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地球科学

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令和2年度以降入学者 地球科学
令和元年度以前入学者 地球科学
教員名 菊地輝行
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
(実務経験のある教員による科目)
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 対面授業(一部遠隔授業),遠隔授業の場合は,オンデマンド型
Blackboard ID 20230075
授業概要 地球科学の諸分野のうち、⾝の回りに存在し、⽇常⽣活と深く関わるわが国の地質と水の諸事情について学ぶ。電力系の建設コンサルタントにて、斜面災害に関する調査・研究に携わってきた教員が豊富なその実務経験を活かし、地質環境と自然災害に関して基礎的な知識から⾝近で⽣活に直接関係する内容まで幅広い範囲について講義する。
授業のねらい・到達目標 私たちは、生活のいろいろな場⾯で地質に関係する種々の問題に直接・間接的に影響を受けることがある。このような場合、⾃分⾃⾝で関⼼を持ち、問題解決の糸⼝を掴めるようになることをこの授業を通しての目標とするが、具体は以下のとおりである。
・身の回りの生活環境と地質との係わりについて関心を持ち,地形・地質の形成について理解できるようになる。
・近年話題になった地質と建設との関わりを理解できるようになる。
・わが国の地形・地質の成り立ちの特徴、および隆起・沈降の意味を理解できるようになる。
・気候の変動と環境の変化について理由を説明することができるようになる。
・国内外の斜面災害の歴史や地域特性を理解できるようになる。
・わが国における地盤沈下の実情と原因、沈下によりもたらされる被害や課題を理解できるようになる。
・液状化現象とその原因が説明でき、対策を理解できるようになる。
・日本の斜面災害の特徴が説明でき、事例を通じて河川の制御方法、歴史を理解できるようになる。
・自然災害のリスクの考え方について理解し,現状について説明できるようになる。
・公刊資料の存在意義と活用について,その目的を理解できるようになる。
・公刊資料の意味を理解し、わが国・身近な土地における地形・地質概況を説明できるようになる。

ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係:
この科目は⽂理学部(学⼠(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP2,3,4およびカリキュラムポリシーCP2,3,4 に対応しています。

日本大学教育憲章との関係:
・世界諸国の災害史,地形,地質を概説できる。(A-2-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察すを通じて重要性を説明できる。(A-3-1)
・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1)
授業の形式 講義
授業の方法 Blackboardを通してオンデマンドまたは予習用の教材(原則PDF資料)を授業計画の第1回~第13回、第15回の順に配信します。教材のうち第2回~第13回に配信されるpdf資料は使用するPowerPoint資料の一部をまとめたものであり、これを予習などに使用すること(第1回および第15回にはpdf資料の配信はない)。第14回では、Blackboardによりオンラインで試験(テスト)を実施する予定です。

対面授業に参加できない場合,事前にご相談ください.
(1)対面型授業に参加できない場合は,対面型授業終了後,Blackboardに記載している期日までに動画を視聴する.
履修条件 CHIPSによる抽選を行う
授業計画
1 概要説明と授業の進め⽅(A-2)(対面授業)
初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解する。 (1時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、第1回の講義で説明のあった内容・分野について理解を深め、また⽇常⽣活においても関連事項について関⼼を持っておくこと。 (2時間)
2 身の回りの地質に関わる事象(A-3, A-4)(対面授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。特にこの回で講義する地形・地質の違いに関しては、私たちの生活にも異なった影響を与える。この点を踏まえて事前学習を行うこと。 (1時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
3 我が国の地形・地質の成り立ち その1(A-3, A-4)(対面授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。「山地」と「平野部」における地盤形成の違いに留意して事前学習を行うこと。 (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。「山地」と「平野部」の違いに留意すること。 (2時間)
4 我が国の地形・地質の成り立ち その2(A-3, A-4)(対面授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。「火成岩」と「堆積岩」における建設立地条件の違いに留意して事前学習を行うこと。 (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。「火成岩」と「堆積岩」の違いに留意すること。 (2時間)
5 気候の変動と環境の変化について(A-3, A-4)(対面授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。気候変動に関する客観的な情報にはどのようなものがあるかに留意して事前学習を行う. (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。気候変動に関する客観的な情報に関してまとめを⾏うこと。 (2時間)
6 斜面災害の歴史~海外の事例~(A-3, A-4)(対面授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
7 斜面災害の歴史~国内の事例・地震によるもの~(A-3, A-4)(対面授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
8 斜面災害の歴史~国内の事例・水害によるもの~(A-3, A-4)(対面授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し,斜面災害に関する事例について情報収集してノートにまとめてておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
9 地震による災害︓液状化 (A-3, A-4)(対面またはオンデマンド授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し,地震に関する災害事例について情報収集してノートにまとめてておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
10 火山による災害 (A-3, A-4)(対面またはオンデマンド授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し,火山における災害事例について情報収集してノートにまとめてておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
11 自然災害におけるハザードマップの役割と地質リスクの評価 (A-3, A-4)(対面またはオンデマンド授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
12 公刊資料の存在意義と活用について,その目的を理解する。 (A-3, A-4)(対面またはオンデマンド授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。授業内容のまとめを⾏うこと。 (2時間)
13 わが国・身近な土地における地形・地質概況を説明できる (A-3, A-4)(対面またはオンデマンド授業)
【事前学習】まずpdf資料で予習し⾃らの課題を整理しておくこと。「自分ならどの地域に住みたいか」を想定し,客観的に述べられるようにする (2時間)
【事後学習】課題が解決されたかを確認すること。「自分の住みたい地域」に関して授業内容のまとめを⾏うこと。 (3時間)
14 試験(テスト)による到達度の確認【資料参照可】(A-3, A-4)(対面またオンデマンド授業)試験については前もってお知らせする。
【事前学習】前回までの授業内容の総復習を⾏うこと。 (3時間)
【事後学習】課題がある場合はそれを整理しておくこと。 (2時間)
15 試験(テスト)の正解および解説をおこなう。これまでの復習・解説を⾏い授業の理解を深める。(A-2, A-3, A-4)(対面授業)
【事前学習】前回事後学習で課題があることが分かった場合はそれについて理解・解決を図ること。 (2時間)
【事後学習】授業全体を通し、⾃らの課題に関して理解・解決が図られたことを再確認し、不⾜の場合は⾃習により補っておくこと。 (2時間)
その他
教科書 教科書はなく、教材としてオンデマンド教材(PowerPoint資料、およびpdf資料)を配信するので、これを参照すること。
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
試験(テスト)の結果、60%以上の正解を合格とする。
オフィスアワー 遠隔授業の場合は,e-mail を用いて適宜.
対面授業の場合は,講義終了後適宜.

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