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古典文学特殊講義4

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令和2年度以降入学者 古典文学特殊講義4
教員名 竹下義人
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
履修者は通常の履修登録のほか、Blackboardの当該科目に対しても必ずコース登録すること。

Blackboard コースID:20221791
授業概要 【近世文学のなかの笑い】日本文学の歴史―とりわけ近世文学史のなかで、人々はどのような笑いを求め、どのように笑いを扱ってきたのか、具体的な作品を例にあげながら探究していく。
授業のねらい・到達目標 近世文学の主要なジャンル・作品のなかから「笑い」や「滑稽」の要素をもった作品を俎上にのせ、分析・講述していく。具体的な作品の読解・鑑賞をおこないながら、笑いや滑稽性という側面からとらえた近世文学の特質や魅力の一端を明らかにしていく。受講生それぞれが、笑いという観点から近世文学の世界の魅力の一端を再認識・再発見する。
授業の方法 授業の形式:【講義】
授業中に学習内容の整理と到達度を確認するため、簡単なレポートを数回課す。詳細は授業時に事前告知する。
日本に入国できない留学生、通学不能な遠方に居住している学生等で、対面授業に参加が困難な場合は、事前に許可を申し出ることによって、zoomによるオンライン方式(同時双方向型-ライブ中継)で受講できるよう配慮する。授業では対面の受講生と同様の扱いとする。該当者は、初回の授業開始前にBlackboardのコース内の「Eメール」から教員宛に必ず連絡すること。
なお、フィードバック方法等については、授業内で指示する。
授業計画
1 ガイダンス―授業のテーマや到達目標および授業の方法についての説明
【事前学習】シラバスを確認し、学習内容の概略を把握しておく。 (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、ガイダンスとシラバスの内容を再確認する。 (2時間)
2 言語遊戯1―掛詞・縁語、物名、折句
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と整理。 (2時間)
3 『醒睡笑』の笑話世界
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
4 『伊勢物語』と『仁勢物語』
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
5 『竹斎』の笑い
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
6 俳諧の世界―貞門・談林
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
7 言語遊戯2―廻文
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
8 前句付から川柳へ
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
9 雅俗の境界―狂歌と和歌
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
10 雅俗の境界―狂詩と漢詩
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
11 西鶴の創作意識と浮世草子の世界
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
12 草双紙の笑い―黄表紙
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
13 滑稽本1
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
14 滑稽本2
【事前学習】配付プリントを通読し、疑問点をメモしておく。 (2時間)
【事後学習】資料の再読と配付プリントの確認・復習。 (2時間)
15 補足と総括
【事前学習】これまでの講義を通して感じた疑問点や問題点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】全体の復習を兼ねて講義ノートを整理する。 (2時間)
その他
教科書 特定の教科書は使用せず、プリントを配布する。
参考書 授業中に紹介する
成績評価の方法及び基準 レポート:簡単な課題レポートを数回課す予定(20%)、授業参画度(80%)
最終成績は上記の結果をもとに総合的に評価したものとする。
zoomによるオンライン方式による受講であっても、成績評価の方法は対面授業の受講生と同等に扱うものとする(成績評価に差を設けることはしない)。
オフィスアワー 火・水・木の昼休み、個人研究室にて。連絡用のメールアドレスについては第1回の授業時に知らせる。

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