検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 数学教育学特論Ⅲ | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 山崎浩二 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 地球情報数理科学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 BlackboardのコースID:20224919 2022数学教育学特論Ⅲ(山崎浩二・後・水2) |
---|---|
授業概要 | 中等教育における数学の指導の現状と課題を明確にし、数学の学習の楽しさ・大切さを伝えるための授業設計のあり方について、授業実践をふまえながら質的および量的に考察することを通して、教師自身が教育内容を充実させていくための基礎力が身につくことを目的とする。特に、中・高校生が苦手としている論証指導に焦点を当て、主として以下の2つのことを考察して行く。 ①数学の学習内容を確実に理解するための指導のあり方について考察するとともに、その実際について言及できる。 ②数学的な見方・考え方をより豊かなものにするための指導のあり方について考察するとともに、授業が設計できる |
授業のねらい・到達目標 | 主として、以下の2つことを目的とする。 ①新学習指導要領解説や国内外の比較調査結果等などの文献の通読を通し、数学の指導の現状や生徒の数学の学習内容等の理解に関する課題を調査分析し、考察することができる。 ②①をふまえ、数学の授業を観察、分析したり、具体的に授業を設計、試行したりすることを通して、望ましい数学の授業のあり方について考察することができる。 |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 原則的には対面によるゼミ形式であるが、必要に応じて実演・演習形式をとったり、実際の学校現場での授業研究を進めたりすることもある。 本授業は対面授業で行なうが、止むを得ぬ事由において Zoom での参加を希望する場合は【理由書】を提出し担当教員の許可を得ること。 ただし、コミュニケーションの必要性から,原則として,ビデオをオンにした状態で参加すること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
「数学教育における論証指導」を問い直し、その具体的な授業例(中学校第1学年)について考察し,理解しようとする。【対面授業】
【事前学習】事前に中学校学習指導要領解説を入手し,目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】第1回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
2 |
「数学教育における論証指導」を問い直し、その具体的な授業例(中学校第1学年)について考察し,理解しようとする。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第2回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
3 |
「数学教育における論証指導」を問い直し、その具体的な授業例(中学校第2学年)について考察し,理解しようとする。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第3回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
4 |
「数学教育における論証指導」を問い直し、その具体的な授業例(中学校第2学年)について考察し,理解しようとする。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第4回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
5 |
「数学教育における論証指導」を問い直し、その具体的な授業例(中学校第3学年)について考察し,理解しようとする。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第5回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
6 |
「数学教育における論証指導」を問い直し、その具体的な授業例(中学校第3学年)について考察し,理解しようとする。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第6回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
7 |
文字を用いた論証指導についての教科書分析と教材を概観し、その意味と課題を理解することができる。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第7回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
8 |
文字を用いた論証指導についての教材を考察し、その意味と課題を理解することができる。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第8回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
9 |
図形の論証指導についての教科書分析と教材を概観し、その意味と課題を理解することができる。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第9回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
10 |
図形の論証指導についての教材を概観し、その意味と課題を理解することができる。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第10回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
11 |
論証指導に基づく中学校における授業づくりのための教材研究し、学習指導案を作成し、発表する。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第11回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
12 |
論証指導に基づく高等学校における授業づくりのための教材研究し、学習指導案を作成し、発表する。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第12回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
13 |
論証指導に基づく高等学校における授業づくりのための教材研究し、前時に作成した学習指導案の修正案を再度作成し、発表する。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第13回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
14 |
実験授業(模擬)の分析を通して、学習指導を修正するとともに、より豊かな指導のあり方について考察することができる。【対面授業】
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第14回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
15 |
第15回 数学の指導のあり方について総括し、まとめることができる。【対面授業】
【事前学習】これまでの内容について復習し,提示された課題に取り組むこと。 (2時間) 【事後学習】これまでの講義内容全体のノートを整理しておくこと。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 國宗 進 『数学教育における論証指導』 東洋館出版 2017年 指定なし |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) 【授業参画度】の評価基準 ・・・ 以下の2点について計50点 ・授業に意欲的に参加し、授業内での課題に積極的に取り組もうとしている。 ・授業内容が理解できている。 【レポートによる評価】 ・・・・・・ 以下の2点について計50点 ・授業内容をもとに、自分の考えを論理的に考察し、表現することができる。 |
オフィスアワー | 原則としてe-mailでご連絡ください。なお、来室の際には事前にご連絡いただけると助かります。 |