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測地学実習

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令和2年度以降入学者 測地学実習
令和元年度以前入学者 地球計測学実習
教員名 村瀬雅之
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 地球科学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業
Blackboard ID:20224308
授業概要 測地学や測量の基礎的事象を体感的に学習する。
授業のねらい・到達目標 授業のねらい:
基本的な測量方法と測量データ処理を実際に行うことで修得する。

到達目標:
1.測地学や地球物理学的データを解析し、その意味を理解できる(1-15)。
2.古典的測量手法(測距、測角、水準)を実際に体験し、得られたデータの解析ができる(6-10)。
3.近・現代的測量手法(GNSS測量)を実際に体験し、得られたデータの解析ができる(4,5,11)。

学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標「(F)地球科学の専門技術を修得する」(1-15)に寄与する。
※括弧内の数字は授業計画内の講義番号

日本大学教育憲章との関係:
資料や事象を注意深く観察・検討して,問題を発見し,解決策を考案することができる(A-4-3)。

ディプロマポリシー(DP)との関係:
この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 及びカリキュラムポリシーCP3に対応している。
なお、この科目は旧カリキュラム(令和元年度以前入学者が対象)においては、文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6, 及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。
授業の方法 授業の形式:【実験・実習】
授業では、原則として、受講者それぞれに異なった課題を課すが、必要に応じて、グループや全員で取り組む課題もある。
実習の進め方の詳細については、初回の授業で説明を行う。
野外で行う実習は、天気により実施内容の順番を変更することがある。
事前・事後学習として、実験や野外実習の内容をまとめ、レポートの作成を行うこと。

対面参加が困難な学生については、あらかじめ申請し、オンライン形式で参加すること。
初回講義開始までにBlackBoardのコース登録をすること。
受講者への連絡はBlackBoardの“連絡事項”欄に掲示するので随時確認すること。
履修条件 データ解析にはWindows上で動くアプリケーションソフトを使用するため、Windows10のノートPCを持っていない学生は事前に相談すること。
授業計画
1 実験・観測課題の説明と実験・観測の進め方・誤差の評価
実験・観測を行う上での注意事項、レポートの書き方などの説明 (A-4)【対面授業】
【事前学習】シラバスを確認し、授業の流れを理解すること (2時間)
【事後学習】実験の進め方やレポートの書き方について復習しておくこと (2時間)
2 GMTを用いた測地学や地球物理学データの可視化1(A-4)【対面授業】
【事前学習】UBUNTUについて予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】UBUNTUについて学習した内容をまとめておくこと (2時間)
3 GMTを用いた測地学や地球物理学データの可視化2(A-4)【対面授業】
【事前学習】第2回で実施した内容を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】GMTについて学習した内容をまとめておくこと (2時間)
4 GNSS測量1(設置)(A-4)【対面授業】
【事前学習】GNSSについて予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】GNSSについて学習した内容をまとめておくこと (2時間)
5 GNSS測量2(回収)(A-4)【対面授業】
【事前学習】GNSSについて予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】GNSSについて学習した内容をまとめておくこと (2時間)
6 古典的測量手法(測距、測角)1(構内での測量)(A-4)【対面授業】
【事前学習】トータルステーションについて調べておくこと (2時間)
【事後学習】トータルステーションの観測手法について学習した内容をまとめておくこと (2時間)
7 古典的測量手法(測距、測角)2(構内での測量)(A-4)【対面授業】
【事前学習】トータルステーションについて調べておくこと (2時間)
【事後学習】トータルステーションの観測手法について学習した内容をまとめておくこと (2時間)
8 古典的測量手法(測距、測角)3(データ解析)(A-4)【対面授業】
【事前学習】トータルステーションについて調べておくこと (2時間)
【事後学習】トータルステーションの計算結果をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間)
9 古典的測量手法(水準)1(構内での測量)(A-4)【対面授業】
【事前学習】水準測量に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】水準測量の観測手法について学習した内容をまとめておくこと (2時間)
10 古典的測量手法(水準)2(データ解析)(A-4)【対面授業】
【事前学習】水準測量に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】水準測量の計算結果をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間)
11 GNSS測量3(データ解析)(A-4)【対面授業】
【事前学習】解析方法に関することを予め調べておくこと (2時間)
【事後学習】解析した結果をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間)
12 気象庁の見学(気象庁の地震・火山監視における測地学・地球物理学的観測について学習する)(A-4)【対面授業】
【事前学習】気象庁の地震火山業務についてHPの内容を確認しておくこと (2時間)
【事後学習】見学で学習した内容をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間)
13 震源・地殻変動データ解析とGMTによる可視化1(A-4)【対面授業】
【事前学習】日本の被害地震について調べておくこと (2時間)
【事後学習】震源データ解析で学んだ内容をまとめ、レポートの作成を行うこと (2時間)
14 震源・地殻変動データ解析とGMTによる可視化(A-4)【対面授業】
【事前学習】国土地理院のHPで地殻変動について調べておくこと (2時間)
【事後学習】最終課題のレポートの作成を行うこと (2時間)
15 最終課題の解説と授業のまとめ(A-4)【対面授業】
【事前学習】これまでの実験内容についてまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】この授業の達成度の自己評価をおこなうこと。 (2時間)
その他
教科書 なし
参考書 猪木幹雄、中田勝行、那須充 『図説わかる測量』 学芸出版社
成績評価の方法及び基準 授業内に課す課題(100%)
達成度評価基準
実験課題の場合は提出されたレポートを以下の基準で評価する。
1.実習の目的が理解できているか。(1-15)
2.正しく機器が操作できたか。(1-15)
3.正しくデータを取得し、正しく整理できているか。(1-15)
4.テキストを正しく理解し、取得したデータから目的とする物理量が正しく導出出来ているか。(1-15)
見学の場合は,見学後に提出されたレポートを以下の基準で評価する。
1.見学の内容が正しく理解できているか。(1-15)
各項目毎に提出されたレポートを上記の基準で採点する。全レポートの平均点が、100点満点で60点以上を合格とする。
対面授業で参加できない者は、実習内容に関連する課題を提出することで評価する。
オフィスアワー 原則として、授業後に授業を行った教室で対応する。ブラックボードでの質問も受け付ける。

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