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令和2年度以降入学者 | 日本教育史特論2 | ||||
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教員名 | 小野雅章 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業(Zoomによるライブ配信を行う) Blackboard ID:20224829 |
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授業概要 | 本授業は、戦後教育史研究の到達点と課題について、具体的な文献の解読と史料の分析にもとづきながら明らかにすることを目的にしている。本年は、戦後教育改革期のひとつの到達点である新学制が成立して75年になる。学制発布(1872年)により発足した戦前日本の教育制度は1946年迄存続したが、その期間は74年である。この間の研究は、時期区分の問題を含めて、ある程度明らかになっている。一方で、戦後教育史研究は、1945年の敗戦から1950年代初頭の被占領下の教育改革研究から開始され、1950年代へと進みつつあるものの、時期区分の大枠さえ提示てきていない状況にある。このような問題意識のもと、戦後教育史の時期区分をも意識しながらその研究の方向性をどうあるべきかを検討したい。 |
授業のねらい・到達目標 | 先行研究を批判的に検討し、史料を調査・収集、および解読したうえで、論理的でかつ分かりやすい研究能力の基本を身につけることが、本授業の狙いである。具体的には、つぎのような到達目標を設定している。 (1)先行研究の批判的に検討する能力を身につける (2)史料調査と収集の基本的な能力を身につける (3)論理的でかつ分かりやすい文章を作る能力の養成 |
授業の方法 | 講義と演習を交えながら双方向的な授業を行うことにする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(戦後教育改革史研究の現状と課題に関する講義)
【事前学習】シラバスを通読して、授業の概要を理解しておく (2時間) |
2 |
戦後教育史研究の到達点と残された課題
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
3 |
戦後教育史に関する基本史料1(日本側公文書について)
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
4 |
戦後教育史に関する基本史料2(占領文書について)
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
5 |
戦後教育史に関する基本史料3(教育雑誌・新聞など)
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
6 |
戦後教育史に関する研究動向1(1970年代以前の動向)
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
7 |
戦後教育史に関する研究動向2(1980年代以降の動向)
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
8 |
戦後教育史に関する基本文献3(2000年代以降の動向)
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
9 |
戦後教育史における被占領期研究の到達点と課題
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
10 |
戦後教育史研究における1950年代(戦後新教育の興隆と衰退)
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
11 |
戦後教育史研究における1960年~70年代(経済成長期の教育のとらえ方)
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
12 |
戦後教育史における1980年代以降(臨時教育審議会以降の日本の教育のとらえ方)
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
13 |
戦後教育史研究の課題と展望
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (2時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (2時間) |
14 |
戦後教育史の時期区分論の必要性と提案
【事前学習】事前に配布の授業用の資料および参考文献を読んでおく (1時間) 【事後学習】授業内容と授業時の議論などを整理しておく (1時間) |
15 |
まとめ(論理的でわかりやすい教育史論文について)
【事前学習】これまでの授業内容を復習しておく (1時間) 【事後学習】レポート作成し提出する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 水曜日4時限(教育学研究室501) |