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日本語教育学総合研究1

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令和2年度以降入学者 日本語教育学総合研究1
教員名 本間祥子・小嶋勇・福永由佳
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 集中 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
Blackboard コースID:20221814
授業概要 ・日本語教師に求められる教育内容のうち、「評価法の基礎」「言語と文化の習得」「日本語教育と法」の3つのトピックを取り上げ、それぞれの基本的事項、および現状と課題について、各分野の専門家による講義をおこなう。
・本科目の内容は、「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)改定版」(平成31年)の「日本語教師【養成】における教育内容」の以下の領域と関連を有する。
(2)日本の在留外国人施策、(3)多文化共生(地域社会における共生)、(6)日本語の試験、(7)世界と日本の日本語教育事情、(13)多言語・多文化主義、(14)談話理解、(15)言語学習、(16)習得過程(第一言語・第二言語)、(17)学習ストラテジー、(18)異文化受容・適応、(19)日本語の学習・教育の情意的側面、(26)評価法、(29)中間言語分析、(36)著作権
授業のねらい・到達目標 「日本語教育における評価」「言語と文化の習得に関わる諸問題」「日本語教育と法の関わり」について理解を深め、自分のことばで説明できるようになる。
授業の方法 授業の形式:【講義】
・集中講義(1日5回)の形式でおこなう。日程:9月5日(月)、9月6日(火)、9月7日(水)
・第1日,第3日は対面授業(予定)。第2日はZoomによるオンライン授業をおこなう。
・やむをえない事情により対面授業に参加できず、遠隔での受講を認められた学生に対しては、同時双方向型の授業を併用する、あるいは授業を録画した動画を見せる。
・授業に関する諸連絡、資料の事前配布、課題・レポートの提出はBlackboardでおこなう。
・1日の授業の内容を要約する課題を課すので、指定の日時までにBlackboardに提出すること。フィードバックは授業の中でおこなう。
履修条件 9月開講のため、9月修了の学生は履修できない。
授業計画
1 評価法の基礎(1):評価の営為と概念(担当:福永)【対面授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
2 評価法の基礎(2):評価の目的と対象(担当:福永)【対面授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
3 評価法の基礎(3):評価の内容と方法(担当:福永)【対面授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
4 評価法の基礎(4):テストによる評価(担当:福永)【対面授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
5 評価法の基礎(5):新しい評価(担当:福永)【対面授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】第1日に学んだ内容を小レポートとしてまとめる。 (2時間)
6 言語と文化の習得(1):複数言語環境で育つ子どもたちへの日本語教育(日本の事例)(担当:本間)【オンライン(同時双方向型)授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
7 言語と文化の習得(2):複数言語環境で育つ子どもたちへの日本語教育(海外の事例)(担当:本間)【オンライン(同時双方向型)授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
8 言語と文化の習得(3):移動の時代を生きる人々のライフストーリー (担当:本間)【オンライン(同時双方向型)授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
9 言語と文化の習得(4):複言語・複文化主義とアイデンティティ(担当:本間)【オンライン(同時双方向型)授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
10 言語と文化の習得(5):複数言語環境で育つ子どもたちへの日本語教育(担当:本間)【オンライン(同時双方向型)授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】第2日に学んだ内容を小レポートとしてまとめる。 (2時間)
11 日本語教育と法(1):日本語教育の意義・方法、日本語教育推進法(担当:小嶋)【対面授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
12 日本語教育と法(2):日本語教育と言語権(担当:小嶋)【対面授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
13 日本語教育と法(3):日本語教育と著作権(担当:小嶋)【対面授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
14 日本語教育と法(4):著作権と教育、教育現場における著作権問題(担当:小嶋)【対面授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】授業の内容を整理・要約する。 (2時間)
15 日本語教育と法(5):ケース研究(著作権侵害が問題となった事案)(担当:小嶋)【対面授業】
【事前学習】配布資料を熟読し、事前に課された課題について検討しておく。 (2時間)
【事後学習】第3日に学んだ内容を小レポートとしてまとめる。 (2時間)
その他
教科書 教科書は使用しない。プリント配布。
参考書 伊東祐郎 『日本語教育 よくわかる評価法  (よくわかるシリーズ)』 アルク 2022年
川上郁雄 『「移動する子どもたち」のことばの教育学』 くろしお出版 2011年
文化庁編著 『著作権法入門 2021-2022』 著作権情報センター 2021年
これ以外の参考書は授業内で紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート:第1日、第2日、第3日の授業の内容をまとめたレポートを提出する。(50%)、授業参画度:事前課題の準備状況・内容、授業時の発言等で評価する。(50%)
やむをえない事情により対面授業に参加できず、遠隔での受講を認められた学生に対しても、上記の基準で評価をおこなう。同時双方向型の授業が実施できない場合は、「授業参画度」は事前課題の提出状況・内容で評価する。
オフィスアワー 集中講義のため、授業時間以外での質問はメールで受けつける。

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