文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 史学専攻 > 東洋史演習4
日本大学ロゴ

東洋史演習4

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 東洋史演習4
教員名 石橋崇雄
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 オンライン遠隔授業(課題研究)  Blackboard ID:20224750
授業概要 論文ならびに文献資料類をめぐる検討能力と分析能力を涵養する課題演習.
授業のねらい・到達目標 歴史学研究・考古学研究に必要な文献資料類の読解力ならびに文献資料類の検証力と批判力を涵養します。広く歴史学・考古学一般における文献資料類を検証し批判する試みの一環として、東ユーラシア世界に関わる文献史料類を読解し批判する課題研究に取り組んでもらい、単にそこに書かれていることを解釈するだけにとどまることなく、様々な視点から考察することを通じてその文献が発表された時代や背景等をも的確に理解する力も習得してもらいます。受講生諸子には、本演習を通して他分野における研究状況を理解し、自らの専門分野だけでなく、歴史学・考古学について総合的に把握できる能力を涵養することに努めていただきます。また、この課題研究によって学会等におけるプレゼンテーション能力を育成することにもなると期待しています。
授業の方法 授業の形式:【演習】
授業の形式:【講義,演習,実験,実習,実技,研究,講究,ゼミ】
現在の社会状況に鑑み、Blackboard上の「課題研究」による「オンライン遠隔授業」で実施します。受講生はBlackboard上に提示される毎回の課題研究に対する回答をBlackboard上に提出するとともに、その内容を自己の論文準備に活用するように努めて下さい。受講生は、初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をし、また、受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認するようにして下さい。
履修条件 毎回の課題研究に回答することが履修条件になります。
授業計画
1 各自の論文と文献資料の検証作業1(遠隔授業)文献資料の検索準備。
【事前学習】卒業論文段階での先行研究整理内容を確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】報告対象となる先行研究成果の選出を開始する。 (2時間)
2 各自の論文と文献資料の検証作業2(遠隔授業)文献資料の検索作業
【事前学習】報告対象として選出した先行研究成果の書誌データを作成し提出する。 (2時間)
【事後学習】報告対象先行研究成果の分析を開始する。 (2時間)
3 各自の論文と文献資料の検証作業3(遠隔授業)文献資料の構成分析準備
【事前学習】課題研究の結果について検討する 。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を実施する。 (2時間)
4 各自の論文と文献資料の検証作業4(遠隔授業)文献資料の構成分析作業
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
5 各自の論文と文献資料の検証作業5(遠隔授業)文献資料の第1構成分析準備
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
6 各自の論文と文献資料の検証作業6(遠隔授業)文献資料類の第1構成分析作業
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
7 各自の論文と文献資料の検証作業7(遠隔授業)文献資料の第2構成分析準
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
8 各自の論文と文献資料の検証作業8(遠隔授業)文献資料の第2構成分析作業
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
9 各自の論文と文献資料の検証作業9(遠隔授業)文献資料の第3構成分析準備
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
10 各自の論文と文献資料の検証作業10(遠隔授業)文献資料の第3構成分析作
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
11 各自の論文と文献資料の検証作業11(遠隔授業)文献資料の第4構成分析準備
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
12 各自の論文と文献資料の検証作業12(遠隔授業)文献資料の第4構成分析作業
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
13 各自の論文と文献資料の検証作業13(遠隔授業)文献資料の第5構成分析準備
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
14 各自の論文と文献資料の検証作業14(遠隔授業)文献資料の第5構成分析作業
【事前学習】課題研究の結果について検討する。 (2時間)
【事後学習】先行研究ならびに文献資料の構成分析準備を修正する。 (2時間)
15 定期試験としての総括課題研究(遠隔授業)
【事前学習】各回の課題研究の全体をふまえて、修士論文作成の前提となる研究水準を整理・まとめておく。 (2時間)
【事後学習】修士論文作成に際して乗り越えが必要となる先行研究成果の調査・分析を開始する。 (2時間)
その他
教科書 毎回の課題研究のなかで適宜示し、特定の教科書は用いません。
参考書 授業内で適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度:課題研究の内容と総括課題研究の内容(100%)
毎回の課題研究に回答することが単位認定のための基本条件(50%)になり、単位認定のための評価は最終段階の「定期試験としての総括課題研究」に対する回答の結果(50%)によって判定します。積極的に授業に参加し、史料読解についてきちんと当該文献を理解し、正確に解読できているかを判断します。
オフィスアワー Blackboard上で適宜、実施します。

このページのトップ