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令和2年度以降入学者 | ドイツ文化演習1 | ||||
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教員名 | 初見基 | ||||
単位数 | 1 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面を基本として,状況に応じてオンライン授業(Zoomを通じた双方向授業)を併用する。で Blackboard ID:20221846、2022ドイツ文化演習1(初見基・前・水4)に登録し、授業の注意事項に従って準備をしておくこと。 |
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授業概要 | Karl Jaspers: Die Schuldfrage.(1946)を精読し,その内容を検討する。 このテクストは,ヤスパースが1945/46年度冬学期にハイデルベルク大学で行った講演をもとにしている。 そこでは敗戦直後のドイツにあって,「罪」の問題を真正面から扱っており,1950年には邦訳も出ている。 当時のドイツで彼の所論はほとんど受け入れられなかったものの,「過去の克服」の議論の進展のなか,1980年代半ば以降は,「ドイツ人一般に罪はない」といった文脈で評価されるようになった。また日本でも1990年代に本書を積極的に援用した議論などもあった。 ただそれらにあっても,本テクストを「批判的」に読解したものとはとても言えない。2021年に„Karl Jaspers Gesamtausgabe I/23“として本書が刊行され,今後は批判的で実りある議論ができる条件が整った。 本授業では,まずはテクストに寄り添いつつ,これを批判的に検証してゆく。 |
授業のねらい・到達目標 | ヤスパースの所論を確認することを通じて,〈戦後ドイツ〉の出発点にあった姿勢のひとつを確認する。 さらにそれにとどまらず,「戦後責任」一般についての自ら自身の見解を形成する態度を獲得する。 この科目はドイツ文学専攻のディプロマポリシー及びカリキュラムポリシーに対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 テクストを精読したうえで,それを検討する。 本授業の事前・事後学習は,合わせて2時間の学習を目安とします。 テクストは事前に周到な準備をしておく。 あらかじめ邦訳(現在平凡社ライブラリー所収・橋本文夫訳『戦争の罪を問う』)を通読しておくこと。 対面授業に参加できない要件を満たしている学生については、 Blackboard を通して、授業内容や課題について連絡を行う。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:対象テクストの前提を紹介し,時代的な背景のうちにそれを位置づける。
【事前学習】邦訳をあらかじめ確認しておく。 (1時間) 【事後学習】今後の研究方針を定める。 (0時間) |
2 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
3 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
4 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
5 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
6 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
7 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。。 (0.5時間) |
8 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
9 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
10 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
11 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
12 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
13 |
テクストの検討と質疑:テクストを丹念に検討して,不明な箇所を明らかにし,また内容に関して議論する。
【事前学習】対象テクスト講読を準備する。 (0.5時間) 【事後学習】読み進めた箇所を確認する。 (0.5時間) |
14 |
前期内容の復習:事前学習で出てきた問題点を中心に説明したうえで議論をする。
【事前学習】第2回目から第13回目までの内容についてあらためて確認する。 (0.5時間) 【事後学習】議論内容をあらためて整理する。 (0.5時間) |
15 |
レポート内容を紹介し,議論する。
【事前学習】前回議論内容を確認し,レポートにまとめる。 (0.5時間) 【事後学習】レポート内容紹介に対する議論を踏まえ,レポートを完成させる。 (0.5時間) |
その他 | |
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教科書 | Karl Jaspers, Die Schuldfrage.:Karl Jaspers Gesamtausgabe., Schwabe, 2021, 1 edition 2021年に刊行された全集版テクストのコピーを配布する。 |
参考書 | 必要文献は授業内で紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(60%) 毎回の授業に積極的に参加していることがいちばん重要。 そのうえで,レポートでは自分自身の考えをどこまで説得的に論じられているかを評価基準とする。 対面授業に参加できない要件を満たしている学生については、 そのことを配慮して成績評価を行う。 |
オフィスアワー | 電子メール,あるいはZoomを通じて適宜対応する。 後者の場合,あらかじめ電子メールで問い合わせておくこと。 |