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令和2年度以降入学者 | 社会学基礎演習 | ||||
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教員名 | 濱本真一 | ||||
単位数 | 1 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 社会学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面 BlackboardコースID:20224809 |
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授業概要 | 【教育社会学文献講読】 教育社会学、特に教育機会の不平等に特化した英語論文の購読を通じて、国際的な教育格差研究の視点を身に着ける。 |
授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】 教育機会不平等に関する文献講読を通じて、英語論文の読み解き方、教育格差研究の視点、教育格差研究の統計学的方法論、数理モデルによる理論構築などの幅広いスキルを涵養する。 【到達目標】 ・英語論文を素早く読み、論旨を理解できるようになる。 ・教育機会不平等の理論展開を理解し、説明できるようになる。 ・主要な分析方法について理解し、説明できるようになる。 ・教育格差について自らの視点を確立し、問や分析方法を計画できるようになる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 ・受講者は論文を分担して要約し、授業前に共有する。 ・文献担当者は論文の要約、周辺情報の整理、および該当領域における論点を自らの視点でまとめて報告する。 ・担当者以外は文献に目を通し、不明点を明確にしたうえで担当者への質問を準備する。 ・利用する文献の詳細リストは初回に提示する。 日本に入国できない留学生など対面授業への参加が困難な人は、事前に申請が認められた場合、個別に指示する。 |
履修条件 | ・条件は特にないが、大学学部レベルの統計学と英語力が求められる。 ・単位を必要としない聴講(いわゆるもぐり)を希望する場合でも文献の担当は必須。 ・相互履修を認める。学習意欲の高い履修者を歓迎する。 ・担当者は初回に決定するため、初回出席は必須である |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:担当者の決定
【事前学習】シラバスの内容を確認する (1h時間) 【事後学習】文献の入手および担当分の要約 (2h時間) |
2 |
文献2の講読:Simonova and Katrnak (2011)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
3 |
文献3の講読: Kerckhoff (2001)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
4 |
文献4の講読: Breen, Luijkx, Muller and Pollak (2010)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
5 |
文献5の講読: Sewell, Haller and Portes (1969)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
6 |
文献6の講読: Rosenbaum (1979)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
7 |
文献7の講読: Mare (1981)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
8 |
文献8の講読: Raftery and Hout (1993)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
9 |
文献9の講読: Byun and Park (2017)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
10 |
文献10の講読: Fujihara and Ishida(2016)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
11 |
文献11の講読: Muller and Karle (1993)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
12 |
文献12の講読: Kariya and Rosenbaum (1987)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
13 |
文献13の講読: Raudenbush and Bryk (1986)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
14 |
文献14の講読: Breen and Goldthorpe (1997)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
15 |
文献15の講読: van de Woerfhorst and Hofstede (2007)
【事前学習】報告資料準備・不明点の明確化 (2h時間) 【事後学習】議論を踏まえて学習内容をまとめる (1h時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は無し 公開されている英文雑誌論文のwebサイトからそれぞれ文献を入手する。 |
参考書 | Ron Thompson, Education, Inequality and Social Class: Expansion and Stratification in Educational Opportunity, Routledge, 2019 Richard Breen and Walter Muller (eds.), Education and Intergenerational Social Mobility in Europe and the United States:Studies in Social Inequality, Stanford University Press, 2020 Michelle Jackson, Determined to Succeed?: Performance versus Choice in Educational Attainment:Studies in Social Inequality, Stanford University Press, 2013 ------------------------ 【参考書備考】 教育社会学、社会階層論には内外問わず豊富な論文・書籍の蓄積がある。この授業を超えて、本格的にこの分野に興味のある場合は、相談のもと読むべき文献を紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:作成資料・および議論の貢献度(100%) 対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明する。 |
オフィスアワー | 原則火曜4限:本館研究室(来室の際には事前連絡があると確実) |
備考 | 日本語の文献講読は、社会学科(学部)で木曜2限に開講の「社会学応用演習」(濱本担当)にて行っている。興味がある場合は相談の上参加を推奨する。 |