検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 地球科学概論2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
令和元年度以前入学者 | 地球科学概論2 | ||||
教員名 | 山中勝 三隅良平 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 文理学部における対面型授業 BlackboardのコースID:20221306 |
---|---|
授業概要 | 地球をめぐる水と大気の科学について学習する。 |
授業のねらい・到達目標 | 地球の水圏・気圏における多様な現象について,それぞれ地球的視野から捉え,地域性やメカ ニズムについて理解できるようになる。また,諸現象の人間活動との関係,環境について考察 する。技術士に関連する水圏・気圏分野の基礎概念の導入を理解できるようになる。このなか で,エネルギー循環の立場から大気・海洋・水循環のシステムについて理解する(1-7)。大 気の構造および気象について基礎的なメカニズムを理解する(8-14)。第1~14回の授業内容 の要点をまとめる(15)。 ・到達目標: (1)太陽系惑星における地球の特徴について理解している(1,15) (2)大気・海洋の成り立ちと組成を理解している(2,15) (3)大気・地表における熱収支・熱輸送について理解している(3-4,15) (4)大気大循環と海洋大循環について理解している(5-6,15) (5)海陸間の水輸送・水収支について理解している(7,15) (6)大気が層構造をしている理由を理解している(8,15) (7)中層大気に発生する大気現象を理解している(9,15) (8)地衡風の概念を理解している(10,15) (9)台風と温帯低気圧の構造や発生メカニズムの違いを理解している(11,15) (10)大気の安定度と雲・雨のしくみについて理解している(12,15) (11)日本の季節ごとの気象の特性を理解している(13,15) (12)「地球温暖化」「砂漠化」「酸性雨」について理解している(14,15) 学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標とのかかわり: 学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標「(A)地球及び地球環境 について,必要な基礎知識を多面的・総合的に学ぶ」(1-15)に寄与する。 *括弧内の数字は授業計画の講義番号 日本大学教育憲章との関係: 現代社会における科学技術の役割を説明することができる(A-2-1)。 ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係: 文理学部(学士(理学))ののディプロマポリシーDP2およびカリキュラムポリシーCP2 に対応 している。 なお,この科目はは旧カリキュラム(令和元年度以前の入学者が対象)のディプロマポリシー DP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式【講義】 プリント・書画カメラ・パワーポイント等を用いて図表・写真・画像を示し,現象や観測結果 を具体的に把握できるように努めながら講義を進める。 また,下記の授業以外に野外実習を⾏う場合がある。 対面授業においてコロナ罹患により参加できない場合には,別途動画の視聴を用意するので速 やかにその旨を申し出ること.なお,これに関する視聴期間は授業実施日から数えて1週間と する。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
太陽系惑星における地球の特徴【担当:山中】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】シラバスの授業概要の内容について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した太陽系惑星における地球の特徴の復習を⾏う (3時間) |
2 |
大気・海洋の成り立ちと組成【担当:山中】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する大気・海洋の成り立ちと組成について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した大気・海洋の成り立ちと組成の復習を⾏う (3時間) |
3 |
地表における熱収支・熱輸送(1)-地球が受ける太陽放射量-【担当:山中】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する地球が受ける太陽放射量について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した地球が受ける太陽放射量の復習を⾏う (3時間) |
4 |
地表における熱収支・熱輸送(2)-温室効果と緯度によるエネルギー収⽀-【担当:山中】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する地球が受ける太陽放射量について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した地球が受ける太陽放射量の復習を⾏う (3時間) |
5 |
大気の大循環【担当:山中】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する大気の大循環について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した大気の大循環の復習を⾏う (3時間) |
6 |
海洋の大循環【担当:山中】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する海洋の大循環について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した海洋の大循環の復習を⾏う (3時間) |
7 |
海陸間の水輸送・水収支【担当:山中】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する海陸間の水輸送・水収支について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した海陸間の水輸送・水収支の復習を⾏う (3時間) |
8 |
大気の構造【担当:三隅】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する大気圏の構造について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した大気圏の構造の復習を行う (3時間) |
9 |
中層大気の気象【担当:三隅】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する中層大気(成層圏・中間圏)の気象について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した中層大気の気象の復習を行う (3時間) |
10 |
コリオリの力と地衡風【担当:三隅】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習するコリオリの力と地衡風について調べておく (2時間) 【事後学習】学習したコリオリの力と地衡風の復習を行う (3時間) |
11 |
台風と温帯低気圧【担当:三隅】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する台風と温帯低気圧について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した台風と温帯低気圧の復習を行う (3時間) |
12 |
雲の形成と降水のしくみ【担当:三隅】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する雲の形成と降水のしくみについて調べておく (2時間) 【事後学習】学習した雲の形成と降水のしくみの復習を行う (3時間) |
13 |
日本付近の気象の特徴【担当:三隅】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する日本付近の気象の特徴について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した日本付近の気象の特徴の復習を行う (3時間) |
14 |
地球環境問題【担当:三隅】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】学習する地球環境問題について調べておく (2時間) 【事後学習】学習した地球環境問題の特徴の復習を行う (3時間) |
15 |
まとめと達成度の確認【担当:山中・三隅】【対面授業】(A-2-1)
【事前学習】これまで学習した内容のまとめを⾏う (2時間) 【事後学習】学習したことの復習を⾏う (3時間) |
その他 | |
---|---|
教科書 | 適宜プリントを配付する。 |
参考書 | 授業中に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業内課題(20%) (1)太陽系惑星における地球の特徴について理解している(6点) (2)大気・海洋の成り立ちと組成を理解している(2点) (3)大気・地表における熱収支・熱輸送について理解している(21点) (4)大気大循環と海洋大循環について理解している(16点) (5)海陸間の水輸送・水収支について理解している(5点) (6)大気が層構造をしている理由を理解している(5点) (7)中層大気に発生する大気現象を理解している(10点) (8)地衡風の概念を理解している(5点) (9)台風と温帯低気圧の構造や発生メカニズムの違いを理解している(10点) (10)大気の安定度と雲・雨のしくみについて理解している(5点) (11)日本の季節ごとの気象の特性を理解している(5点) (12)「地球温暖化」「砂漠化」「酸性雨」について理解している(10点) 総合的に判断し,60点以上を合格とする。 なお,コロナ罹患により対面試験に参加できなかった場合には,別途追試験を実施するので,そ の旨を速やかに申し出ること。 |
オフィスアワー | 原則として,当該授業日の授業後2時間,質問等をBbで受け付ける。 |