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令和2年度以降入学者 | データ処理基礎 | ||||
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令和元年度以前入学者 | コンピュータデータ処理基礎 | ||||
教員名 | 田中絵里子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コンピュータ科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業(オンデマンド型動画配信を7/15含む) Blackboard コースID︓20220572 |
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授業概要 | コンピュータを利用した初歩的な各種データ処理を学修する。学科専門科目の学習に役立つよう,様々な種類のデータを演習で扱う。 実データを用いた演習を通し,データを「読む」「分析する」「説明する」といった利活用を行うための基本的な素養を身につける。 |
授業のねらい・到達目標 | コンピュータを利用したデータ整理,統計処理,グラフ化,データベース機能の活用,シミュレーションなど,基礎的なデータ処理方法を身に付けることを目標とする。 <授業のねらい> ・様々なデータの読み方を理解し,コンピュータ上で適切に管理することができる ・代表的な分析の手法を学び,データに合わせた分析手法を適用することができる ・データや分析結果を効果的に表現し,レポートにまとめることができる <到達目標> ・AI時代においてデータの果たす役割とその価値を理解し適切に管理することができる ・実データを含めたデータ全般を表形式に整理しまとめることができる ・基本統計量を中心とした数値要約を行うことができる ・時系列データについてグラフ化し回帰分析を行うことができる <日本大学教育憲章との関係> 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) 事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部のDP及びCP3,4に対応している。 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1) 事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1) |
授業の方法 | 授業の形式:【講義および演習】 PC教室で1人1台のPC環境のもとに授業を進めていく。 各講義では毎回,授業内容の確認のための小テストまたは小課題の出題を行う。 教材提示やレポート提出等は学内共通LMSであるBlackboardを利用する。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学修を目安とする。 また対面参加が困難な学生については,教員の許可を受けたうえで,Zoomにてオンライン参加ができることとする。許可を受けずにオンライン参加を行った場合,欠席扱いとするので注意すること。 対面・オンライン参加の学生ともにBlackboardから提出できる小テストまたは小課題を毎週課すので,期日までに提出してもらう。 【対面以外の講義回について】 オンデマンド配信を行う週については,授業日の前日までに講義資料を公開するので,期日(おおむね1週間)までに小テストまたは小課題をBlackboardから提出すること。 |
履修条件 | 初年次必修科目「情報リテラシー」を受講済みまたは同等以上の知識があること。 1年生は後期からの履修とする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(A-3-1, A-4-1)【対面授業】 授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する,アプリケーションの準備,AI時代におけるデータの重要性 【事前学習】情報リテラシーの7章「情報の分析」について復習しExcel上で確認する (2時間) 【事後学習】教科書のp.i~iiを読みデータ処理の必要性について復習する (2時間) |
2 |
統計の基礎と基本操作(A-4-1)【オンデマンド授業】 データの性質,基本統計量,データシートの作成,書式設定 【事前学習】教科書p.1~30を予習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】演習問題をBlackboardで提出する (2時間) |
3 |
関数(1)(A-3-1, A-4-1)【対面授業】 セル参照,関数,文字列操作 【事前学習】教科書p.31~56を予習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】演習問題をBlackboardで提出する (2時間) |
4 |
関数(2)(A-3-1, A-4-1)【対面授業】 統計解析 【事前学習】教科書p.31~56を予習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】演習問題をBlackboardで提出する (2時間) |
5 |
クロス集計(A-4-1)【オンデマンド授業】 条件付きの集計関数およびピボットテーブルの利用 【事前学習】教科書p.57~72を予習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】演習問題をBlackboardで提出する (2時間) |
6 |
グラフ(1)(A-3-1, A-4-1)【対面授業】 統計データを用いたグラフ作成 【事前学習】教科書p.73~90を予習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】演習問題をBlackboardで提出する (2時間) |
7 |
グラフ(2)(A-3-1, A-4-1)【オンデマンド授業】 第1課題 【事前学習】これまでの学修内容を復習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】第1課題をBlackboardで提出する (2時間) |
8 |
分析ツール(A-3-1, A-4-1)【オンデマンド授業】 度数分布とヒストグラム,t検定 【事前学習】教科書p.91~104を予習し,要点・疑問点を整理しておく (3時間) 【事後学習】演習問題をBlackboardで提出する (2時間) |
9 |
データベース(A-4-1)【オンデマンド授業】 VLOOKUP関数,INDEX関数,MATCH関数を用いたデータ抽出 【事前学習】教科書p.105~110を予習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】演習問題をBlackboardで提出する (2時間) |
10 |
マクロの基礎(A-4-1)【対面授業】 マクロを用いたデータ処理,関数作成 【事前学習】教科書p.111~123を予習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】演習問題をBlackboardで提出する (2時間) |
11 |
シミュレーション(1)(A-3-1, A-4-1)【対面授業】 FV関数を用いた定期積立シミュレーション,PMT関数を用いたローン返済シミュレーション 【事前学習】教科書p.125~132を予習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】演習問題をBlackboardで提出する (2時間) |
12 |
シミュレーション(2)(A-3-1, A-4-1)【対面授業】 時系列データの分析,生涯賃金の推定 【事前学習】教科書p.133~138を予習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】演習問題をBlackboardで提出する (2時間) |
13 |
シミュレーション(3)(A-3-1, A-4-1)【オンデマンド授業】 第2課題の説明(ライフプランニングの設計とシミュレーション) 【事前学習】教科書p.139~148を予習し,要点・疑問点を整理しておく (2時間) 【事後学習】住宅ローン,職業,税金など第2課題に必要な調査を行う (2時間) |
14 |
シミュレーション(3)(A-3-1, A-4-1)【対面授業】 第2課題の説明(ライフプランニングの設計とシミュレーション) 【事前学習】過去の内容を振り返り,課題を作成するうえでの疑問点をまとめておく (2時間) 【事後学習】第2課題を仕上げ,レポートの提出を行う (2時間) |
15 |
授業の到達度の確認と解説(A-3-1, A-4-1)【オンデマンド授業】 授業内容確認テスト,フィードバック 【事前学習】授業内容確認テストに向けてこれまでの学習内容を復習する (2時間) 【事後学習】テストのフィードバックを確認するとともに,到達度の低かった分野を見直す (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 田中絵里子・小林貴之 『データ処理の手法と考え方』 共立出版 2018年 教科書に沿って授業を進めるので,毎回手元に用意すること |
参考書 | 授業中に適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(10%)、授業参画度(40%)、課題(50%) ・評価は,授業内テスト,課題,授業参画度等による総合的評価とする ・授業参画度は授業内に実施する演習問題等で評価する ・各DP, CPについての評価・判定も上記により総合的に測る ・詳細については開講時に各教員から説明を行う |
オフィスアワー | 授業や課題に関する質問はメールにて受付および回答を行う。メールアドレスについてはBlackboard上および初回授業時に案内する。 |
備考 | 重要な連絡事項は,Blackboard内の連絡事項および電子メールにて周知を行う。特に電子メールは1日1回は確認すること。 |