検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 周期表の化学 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 無機化学5 | ||||
教員名 | 尾関智二 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 【対面授業】対面での実施を原則とするが、状況に応じて一部を課題学習・Zoomを使用した同時双方向授業などの遠隔での実施にかえることもある。 授業開始までにBlackBoardに登録し、「初回授業までに行うこと」に従って準備をしておくこと。 Blackboard コース ID: 20221559 |
---|---|
授業概要 | 周期表上の様々な元素に対応した各種機器分析法について紹介する。 |
授業のねらい・到達目標 | 分析法の原理、得られる情報、必要とされる試料量・サイズ・質等を理解して、研究及び実務において適切な分析手順並びに分析法を選択することができる。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 また,新カリキュラムにおいて,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 4, 8及びカリキュラムポリシーCP3, 4, 8に対応しています。 A-3-3)高度な化学知識に基づいて,自然科学に関係する諸 現象を論理的・批判的に考察することができる。 A-4-3)さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的化学知識に基づいてそれに対する解決策を考えることができる。 A-8-3)自分の実験経験を振り返り,その成果を他人に分かる形で客観的にまとめることができる。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 板書・プロジェクター等による資料の映写などを行いつつ講義を進める。教科書に掲載の図表を常に参照できることを前提に講義を進めるので、受講の際には必ず教科書を参照できるようにしておくこと。 予習課題・復習課題には、学内共通LMS(学習管理システム)のBlackboardを利用する。 対面参加が困難であることに対する配慮を希望する学生は、必ず事前に相談すること。文理学部が定める基準に該当すると担当教員が認めた学生に対してのみ、遠隔(オンデマンド・同時双方向)での受講を認める。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
授業計画ならびにこの講義で必要となる分析の基礎を説明する。(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、Blackboardの当該コースに登録、注意事項に従った準備をしておく。さらにシラバスで各回の内容を事前に確認し、授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめる。 (2時間) |
2 |
最小二乗法(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】配布資料を読み、最小二乗法について調べておく (2時間) 【事後学習】簡単な系について、最小二乗法によるパラメータの決定が出来るようにする。 (2時間) |
3 |
最小二乗法で得られるパラメータの確からしさ(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】配布資料を読み、最小二乗法で得られるパラメータの確からしさについて調べておく (2時間) 【事後学習】簡単な系について、最小二乗法によるパラメータの確からしさを求めることが出来るようにする。 (2時間) |
4 |
分光法の基礎(光、スペクトル、検出器等)について説明する(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】波長に応じた電磁波の名称とその波長範囲を調べておく。 (2時間) 【事後学習】講義の内容をノートにまとめ、電磁波の波長範囲とそれに対応する分光法を理解する。 (2時間) |
5 |
紫外・可視分光法(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】紫外・可視分光法およびLambert-Beerの法則について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】紫外・可視分光法によって得られる情報についてノートにまとめる。 (2時間) |
6 |
蛍光分光法(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】蛍光分光法について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】紫外可視分光法と蛍光分光法の特徴をノートにまとめる。 (2時間) |
7 |
X線の発生・X線と物質の相互作用(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】X線の発生について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】様々なX線発生法の特徴および特性X線の波長と元素の関係およびX線と物質の相互作用についてノートにまとめておくこと。 (2時間) |
8 |
蛍光X線分析(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】蛍光X線分析について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】エネルギー分散分析と波長分散分析についてノートにまとめておくこと。 (2時間) |
9 |
結晶によるX線の回折(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】結晶によるX線の回折について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】Braggの法則についてノートにまとめておくこと。 (2時間) |
10 |
X線結晶構造解析(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】X線結晶構造解析について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】Bravais格子についてノートにまとめておくこと。 (2時間) |
11 |
結晶構造解析の結果の評価(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】結晶構造解析の結果の評価について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】結晶構造解析によって得られる情報についてノートにまとめておくこと。 (2時間) |
12 |
粉末X線回折(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】粉末X線回折について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】粉末X線回折によって得られる情報についてノートにまとめておくこと。 (2時間) |
13 |
中性子回折(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】中性子回折について調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】X線回折から得られる情報と中性子回折から得られる情報の違いについてノートにまとめておくこと。 (2時間) |
14 |
講義内容理解度の確認と解説(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第1回~第13回の内容を復習しておくこと。 (2時間) 【事後学習】分からなかった事項を確認する。 (2時間) |
15 |
まとめと振り返り(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】質問事項をまとめておくこと。 (2時間) 【事後学習】解説内容をノートに整理する。 (2時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし |
参考書 | Weller, Overton, Rourke, Armstrong著 田中勝久・髙橋雅英・安部武志・平尾一之・北川進訳 『シュライバー・アトキンス無機化学 上巻』 東京化学同人 2016年 第6版 日本化学会編 『物質の構造III 回折 (第5版 実験化学講座 11)』 丸善 2006年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度:小課題の内容に基づき評価する(20%) 対面参加が困難であることに対する配慮を希望する学生は、必ず事前に相談すること。文理学部が定める基準に該当すると担当教員が認めた学生に対してのみ、カメラONでのZoomによる同時双方向形式で口頭試問を行い、対面で実施する授業内テストに代える。 |
オフィスアワー | 授業終了時。BlackboardのEメールの機能を用いたメールによる質問も受け付けるが、夜間・週末などは対応に時間がかかることがある。 |