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社会学基礎研究

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令和2年度以降入学者 社会学基礎研究
教員名 濱本真一
単位数    2 課程     開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面
BlackboardコースID:20221852
授業概要 【計量的手法による教育と格差の研究】
現代社会の教育格差は、社会調査データをもちいた統計的データ解析によって、その実態が明らかにされている。本科目では、社会階層論の分野から教育や格差について考察した文献を講読し、現代の階層構造、教育格差、就業問題、家族形成の実態をとらえる。
授業のねらい・到達目標 【授業のねらい】
高度な統計学的手法を用いた論文であっても、計量社会学の基本的な考え方を押さえておけば、その論旨を読み取ることは可能である。本科目では比較的高度な手法を用いた論文を題材にして、教育や格差についての実態を理解するだけでなく、計量社会学論文を読み解く際に気を付けるポイントや批判の仕方などを涵養する。

【到達目標】
・計量社会学論文の読み解き方を身につける
・教育や格差について、実証的にとらえる視点を身に着ける
・計量社会学論文を批判的に検討する力を身につける
授業の方法 授業の形式:【演習,研究,講究,ゼミ】
履修者は教科書の各章を分担して輪読する。
担当者は各章の内容・論点・批判点を簡潔にまとめたうえで授業日の2日前までに履修者に共有し、当日報告する
担当者以外は各章に目を通し、疑問点や不明点をまとめる

日本に入国できない留学生など対面授業への参加が困難な人は、事前に申請が認められた場合、個別に指示する。
履修条件 ・条件は特にないが、大学学部レベルの統計学と英語力が求められる。
・単位を必要としない聴講(いわゆるもぐり)を希望する場合でも文献の担当は必須。
・相互履修を認める。学習意欲の高い履修者を歓迎する。
担当者は初回に決定するため、初回出席は必須である
授業計画
1 イントロ:講読担当の決定
【事前学習】シラバスから授業の進行を確認する (1h時間)
【事後学習】担当箇所を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
2 イントロ:社会階層論の基礎
【事前学習】社会階層論について調べてまとめる (2h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義し取り組む (2h時間)
3 イントロ:計量社会学論文の基本フォーマット
【事前学習】統計学の基礎を復習する (2h時間)
【事後学習】各自必要な学習を定義し取り組む (2h時間)
4 文献講読1
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
5 文献講読2
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
6 文献講読3
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
7 文献講読4
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
8 文献講読5
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
9 文献講読6
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
10 文献講読7
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
11 文献講読8
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
12 文献講読9
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
13 文献講読10
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
14 文献講読11
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】報告質疑を踏まえて該当章をまとめなおす (1h時間)
15 文献講読12
【事前学習】該当章を読み概要・論点をまとめる (3h時間)
【事後学習】授業で取り扱わなかった章をよみ概要・論点をまとめる (2h時間)
その他
教科書 中村高康・三輪哲・石田浩 編 『人生初期の階層構造 (少子高齢社会の階層構造1)』 東京大学出版会 2021年
参考書 渡邊勉・吉川徹・佐藤嘉倫 編 『人生中期の階層構造 (少子高齢社会の階層構造2)』 東京大学出版会 2021年
有田伸・数土直紀・白波瀬佐和子 編 『人生後期の階層構造 (少子高齢社会の階層構造3)』 東京大学出版会 2021年
成績評価の方法及び基準 授業参画度:報告資料および議論の貢献度(100%)
対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明する。
オフィスアワー 原則火曜4限:本館研究室(来室の際には事前連絡があると確実)

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