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地球科学調査研究法1

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令和2年度以降入学者 地球科学調査研究法1
令和元年度以前入学者 地球科学調査研究法1
教員名 中尾有利子
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業(一部Zoomを利用したオンライン型遠隔授業)
3回分の野外実習は集中授業を予定(参加できない場合は課題で対応する).
BlackboardコースID:20221350
授業概要 地質・地圏科学の調査および研究手法を学習する
授業のねらい・到達目標 〈授業のねらい〉
 4年次の卒業テーマ研究を効果的に行うために必要な地質科学の知識,調査法,分析法,結果のまとめ方,
 発表の仕方および与えられた課題を解決するための手法を習得する.

〈到達目標〉
 1. 地質構造の見方と考え方について,基礎的な知識,調査法,分析法,発表の仕方を
   習得する(1-5)
 2. 層理と堆積構造の記載的分類について,基礎的な知識,調査法,分析法,発表の仕方を
   習得する(6-10).
 3. 得られた結果の取りまとめ方,科学論文の読み方,書き方を習得する(11-15).
 ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号

〈学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)学習・教育到達目標とのかかわり〉
「(D)デザイン能力」(1‒15),「(E)コミ ュニケーション能力」(1‒15),に寄与する.
 ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号

〈日本大学教育憲章との関係〉
 ・新しい問題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して用いることが
  できる(A-5-3).
 ・様々な人々とコミュニケーションを取り,専門的知識について議論することができる
  (A-6-3).
 ・学修活動において,積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮して,他者と協働
  して作業をすることができる(A-7-3).
 ・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができるA-8-3).

〈ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係〉
 ・文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP5,6,7,8 およびカリキュラム
  ポリシーCP5,6,7,8に対応している(2020年度以降入学者) 
 ・文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及び
  カリキュラムポリシーCP9に対応している(2019年度以前入学者).
授業の方法 授業の形式:【ゼミ】
標準的な教科書を用いて基礎的な知識や考え方,調査の仕方を学んでいく. ゼミ形式(対面とZoom)の輪読を行う.
その他,関連して以下を付随する場合がある.
報告会における発表・討論・そのための準備(野外調査(集中授業),データ解析を含む)

対面参加が困難な学生については,あらかじめ申請し,オンライン形式で参加すること.
初回講義開始前までにBlackboardのコース登録をすること.
授業計画
1 地質・地圏科学の調査および研究手法(A-5, 6, 7, 8)
【対面授業】
【事前学習】事前に配布する概要に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】研究手法を文章にまとめておく (2時間)
2 地質・地圏科学の基礎(A-5, 6, 7, 8)
【対面授業】
【事前学習】事前に配布する構造地質の概要に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】断層と褶曲についてまとめておく (2時間)
3 地質・地圏科学の基礎(堆積物の粒度)(A-5, 6, 7, 8)
【対面授業】
【事前学習】事前に配布する断層と褶曲に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】付加体についてまとめておく (2時間)
4 地質・地圏科学の基礎(堆積物の形態)(A-5, 6, 7, 8)
【対面授業】
【事前学習】事前に配布する付加体に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】堆積プロセスまとめておく (2時間)
5 堆積学の基礎1(堆積物の生成)(A-5, 6, 7, 8)
【zoomによる同時双方向】
【事前学習】事前に配布する堆積物の生成プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】堆積プロセスまとめておく (2時間)
6 堆積学の基礎2(堆積プロセス)(A-5, 6, 7, 8)
【zoomによる同時双方向】
【事前学習】事前に配布する堆積プロセスに関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】堆積構造についてまとめておく (2時間)
7 堆積学の基礎3(堆積構造)(A-5, 6, 7, 8)
【zoomによる同時双方向】
【事前学習】事前に配布する堆積構造プリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】野外実習地の地形情報を収集しておく (2時間)
8 文献の収集とリスト作成(A-5, 6, 7, 8)
【zoomによる同時双方向】
【事前学習】事前に配布する地質構造に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】野外実習地の堆積情報を収集しておく (2時間)
9 文献の要約の作成(A-5, 6, 7, 8)
【zoomによる同時双方向】
【事前学習】事前に配布する地質構造に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】野外実習地の堆積情報を収集しておく (2時間)
10 野外実習(堆積構造)(A-5, 6, 7, 8)
【集中授業・対面】
【事前学習】事前に配布する野外での堆積構造に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】ステレオネットについて調べておく (2時間)
11 野外実習(堆積構造:粒度)(A-5, 6, 7, 8)
【集中授業・対面】
【事前学習】事前に配布する地層の姿勢に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】薄片試料の準備 (2時間)
12 野外実習(地形)(A-5, 6, 7, 8)
【集中授業・対面】
【事前学習】事前に配布する地形に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】野外実習地の地質情報を収集しておく (2時間)
13 野外実習の概要のまとめ(A-5, 6, 7, 8)
【対面授業】
【事前学習】事前に配布する背景に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】顕微鏡での観察手法を調べておく (2時間)
14 野外実習地の地質・地形のまとめ(A-5, 6, 7, 8)
【対面授業】
【事前学習】事前に配布する地質・地形に関するプリントを読んでおく (2時間)
【事後学習】報告書の目次を作成しておく (2時間)
15 野外実習結果の報告のまとめ(A-5, 6, 7, 8)
(zoomによる同時双方向)
【事前学習】報告書のドラフトを作成しておく (2時間)
【事後学習】授業を行ったことを文章にまとめておく (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 ウィリアム J.フリッツ、ジョニー N.ムーア著 原田憲一訳 『層序学と堆積学の基礎』  愛智書店 1999年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、発表・討議(70%)
下に示した基準で総合的に判断し,上述の比率で60点以上を合格とする.
レポートは発表時に作成するレポートにより評価する.
発表・討議は毎回の発表や討議の内容により評価する.

成績評価の方法および基準
1. 層理と堆積構造の記載的分類について,基礎的な知識,調査法,分析法,発表の仕方を習得する(30点).
2. 得られた結果の取りまとめ方,科学論文の読み方,書き方を習得する(40点).
3. 得られた結果の取りまとめ方,科学論文の読み方,書き方を習得する(30点).
※1~3は到達目標の番号

対面参加できない場合については、初回で説明する.
オフィスアワー 授業後の休み時間かBb経由のメールで対応

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