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生物化学2 (生体分子の構造と機能)

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令和2年度以降入学者 生物化学2 (生体分子の構造と機能)
令和元年度以前入学者 生物化学2
教員名 垣田浩孝
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業(一部課題研究3回。Blackboardを通じて)。初回講義開始までにBlackboardのコース登録をすること。受講者への連絡はBlackboardの"連絡事項"欄に掲示するので随時確認すること。社会状況の変動等で、授業の形態等が変更される可能性があります。その場合はBlackboardあるいはe-mailを通じて連絡します。
Blackboard ID:20224529
授業概要 生命を構成する基本分子の構造と機能を知るとともに、生命を分子レベルで解明しようとする分野について知ることを目的として、生命の基本分子なかでもタンパク質(酵素を含む)、糖、脂質、核酸についてその構造と機能について講義する。この分野で必要とされる化学反応速度論(酵素反応速度論)等の化学原理についても講義する。
授業のねらい・到達目標 生命はさまざまな分子によって構成されている。この授業ではそれぞれの分子の構造、生体内での役割について学び、生命を分子のレベルで解明しようとする分野について説明できるようになることを目的とする。また上述の生命基本分子に関する簡単な計算問題が解法できるようになることも目的とする。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP及びカリキュラムポリシーCP3, 4, 8に対応しています。

なお、新カリキュラム(令和2年度以降入学者対象)では、この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP及びカリキュラムポリシーCP3, 4, 8に対応しています。
・基礎的な化学知識に基づいて、自然科学に関係する諸現象を論理的・批判的に考察することができる(A-3-2)。
・さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し、専門的化学知識に基づいてそれを説明することができる(A-4-2)。
・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる(A-8-2)。
授業の方法 授業の形式【講義】
対面授業で行う。また課題研究も行うので課題の解答は提出期限までにBlackboardを通じて提出すること。課題の解答例は次回の授業で提供するので復習すること。また対面、Blackboardあるいはe-mailを通じての質問と議論の機会を提供する。別途、課題研究については3回実施する。事情があり、対面授業に参加できない学生は事前に相談し、許可を得て遠隔授業に参加することを認める。
履修条件 なし
授業計画
1 ガイダンス(生命基本分子の構造と機能を知ること等の授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)を行うとともに、タンパク質の二次構造について講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】シラバスを良く読み,授業全体の流れを理解しておく。 (2時間)
【事後学習】第1回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
2 タンパク質の三次構造について講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】タンパク質の三次構造とは何かを予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第2回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
3 タンパク質の四次構造について講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】タンパク質の四次構造とは何かを予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第3回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
4 単糖の構造と性質について講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】単糖の定義を調べておくこと、代表的な単糖を5つ以上列記しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第4回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
5 脂質と生体膜について講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】脂質とは何かを予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第5回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
6 酵素の性質について講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】酵素とは何かを予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第6回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
7 酵素の触媒機構について講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】酵素触媒の特徴は何かを予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第7回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
8 酵素反応速度論について講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】一次反応とはどのような反応であるかについて予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第8回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
9 酵素研究手法について講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】タンパク質の研究手法の一つについて予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第9回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
10 情報高分子について講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】情報高分子とは何かを予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第10回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
11 タンパク質ができるまでについて講義する(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】タンパク質はどのようにしてできるかについて予習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第11回授業での資料を復習しておくこと。 (2時間)
12 これまでの授業での基本知識の整理と期末試験【資料閲覧可能】(対面授業)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】これまでの授業内容を復習しておく。 (2時間)
【事後学習】期末試験でできなかった問題を復習しておくこと。 (2時間)
13 情報高分子について説明した資料を作成し、提出すること(課題研究1回目_課題Ⅰ)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】教科書の核酸やアミノ酸の章を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】情報高分子についての知識を確実にしておくこと。 (2時間)
14 1回目から3回目までの授業範囲に関する課題に対して解答を作成し、提出する(課題研究2回目_課題Ⅱ)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】1回目から3回目までの授業の内容を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題内容、特に解答に時間を要した個所に関して重点的に復習しておくこと。 (2時間)
15 4回目から5回目までの授業範囲に関する課題に対して解答を作成し、提出する(課題研究3回目_課題Ⅲ)。(A-3, 4, 8)
【事前学習】4回目から5回目までの授業の内容を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】課題内容、特に解答に時間を要した個所に関して重点的に復習しておくこと。 (2時間)
その他
教科書 『ヴォート基礎生化学』 東京化学同人 2017年 第5版
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート:課題研究での課題への解答提出状況とその内容(20%)、授業内テスト(60%)、授業参画度:授業毎の課題への解答提出状況とその内容(20%)
対面授業です。しかし対面授業の実施が困難なときは、同時双方向型授業・オンデマンド型授業・課題研究(授業に関連した文献調査や研究分野のまとめ、解析等)とすることがあります。その場合は、毎週のレポート提出に加え、別途課した課題を提出することによって評価します。
オフィスアワー 対面、Blackboardあるいはe-mailを通じての質問等に直接回答するか、授業日までに資料に解説を載せる。

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