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特殊研究ゼミナール1

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令和2年度以降入学者 特殊研究ゼミナール1
教員名 久米依子
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業。一部オンデマンド型を含む。詳細は第1回授業で提示する。対面参加が困難で、教員の許可を受けた学生は、Bb上にあげたパワーポイントや音声を視聴し、期日までに課題を提出することで出席に代えることができる。
Blackboard ID︓20220737
授業概要 近現代小説を読むためのゼミナール。卒論制作に役立つスキルを身に付ける。
授業のねらい・到達目標 〈授業のねらい〉
各自の卒業論文作成を最終的目標としてテーマを検討し、論文作成の方法を習得する。
〈到達目標〉
近現代文学のテクストを読解しながら、4年生の卒論制作の方法や、テーマの理解を深める過程を学び、3年生は、各自の研究テーマ設定のための調査方法を身に付けることを目標とする。
資料収集、文献の読み方と整理、論考の構成や論文執筆の手続きなど、自らのテーマを展開するための具体的なやり方を身に付ける。

この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。

なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士)のディプロマポリシーDP1,2,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,5,6,7,8に対応している。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)
・日本文学・日本語学研究の専門性をもって,世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-3)
・日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3)
・日本文学・日本語学研究に関わる問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3)
・日本文学・日本語学研究のスキルを活用しながら,責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる。(A-5-3)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら,さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3)
・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら,集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3)
・日本文学・日本語学研究の専門性に基づきながら,学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる。(A-8-3)
・中学高校の教員としての経験、また教科書編集にあたってきた経験にもとづき、発表やプレゼンテーションのしかた、質疑や討論の方法についても指導を行う。
授業の方法 授業の形式:【ゼミ】
受講生の関心にしたがってテクストを取り上げ、担当者はレジメを作成し、受講者はそれに対する意見を述べる。
第1回に全体的なガイダンスを行い、テクストの選択や発表担当の決め方を指示する。
第2回で発表担当を決め、テクストを選択し、資料作成の方法も説明する。レジメ担当者は事前相談をするようにする。
第3回~4回では資料収集や文献の使い方、立論についての説明、また卒業論文執筆までの年間計画を立てることを学ぶ。
第5回から発表に入ることとし、毎回の発表者は事前指導を教員と行う。ゼミ生には事前に発表作品の資料を配る。発表者以外は、その資料を授業前に読み、多様な作品を読み解く能力を育てる。
発表後にクラスでディスカッション(掲示板使用の可能性あり)を行い、感想を提出し、最終的には、ゼミナール2につなげるレポートを書く力を養う。対面参加が困難な学生で教員の許可を受けた者は、Bb上にあげた資料の視聴と課題のの課題を期限までに提出して出席に代えることができる。発表が対面で困難な場合はZoomを利用する。フィードバック方法等については、授業内で指示する。
履修条件 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は第1回目の授業で申し出ること。 
授業計画
1 【対面授業】全体スケジュールを確認し、自分のテーマについても考える(A-1-3)
【事前学習】発表したいテクストを選定する (2時間)
【事後学習】発表するテクストの調査を開始する (2時間)
2 【オンデマンド型授業】レジメ作成担当の決定、前期スケジュールの確認
【事前学習】発表担当日のスケジュールを考える (2時間)
【事後学習】先行論などを調査する (2時間)
3 【オンデマンド型授業】調査と資料収集の方法を確認(A-2-3)
【事前学習】集めている資料を整理する (2時間)
【事後学習】発表に必要な資料を再確認する (2時間)
4 【オンデマンド型授業】読解の方向性を確認する(A-2-3)
【事前学習】テクストの読解の可能性を考える (2時間)
【事後学習】読解の中心点問題を決める (2時間)
5 【対面授業】担当者による発表開始
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】レジメの作成のポイントを理解する (2時間)
6 【対面授業】対象テクストのテーマの理解を深める(A-3-3)
【事前学習】発表者のテクストついて配布プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】読解テーマを明晰にするコツを整理しておく (2時間)
7 【対面授業】同時代状況を確認し作品の背景を考える
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】時代状況を作品から読む方法を考える (2時間)
8 【対面授業】作家情報を調査し作品読解に利用する(A-4-3)
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】作家の情報の整理の仕方を考える (2時間)
9 【対面授業】登場人物の言動に注目し、読み解く
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】登場人物を理解するための考え方を整理する (2時間)
10 【対面授業】表現の特色・語りの性質を考える(A-5-3)
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】表現の特色の捉え方を整理する (2時間)
11 【対面授業】物語構造を把握する方法を考える(A-3-6)
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】ストーリーの流れのつかみ方を理解する (2時間)
12 【対面授業】レジメの効果的な仕上げ方を考える
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】効果的なレジメの作成を考える (2時間)
13 【対面授業】レポート・卒論に発表を反映させる
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】レポート作成の準備に取りかかる (2時間)
14 【対面授業】疑問点の洗い出し、今後の課題を確認(A-7-3)
【事前学習】発表したテクストの特色・問題点を整理する (2時間)
【事後学習】レポートにまとめるべきことを理解する (2時間)
15 【対面授業】これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-8-3)
【事前学習】レポートのミスがないかチェックを行う (2時間)
【事後学習】レポートの反省点を考える (2時間)
その他
教科書 主としてプリント使用。テキストによっては、購入する場合もある。
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート:授業に関するレポート作成。(40%)、授業参画度:発表作品に関する意見の表明。(60%)
授業参画度は、レジメ作成、掲示板ディスカッションへの参加、感想の提出を含む。対面参加が困難で、教員の許可を受けた学生は、Bb上にあげたパワーポイントや音声を視聴し、期日までに課題を提出することで評価する。

A-1,2,3,4,5,の達成度については授業内の課題で、6,7,については授業内の意見表明で、8,の達成度については最終レポートで評価する


オフィスアワー 月曜昼休み、水曜昼休み、木曜昼休み 7号館4階久米研究室

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