検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 情報と社会 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 情報と社会2 | ||||
教員名 | 毛利康秀 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 対面型授業(Blackboardより教材レジメとPowerPoint資料を配信します。) |
Blackboard ID | 20233063 |
授業概要 | 社会の情報化が高度に進展しつつある現在、情報についての理解を深めていくには、技術的な側面のみならず社会的な視点からのアプローチも不可欠である。この講義では「情報化と社会との関わり」という観点から考察を深めていく。理科系分野と文科系分野の橋渡しになるような内容を目指している。 |
授業のねらい・到達目標 | 社会的な視点から「情報」ならびに「情報化」について考えていく。 基本的な概念を押さえつつ、情報化していく社会の歴史的な経緯にも注意を払いながら、現代社会における情報化の諸相が把握できるようになることを目的とする。授業で学んだ様々なテーマについて、それを知らない人に分かりやすく説明することができるようになることを目標とする。 ・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) ・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) ・新しいことに挑戦する気持ちを持つことができる。(A-5-1) この科目は文理学部のディプロマポリシーDP3-5及びカリキュラムポリシーCP3-5に対応している。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 毎回プリントを配布し、プリントに添って講義形式で進めていく。対面授業が難しい場合は、PowerPoint資料に動画を付加したオンデマンド型授業を実施する予定である。理解度をはかるため、プリントの末尾にて毎回小課題を出す。 小課題のフィードバックは、第15回の授業時に解説する形で行う。 対面参加できない学生の要件は学部の方針に従う。 対面参加できない学生は、オンデマンド動画配信および小レポート課題によって代替する。詳細は別途Blackboardから指示する。 |
履修条件 | 受講希望者が多数になる時はCHIPSによる抽選を行う。 事前に抽選となる場合があるので、掲示板等で情報を確認しておくこと。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
授業内容の説明、受講にあたっての注意事項などを説明します。(A-3-1)
【事前学習】シラバス全体に目を通し、授業全体の流れを理解すること。(A-5-1) (1時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードを確認しておくこと。(A-3-1) (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
人間にとって情報とは何か? 社会生活を送るためには、物質的な資源は勿論、情報の活用も不可欠です。ここでは、人間にとって「情報」とは何かについて、「データ」「知識」というキーワードも合わせて考えます。(A-3-1) 【事前学習】辞書や複数のインターネットサイトを参照して、「情報」「データ」「知識」の意味を調べておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
社会の情報化とは何か? 現在の私達は、高度に情報化された社会に暮らしていると言われます。ここでは、情報化社会とは何かについて学習します。(A-3-1) 【事前学習】インターネットを活用して、IT、ICTの意味および両者の違いを下調べしておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
情報技術革新の歴史を考える(1)電気を使わない時代の情報通信 社会の歴史は情報通信技術の発達の歴史とともにあります。ここでは、電気を使わない時代の情報通信技術について概観します。(A-3-1) 【事前学習】中学・高校時代に学習した世界史の知識を再確認しておく(18世紀まで)。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
情報技術革新の歴史を考える(2)電気通信の発明以降の世界情勢の変化 電気通信の発明は、情報伝達を飛躍的に速め、国家の盛衰をも左右しました。ここでは、電気通信の国際社会への影響を説明します。(A-3-1) 【事前学習】中学・高校時代に学習した世界史の知識を再確認しておく(19世紀以降)。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
現代の情報技術の特徴 インターネットのない生活はもはや考えられません。ここでは、インターネットを支えるデジタル技術・ネットワーク技術について学習します。(A-3-1) 【事前学習】コンピュータの五大機能、アナログとデジタルの違いについて下調べしておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
