. (2時間)
【事後学習】Write an essay (around 200 words) about the films based on King's novels. (2時間)
【担当教員】牧野 理英(英文学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
8 Thinking about chemistry related to our lives 身の回りにある「化学」について考えてみる
【事前学習】私たちの生活に役立つ身の回りの化学製品を一つ選び,それについて簡単な英語で説明できるようにしてくる。 (2時間)
【事後学習】他の受講生の考えや授業で学んだことを踏まえた上で,化学の役割について自分の考えを英語でまとめる。 (2時間)
【担当教員】嶋田 修之(化学科)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
9 Examining Your Philosophical Beliefs Critically 自分の哲学的な考えを批判的に吟味する
【事前学習】事前配布された資料を読み、わからない単語を調べておく。 (2時間)
【事後学習】授業で取り上げられた対立する二つの哲学的な考え方を参考に、 自分の考えとそれを支持する理由をまとめる。 (2時間)
【担当教員】鈴木 生郎(哲学科)A-1, A-2, A-6
【授業形態】対面授業
10 Think about Why It Matters?: Gender Equality and Women’s Empowerment from the United Nations Commission on the Status of Women 国連女性の地位委員会 CSW (the United Nations Commission on the Status of Women) から、世界のジェンダーの動きを考える
【事前学習】事前に会議録などの資料を提供します。それを読んで用語などの確認をお願いします。 (2時間)
【事後学習】国連の会議のビデオを見て,ジェンダーの問題を英語で聞いて,自分の考えをまとめる(英語) (2時間)
【担当教員】鴨澤 小織(社会福祉学科)A-1,A-2,A-5
【授業形態】対面授業
11 Japanese Literature from the Perspective of the International Student Literature Award and the Street Literature Award (Homeless Literature Award) 留学生文学賞と路上文学賞(ホームレス文学賞)から考える日本語文学
【事前学習】事前の配布資料を読み、整理をしておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて、指示された課題を行うこと。 (2時間)
【担当教員】高 榮蘭(国文学科)A-1,A-2,A-5
【授業形態】対面授業
12 Experience What Computation Is through Viscuit Programming 計算って何だろう? ー Viscuit プログラミングを通じて ー
【事前学習】Blackboard での指示に従い,CS Unplugged の動画を視聴してください。 (2時間)
【事後学習】Blackboard での指示に従い,Viscuit で作品を制作してください。 (2時間)
【担当教員】谷 聖一(情報科学科)A-1, A-3, A-4
【授業形態】対面授業
13 How are Japanese Youth Constituted as a Social Problem? 日本の若者はどのように社会問題化されるのか
【事前学習】事前の配布資料を読み、メモを作成してくる (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて、課題を提出する (2時間)
【担当教員】小川 豊武(社会学科)A-1,A-2,A-5
【授業形態】対面授業
14 The Sociology of Romantic Love and Friendship 友情と恋愛の社会学
【事前学習】事前の配布資料を読み、メモを作成してくる (2時間)
【事後学習】授業内容を踏まえて、課題を提出する (2時間)
【担当教員】久保田 裕之(社会学科)A-1,A-2,A-5
【授業形態】対面授業
15 Closing クロージング
【事前学習】本講義において最も興味深かった授業について英語で纏めて発表する準備をすること。 (2時間)
【事後学習】自分並びに他の受講生が最も興味深かったとした講義内容について英語で説明できるようにする。 (2時間)
【担当教員】小林 和歌子(総合文化研究室)A-1, A-2, A-5, A-6
【授業形態】対面授業
その他
教科書 特になし
参考書 特になし
成績評価の方法及び基準 授業参画度:リアクションペーパーの提出ペアもしくはグループワーク等(50%)、事前学習・事後学習の実施状況によって評価する。(50%)
積極的な授業参画を求めます。
・感染症などの影響で「対面授業」に参加できない学生については,各回の担当教員により対応が異なります。Blackboardなどを通じて必ず担当教員に連絡し,指示を仰いてください。
オフィスアワー 授業終了後
備考 昨年度は,英語オムニバス講義の正課授業とは別に,自由参加の各種の課外授業(COIL,英語連続特別講演会など)を実施しました。本年度についてもこうした課外授業が実施可能になった際には,授業内の広報およびBlackboardを通じて,受講生のみなさんに案内する予定です。

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