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生体エネルギー科学

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令和2年度以降入学者 生体エネルギー科学
令和元年度以前入学者 生体エネルギー学
教員名 中里勝芳
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 生命科学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業で実施する。状況によっては他の方法で実施することがある。
Blackboard ID:20221527
授業概要 この授業では、生物が生きていくために必要不可欠な化学エネルギーについて基本的な事柄を学びます。食べ物がもつ化学エネルギーとはいったい何か?からはじめ、植物による化学エネルギーの獲得方法や動物による化学エネルギー利用システムについて学びます。
授業のねらい・到達目標 <知識>
授業終了段階までに、生物が生きていくために必要な化学エネルギーをどのような様式でどれだけ獲得しているか、また、生物は生体内で化学エネルギーをどのようなシステムを用いて利用しているかを理解することができる。
<能力>
この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 4, 8およびカリキュラムポリシーCP3, 4, 8に対応している。
・既存の知識にとらわれることなく,物事を論理的・批判的に説明することができる(DP3-2)。
・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し,専門的知識に基づいて説明することができる(DP4-2)。
・継続的に自分の学修経験を振り返り,分析することができる(DP8-2)。

各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。
A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力
A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力
A-8(DP8・CP8):省察力
授業の方法 授業の形式:【講義】
スライド映写と板書を併用した講義形式で行う。各回の教材を授業日前日までにBlackbooardで配信するので利用されたい。
毎回の授業で(ガイダンスを除く)講義内容に関する簡単な問題を出すので、リアクションペーパーに解答を記入し授業終了時に提出する。理解できなかった事柄や疑問点があれば、リアクションペーパーの裏にそれらについて簡潔に書いてください。次回の授業で回答します。対面授業に出席できない学生への対応:(1)日本に入国できない留学生などは、履修登録時に担当教員に連絡して履修の許可を得る。履修許可を得た学生はBlackboardを通じてオンデマンド型授業を受講する。受講方法(課題提出方法を含む)は該当者がいた場合に、Blackboardを通じて連絡する。(2)感染症に罹患するなどで一時的に対面授業に出席できない学生は、当該授業をBlackboardを通じてオンデマンド型授業を受講する。「授業内テスト」はすべての受講者が受験する。対面授業に出席できない学生の「授業内テスト」の受験方法については、試験前の授業で連絡します。
履修条件 なし
授業計画
1 ガイダンス:授業の内容、方法や到達目標についての話します。
【事前学習】シラバスを事前に確認し,授業全体の流れを理解しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え、生体エネルギー学について基礎的なことを学んでおく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
2 化学エネルギーとは何か、水素は燃えるが水は燃えないのはなぜ
【事前学習】化学結合について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解しておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
3 生物が利用できる化学エネルギー、炭水化物・脂質・タンパク質
【事前学習】三大栄養素について調べ、それらの特徴を整理しておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べ、理解したことをまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
4 生物の化学エネルギー獲得方法1、植物の光合成1
【事前学習】植物の光合成について高校教科書レベルの知識を得て、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解しておく。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
5 生物の化学エネルギー獲得方法2、植物の光合成2
【事前学習】光についての知識を得て、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】物質の励起エネルギー状態について調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
6 生物の化学エネルギー獲得方法3、細菌の光合成1
【事前学習】光合成細菌について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
7 生物の化学エネルギー獲得方法4、細菌の光合成2
【事前学習】光合成細菌の種類について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う (2時間)
【事後学習】光合成における細菌と植物の共通点と相違点をまとめておく。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
8 生物の化学エネルギー利用方法1、代謝とATP
【事前学習】ATPの構造とエネルギーについて調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う   (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
9 生物の化学エネルギー利用方法2、呼吸
【事前学習】呼吸と燃焼の違いを調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解しておく。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
10 生物の化学エネルギー利用方法3、解糖系とクエン酸回路
【事前学習】解糖系とクエン酸回路について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
11 生物の化学エネルギー利用方法4、発酵
【事前学習】発酵について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
12 生物の化学エネルギー利用方法5、筋収縮
【事前学習】筋肉の構造について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
13 植物を模倣した人工光合成
【事前学習】人工光合成について調べ、疑問点をまとめておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】人工光合成の問題点を考える。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
14 一連の講義内容について復習する。
【事前学習】一連の講義で分からなかったことや疑問点を整理しておく。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間)
【事後学習】授業で述べた言葉等が分からないときは調べて理解する。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間)
15 「授業内テスト」を実施し、試験終了後に試験について解説する。
【事前学習】前回までに学んだ内容を十分に理解し,説明できるようにしておく。 (2時間)
【事後学習】自身の解答を振り返り,学んだ内容をさらに深く理解できるようにする(省察力(A-8))。 (2時間)
その他
教科書 講義資料を配信する。
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:学期末の授業内テストの成績で講義内容の理解度や説明力を評価する。(70%)、授業参画度:提出されたレアクションペーパーの数および解答内容で評価する。(30%)
・学期末に「授業内テスト」を行い、学習した内容の理解度と説明力から理論的・批判的思考力(A-3)を評価する。
・毎回のリアクションペーパーに書かれた内容から問題発見・解決力(A-4)ならびに省察力(A-8)を評価する。

・感染症に罹患するなどで学期末の「授業内テスト」を受けられない場合には,担当教員に連絡する。その場合,追試験の実施を検討す
 る。また,学期を通じて対面授業に参加できない場合(「授業の方法」参照)は,対象者に個別に連絡する。
オフィスアワー 授業終了後の休みお時間または本館6階601生命科学科研究室で対応できるとき

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