情報技術の革新と社会の変容 電子式卓上計算機(電卓)の普及とコンピュータの進化は密接な関係にあります。ここでは、電卓の発達史を確認しながら、情報技術の革新と社会の変容について学びます。(A-3-1) 【事前学習】インターネットを活用して、「電卓戦争」のキーワードについて下調べしておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ネットワークと社会構造―ネットワークとは何か 人間と社会のつながりはネットワークという言葉でも表されます。ここでは、ネットワークとは何かについて学習し、その理解を深めます。(A-3-1) 【事前学習】インターネットを活用して、「ネットワーク」「社会構造」「社会資本」「社会関係資本」の意味を調べておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
コミュニケーションと社会―コミュニケーションとは何か 人間社会の基礎をなすコミュニケーションとは何かについて確認し、コミュニケーションの歴史的な発達について学習します。(A-3-1) 【事前学習】インターネットを活用して、「コミュニケーション」「コンテンツ」「コンテクスト」の意味を調べておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
メディアと社会―メディアとは何か メディアはコミュニケーションを媒介するものであり、人間社会に不可欠なものです。ここでは、メディアとは何かについて理解を深めます。(A-3-1) 【事前学習】インターネットを活用して、「メディア」「マス・メディア」「パーソナル・メディア」の意味を調べておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
マス・メディアとは何か 「メディア」の中で特にマス・メディアについて着目し、その特徴ならびに機能について学習します。 【事前学習】代表的なマス・メディアとして挙げられる「新聞」「雑誌」「ラジオ」「テレビ」について、下調べをしておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
パーソナル・メディア、ネットワーク・メディアとは何か 「パーソナル・メディア」「ネットワーク・メディア」の特徴を確認し、その社会的機能の変容について学習します。 【事前学習】インターネットを活用して、「CGM」「ネットワーク・コミュニティ」の意味を調べておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
情報化社会と知的財産権 情報化社会の進展に伴い、知的財産権への注目が高まりつつあります。ここでは、知的財産権とは何かについて学習し、これを尊重することがなぜ重要なのかについて理解を深めます。(A-3-1) 【事前学習】インターネットを活用して、「知的財産権」「産業財産権」「著作権」の意味を調べておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
情報化社会を生き抜くために 情報技術は今後ますます発達し、社会もあり方も変容していくことが予測されています。ここでは、現代の情報化社会を生き抜くために押さえておきたい知識について確認します。(A-3-1, A-4-1) 【事前学習】インターネットを活用して、「情報過多」「情報リテラシー」「メディア・リテラシー」の意味を調べておく。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】授業中に配布したプリントに記載されている主要なキーワードについて、それを知らない人に説明出来るよう授業内容を取りまとめておく。(A-3-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
講義内容の整理と解説 これまでの授業で説明してきた内容について総復習して学習内容の到達度を確認し、レポート作成の要領について説明します。(A-3-1, A-4-1) 【事前学習】これまでに配布されたプリントに欠けがないかを確認し、ひととおり通読しておくこと。(A-5-1) (2時間) 【事後学習】自分にとって分かりにくかった分野について、詳しい説明ができるかどうか繰り返し確認すること。(A-3-1, A-4-1) (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 教科書は特に使用しない。毎回プリントを配布する。 |
参考書 | 参考となる資料も適宜配布する。授業の理解度を高めるための参考書を適宜紹介することがある。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:試験を兼ねた期末レポートの内容で評価する(1回)(70%)、授業参画度:出席確認を兼ねた毎回の小課題によって参画度をはかる(15回)(30%) 最終的な評価は期末試験または期末レポートで行うが、小レポート課題の内容も成績に反映する。 対面での授業参加が難しい学生には、オンデマンド動画に関する小レポート課題および期末レポート課題によって代替する。詳細は別途Blackboardから指示する。 |
オフィスアワー | 授業の前後の時間帯。メールでの質問も歓迎。詳細は初回授業時に説明する。 |
備考 | ・学生の興味・関心や理解度に応じて内容を多少調整することもあるが、おおよそ授業計画に示す内容で進めていく予定である。 ・原則として、授業に入る前に前回の学習内容の確認を行う。日頃から講義内容の理解に努めておくこと。 ・やむを得ない理由で欠席する場合は欠席届を提出すること(書式自由)。 |