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教育学特論1

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令和2年度以降入学者 教育学特論1
教員名 入澤充
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 教育学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
Blakboard ID 20221880
授業概要 様々な教育問題に法律はどう関わってくるのか、授業担当者の実務経験を基に授業内容を構成し、かつケース等を検討し、受講生と討議しながらその解決策を探究する。
授業のねらい・到達目標 ■授業のねらい・本授業は、教育と法律の関係を理解した上で、教育問題に法律がどう対応できるのか、またしているのかを考察するものである。カリキュラムポリシー(1,旺盛な知的好奇心をもち、既存の考えに縛られない創造性や4,問題の解決に向けて、社会や世界に実践的に働きかけていく)を体現し、例えば、学校におけるいじめ事件で、学校・教師・保護者・加害者はどのような法的責任が問われ、また教育責任を果たさなければならないか等々について探究する。その過程で日本大学教育憲章「自主創造」の3つの構成要素及び能力の中で特に自ら考える 論理的能力・批判的思考力、問題発見・解決力を醸成できるようにする。さらにディプロマポリシー1に記載されている幅広い教養と倫理感を、学科の学位プログラムに基づいて習得した専門的知識・技能をつなぎ、総合的に活用することができるようにする。
■到達目標:本講義を通して教育法の基本的知識を習得し、それを活用して問題発見、解決力、対応力等々の重要性を理解し、実践できるようにする。
授業の方法 授業の形式:【講義,演習】
 毎回レジュメを配布する。その内容を講義するとともに、レジュメに記載してある「課題」について演習方式で受講生と議論をしながら進める。なお、対面授業に出席できない院生には、メールにて資料(レジュメ)を送信し、課題に応答できるように配慮する。資料を受領したらレジュメにある課題に解答し返信をすることで出席扱いとする。
履修条件 教育学、法学を履修しておくことが望ましい。
授業計画
1 教育法研究とは何か:現代の教育問題と教育法の関係について理解をする。A-1(4)、A-3(4)【対面授業】
【事前学習】シラバスをよく理解しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
2 教育法の体系、憲法、教育基本法、学校教育法等々の意義と構造について理解を深める。A-1(4)、A-3(4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
3 憲法26条の理解(教育を受ける権利と機会均等について)。同時に判例を検討、討論をする。A-1(4)、A-3(4)。【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
4 教育の理念と法、その乖離の現状を分析し、判例などから議論をする。A-3,4(4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
5 教育裁判(学力テスト裁判、教科書裁判等々)から教育を受ける権利について理解を深めるA-3,4(4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
6 教育基本法が定める教育の目的と方針について検討をする。A-4(4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
7 学校教育法が定める教育の目的と目標について検討をする。A-3,4(4)【【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
8 学校制度の歴史(国際比較を含む)と現状・課題について理解を深める。A-1、2(4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
9 義務教育制度の問題と課題について検討する。A-1,2(4)【【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
10 学校長の権限と責任、教育委員会との関係性ついて検討をする。A-7(4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
11 教師の教育責任と法的責任について法の構造の理解と判例から教師の法的地位について検討する。A-6(4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
12 学校部活動中の事故と学校・教師の法的責任について判例を基に検討をする。A-4(4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
13 学校におけるいじめ裁判について検討をする。A-4(4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
14 口頭試問(13回までの授業内容を基に受講生の理解度を計る)。A-8(4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】授業配布時のレジュメを整理し翌週の授業に備えること (120分時間)
15 まとめ 学校現場の問題解決、法律は解決の基準としての役割を果たしているかを検討する。A-8(3,4)【対面授業】
【事前学習】前回のレジュメを整理しておく (120分時間)
【事後学習】全体のまとめをすること (180分時間)
その他
教科書  レジュメを配布し、その都度参考文献を示す。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 口頭試問(100%)
オフィスアワー 非常勤なので、授業日に各種質問を受ける。

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