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総合研究1

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令和2年度以降入学者 総合研究1
教員名 荻野綱男
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
対面授業に参加できない場合、対面授業と並行して Zoom による参加(ハイブリッド型授業)ができるようにする予定である。
Blackboard コースID:20224759
授業概要 パソコンを道具として使っていく場合、アプリケーションの使い方を知ることが普通の入門である。しかし、言語の研究のためには、パソコンを研究の道具として使う必要があり、そのために、テキストデータを自分の思う通りに処理・加工することが必要になる。
 そのために、半年をかけて MIFES というテキストエディタと、スクリプト言語 Perl によるデータ処理を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 MIFES と Perl をマスターすることによって、パソコンに対して自分の思うとおりに命令する使い方(プログラミング)が可能になる。プログラミングによって、万能マシンとしてのパソコンの使い方を学ぶことができる。受講者は、宿題・実習をこなしながら実践的に学ぶことを通して、そのようなパソコンの使い方を身につけることができよう。
授業の方法 授業の形式:【講義・演習】
荻野の授業がかなりを占めるが、それとともに受講者は毎回の宿題を自力で行うことが求められる。宿題のわからないところを翌週までに解決しながら、MIFES というテキストエディタと、スクリプト言語 Perl によるデータ処理が行えるようになる。
フィードバック方法等については、授業内で指示する。
授業計画
1 MIFES の利用 その1──MIFES の基本──
【事前学習】Windows 版「メモ帳」の使い方を一通り復習しておくこと。すべてのメニューをクリックし、どう動作するか確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第1回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
2 MIFES の利用 その2──MIFES の応用──
【事前学習】検索・置換と正規表現について、ヘルプに書かれていることを読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第2回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
3 MIFES の利用 その3──キーボードマクロ──
【事前学習】キーボードマクロの使い方について、ヘルプに書かれていることを読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第3回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
4 MIFES の利用 その4──マクロコマンド(1)──
【事前学習】マクロコマンドの使い方について、ヘルプに書かれていることを読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第4回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
5 MIFES の利用 その5──マクロコマンド(2)──
【事前学習】システム関数について、ヘルプに書かれていることを読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第5回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
6 MIFES の利用 その6──マクロコマンド(3)──
【事前学習】システム変数について、ヘルプに書かれていることを読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第6回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
7 MIFES の利用 その7──マクロコマンド(4)──
【事前学習】MIL 言語全般について、ヘルプに書かれていることを読んでおくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第7回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
8 パソコンの活用法
【事前学習】自分の研究で、パソコンを使って行いたいことは何か、まとめておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第8回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
9 Perl の利用 その1(インストールと四則演算)
【事前学習】Perl 言語の特徴を調べておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第9回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
10 Perl の利用 その2(ファイルをコマンドラインで指定して読む。検索と正規表現)
【事前学習】正規表現とは何か、調べておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第10回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
11 Perl の利用 その3(ファイルを指定した読み込みと文分割)
【事前学習】Perl による外部ファイルの取り扱いについて、調べておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第11回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
12 Perl の利用 その4(文字列の置き換え)その5(形容詞のウ音便)
【事前学習】形容詞のウ音便が生成されるルールを日本語文法の書籍などで調べておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第12回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
13 Perl の利用 その6(文の長さの集計)
【事前学習】Perl における配列の使い方を調べておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第13回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
14 Perl の利用 その7(文の分割の改良版)その8(共起の検索)
【事前学習】書き言葉における「文」とは何か、調べておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。第14回目の宿題を行いメールで報告すること (2時間)
15 Perl の利用 その9(文字数の集計)Perl の応用例
【事前学習】Perl における表の扱い方について、調べておくこと (2時間)
【事後学習】配布プリントも含めて講義の内容を復習すること。 (2時間)
その他
教科書 なし。毎回プリントを用意する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(80%)、授業参画度(20%)
授業参画度は毎回の質疑応答によって判断する。
対面授業に参加できない場合:この授業では、対面参加と遠隔参加とにおいて評価に差を設けない。


オフィスアワー メールで対応する。

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