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令和2年度以降入学者 | 糖質化学特論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 生物化学特論Ⅰ | ||||
令和2年度以前入学者 | 生物化学特論Ⅰ | ||||
教員名 | 垣田浩孝 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 今年度開講せず |
科目群 | 相関理化学専攻 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業(一部課題研究3回。Blackboardを通じて)。初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの"連絡事項"欄に掲示するので随時確認すること。社会状況の変動等で、授業の形態等が変更される可能性があります。その場合はBlackboardあるいはe-mailを通じて連絡します。 Blackboard ID:20214123 |
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授業概要 | 海藻は糖質関連物質を多量に含む生物であるため、海藻の生物化学を展開するためには糖質化学の知識が必要である。そこで糖質化学の知識を得ることを目的として、当該授業では糖質化学なかでも糖質の構造、機能及びその分析方法に関して講義する。具体的には糖質の化学構造、性質、代謝物としての意味、多糖、機能性糖質及びその分析方法について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 糖質の化学物質としての特徴や生物にとっての役割を説明する能力を獲得できる。また糖質関連物質を扱う上で必要な糖質分析方法についても説明する能力を獲得できる。 |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 対面授業で行う。また課題研究も行うので課題の解答は提出期限までにBlackboardを通じて提出すること。課題の解答例は次回の授業で提供するので復習すること。また対面、Blackboardあるいはe-mailを通じての質問と議論の機会を提供する。別途、課題研究については3回実施する。事情により、対面授業に参加できない学生は事前に相談し、許可を得て遠隔授業に参加することを認める。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(糖質化学の知識を得るという授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)(対面授業)。
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 (2時間) 【事後学習】第1回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
2 |
単糖の構造と名称について講義する(対面授業)。
【事前学習】単糖とは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第2回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
3 |
単糖の異性体について講義する(対面授業)。
【事前学習】光学異性体の種類を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第3回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
4 |
単糖の変旋光について講義する(対面授業)。
【事前学習】旋光度について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第4回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
5 |
単糖の酸化反応について講義する(対面授業)。
【事前学習】単糖の酸化の例として糖がフェーリング液を還元する反応を予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第5回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
6 |
多糖の応用例について講義する(対面授業)。
【事前学習】単純多糖とは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第6回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
7 |
単糖に含まれる酸について講義する(対面授業)。
【事前学習】アルドン酸、ウロン酸、糖酸とは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第7回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
8 |
単糖と強酸との反応について講義する(対面授業)。
【事前学習】フルフラールとは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第8回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
9 |
単糖とアルカリの反応について講義する(対面授業)。
【事前学習】糖のエノール化とは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第9回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
10 |
単糖のアノマー性水酸基について講義する(対面授業)。
【事前学習】アノマーとは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第10回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
11 |
単糖の過ヨウ素酸酸化等について講義する(対面授業)。
【事前学習】グリコール開裂とは何かを予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第11回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間) |
12 |
糖タンパク質の例を一つ上げ、その説明をレポートにして提出する(課題研究1回目_課題Ⅰ)。
【事前学習】糖タンパク質について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】糖タンパク質の生合成について復習しておくこと。 (2時間) |
13 |
糖脂質の例を一つ上げ、その説明をレポートにして提出する(課題研究2回目_課題Ⅱ)。
【事前学習】糖脂質について予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】糖脂質の種類について復習しておくこと。 (2時間) |
14 |
短い講義をする。その後で期末試験【資料閲覧可能】とその解説を行う(対面授業)。
【事前学習】これまでの授業の資料をよく復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】期末試験問題の復習をして知識を定着させること。 (2時間) |
15 |
プロテオグリカンの例を一つ上げ、その説明をレポートにして提出する(課題研究3回目_課題Ⅲ)。
【事前学習】プロテオグリカンについて予習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】3大複合糖質について知識をまとめておくこと。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題研究での課題への解答提出状況とその内容(20%)、授業内テスト(60%)、授業参画度:授業毎の課題への解答提出状況とその内容(20%) 対面授業です。しかし対面授業の実施が困難なときは、同時双方向型授業・オンデマンド型授業・課題研究(授業に関連する文献調査や研究分野のまとめ、解析等)とすることがあります。その場合は、毎週のレポートに加え、別途課した課題を提出することによって評価します。 |
オフィスアワー | 対面、Blackboardあるいはe-mailを通じての質問等に直接回答するか、授業日までに資料に解説を載せる。 |