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| 令和2年度以降入学者 | 歴史学演習2 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 長沼宗昭 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業の形態 | 対面授業 BlackboardコースID:20224754 |
|---|---|
| 授業概要 | 史料(英文)に即して、近代ヨーロッパ各国・各地域における、反ユダヤ主義・反セム主義の在り方について検討する。 |
| 授業のねらい・到達目標 | 当該史料が、どのような歴史的文脈の中で作成・発出され、その結果どのような意味を持ちえたか理解し、説明できるようになる。 |
| 授業の方法 | 授業の形式:【演習】 英語で編集された、次の史料集に採録された史料を精読しながら、それに基づいて検討・討論を進めていく。 P.R.Mendes-Flohr & J.Reinharz(ed.), The Jew in the Modern World, A Documentary History, N.Y./Oxford (Oxford U.P.),1980. 対面の授業に参加出来ない要件を満たした場合は、ZOOMで参加し、指定日時までにBlackboardに配信する課題を提出すること。 |
| 履修条件 | 歴史学演習1の受講者を対象とする。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
F.-M.A.de Voltaire, Jews.(PP.252-253)
【事前学習】ヴォルテールについて予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 2 |
I. de Pinto, An Apology for the Jewish Nation. (pp.253-255)
【事前学習】フランス啓蒙思想全般について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 3 |
F.-M.A.de Voltaire, Reply to de Pinto. (p.256)
【事前学習】革命前のフランスにおけるユダヤ人の状況について、出来る範囲で予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 4 |
J.G.Fichte, On the French Revolution. (pp.257-258)
【事前学習】フィヒテについて予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 5 |
D.H.Epiphanes, A Demonstration of the Necessity of Exterminating the Jews. (pp.261-262)
【事前学習】ウィーン体制について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 6 |
B.Bauer, The Jewish Problem. <1> (PP.262-265)
【事前学習】ヘーゲル左派の思想家たちについて、出来る範囲で予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 7 |
B.Bauer, The Jewish Problem. <2> (PP.262-265)
【事前学習】ヘーゲル左派の思想家たちについて、出来る範囲で予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 8 |
K.Marx, On the Jewish Problem.<1> (pp.265-268)
【事前学習】出来れば、マルクス「ユダヤ人問題に寄せて」を、岩波文庫版でも光文社版でも、どちらでもよいから読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 9 |
K.Marx, On the Jewish Problem.<2> (pp.265-268)
【事前学習】出来れば、マルクス「ユダヤ人問題に寄せて」を、岩波文庫版でも光文社版でも、どちらでもよいから読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 10 |
Richard Wagner, Jewry in Music. (pp.268-271)
【事前学習】ワーグナーの思想的側面について、出来る範囲で予習しておく。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 11 |
Wilhelm Marr, The Victory of Judaism over Germandaom. (pp.271-273)
【事前学習】テクスト中に登場する人名について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 12 |
K.E.Duehring, The Question of the Jew Is a Question of Race. (pp.273-274)
【事前学習】出来れば、ルース・ベネディクト『レイシズム』(講談社学術文庫)を読んでおく。 (3時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 13 |
E.-A.Drumont, Jewish France. (pp.276-277)
【事前学習】フランス第三共和政について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 14 |
A.Stoecker, What We Demand of Modern Jewry. (pp.278-280)
【事前学習】ドイツ統一の過程について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| 15 |
1.H.v.Treitschke, A Word About Our Jewry, 2.Th.Mommsen, Another Word About Our Jewry. (pp.280-287)
【事前学習】ドイツ帝国(第二帝政)の憲法について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容を復習する。 (2時間) |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 後期開講時に、史料集該当部分のテクストをコピーして配布する。 |
| 参考書 | 使用しない |
| 成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:報告、発言内容に応じて評価する。(100%) 対面授業に参加出来ない要件を満たし、ZOOMで参加した場合、別途指示する課題の提出によって評価する。対面授業での評価と差が出ることはない。 |
| オフィスアワー | 質問や相談への対応は、授業期間中に、あるいは電子メールを通じて、随時行う。 |