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平成30年度以降入学者 | 心理学ゼミ1・心理学ゼミ3 | ||||
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教員名 | 望月正哉 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | 対面授業(一部SlackとZoomを利用した遠隔授業もあり) BlackboardのコースID: 20221231 |
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授業概要 | 言語・コミュニケーションの心理学研究を実践する |
授業のねらい・到達目標 | 心理学ゼミ1から4を通じ,人の言語・コミュニケーションを心理学の視点から研究を実施できるようになる。具体的な到達目標として,特に心理学ゼミ1では(1)研究に関連した適切な文献を収集できる,(2)複数の文献から研究背景を理解し問題を設定できる,(3)研究報告の形式で文章が書ける,研究背景の理解を中心に,そこで用いられている研究手法を知ることや,報告の形式についても理解し,議論できることを目標とする(A-6-1, A-6-3)。心理学ゼ(4)研究報告に基づき適切な質疑応答ができるようになる(A-6-1,A-8-1)。心理学ゼミ3では,(1)計画に基づいて適切な研究が実施できる,(2)文献研究を行うとともに,研究計画の立案に対し指導的役割を担えるようになる(A-6-3,A-8-3)。また,心理学ゼミ1,心理学ゼミ3の両方においてグループでの研究を行い,データの取得を行うなかで,他者との連携や支援を学ぶ(A-7-1, A-7-3)。 この科目は文理学部(学士(心理学))のDP及びCPの6,7,8に対応している。 |
授業の方法 | 授業の形式:【演習】 対面とオンラインツールを組み合わせ,演習・実習形式で行うこととする。心理学ゼミ1受講者は各自が自身で設定したテーマに沿って文献研究を行い,途中経過を含め,報告し,受講者全員で討議する。心理学ゼミ3受講者は,自身の研究の進捗報告に加え,テーマに沿った実験・調査を実施する。また,上級生は下級生に対し,文献の選択や報告の方法について助言を与えるとともに,議論に積極的に参加し,研究の精度を上げる援助をする。報告を担当する際には報告前に資料を完成させ,事前に共有すること。自身が担当した報告に対しては討議の内容を事後にまとめること。本授業に関わる作業は主に授業外となり,授業では報告・討議が中心になることに留意する。なお,本授業の事前・事後学習は,それぞれ1−3時間を目安とするが,テーマや授業中の作業により,それよりも多い時間が必要となることがある。 オンライン型の授業ではZoom, Slackを使用し議論を進める。なお,対面授業の回についても,新型コロナウィルスの感染状況等を鑑みて,Zoomに変更する可能性もある。授業は週1回のペースで進めるが,随時相談を行うことも可能である。なお,課題の提出,フィードバックはSlackを利用して行う。対面授業において対面参加が困難な学生については,教員の許可を受けて,Zoomにてオンライン参加ができる。 |
授業計画 | |
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1 |
授業のテーマや到達目標,授業方法の説明(A-6-1,A-6-3)(対面授業)
【事前学習】本シラバスを十分に読み,今期に取り組む内容について理解する (1時間) 【事後学習】ガイダンスの内容を踏まえ,学習計画を立てる (3時間) |
2 |
ゼミにおける研究テーマの紹介(A-6-1,A-6-3)(対面授業)
【事前学習】初回で配布するレジュメの内容を踏まえ,文献や論文の探し方を確認する (2時間) 【事後学習】本ゼミで扱うテーマの中から,自身が興味をもつテーマを選ぶ (2時間) |
3 |
研究テーマに関する発表(A-6-1,A-6-3)(対面授業)
【事前学習】前週の発表を踏まえ,自身の興味をまとめてくる (2時間) 【事後学習】選択した研究テーマに関する文献の探し方を確認する (2時間) |
4 |
グループ研究の準備と報告文献の収集(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)(対面授業)
【事前学習】事前に配布した資料を読んだうえで,自身のテーマに関連する文献を収集する (2時間) 【事後学習】選択した文献の位置づけを踏まえ,各文献を読み進め,その内容をまとめる (2時間) |
5 |
論文の報告と討議(言語心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン授業)
【事前学習】発表担当者は選択した論文をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) |
6 |
論文の報告と討議(社会言語学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン授業)
【事前学習】発表担当者は選択した論文をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) |
7 |
グループ研究の進捗報告(目的や方法の明確化)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(対面授業)
【事前学習】各自で決めた作業を実施し,議論すべきポイントを共有しておく (2時間) 【事後学習】議論した内容を踏まえ,実施に向けて実験プログラム等を作成する (2時間) |
8 |
論文の報告と討議(コミュニケーション心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン授業)
【事前学習】発表担当者は選択した論文をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) |
9 |
文献の報告と討議(言語心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン授業)
【事前学習】発表担当者は選択した文献をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) |
10 |
グループ研究の進捗報告(実施状況の報告)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(対面授業)
【事前学習】各自で決めた作業を実施し,議論すべきポイントを共有しておく (2時間) 【事後学習】議論した内容を踏まえ,必要なデータを収集する (2時間) |
11 |
文献の報告と討議(社会言語学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン授業)
【事前学習】発表担当者は選択した文献をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) |
12 |
文献の報告と討議(コミュニケーション心理学分野)(A-6-1,A-6-3,A-7-1,A-7-3)(オンライン授業)
【事前学習】発表担当者は選択した文献をまとめ,発表日までに共有しておく (3時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,もう一度文献を読み直す (1時間) |
13 |
グループ研究の進捗報告(結果・考察)(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)(対面授業)
【事前学習】実施した研究のまとめを進め,課題となる点を明らかにする (2時間) 【事後学習】指摘された内容を踏まえ,報告書を作成する (2時間) |
14 |
グループ研究のまとめと後期実施内容の議論(A-6-1,A-6-3,A-8-1,A-8-3)(対面授業)
【事前学習】実施した研究のまとめを進め,課題となる点を明らかにする (2時間) 【事後学習】後期に実施する内容のアイデアを共有する (2時間) |
15 |
研究計画の作成(A-8-1,A-8-3)(対面授業)
【事前学習】グループでの議論を踏まえ,3年生を中心にアイデアを集める (2時間) 【事後学習】研究計画について文章にまとめ提出する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(70%) レポートは,授業内で発表等に必要な資料(2種類)と研究計画を評価する。授業参画度は,到達目標に書いた観点に基づき,授業における発表および議論,グループ研究への参画度を評価する。対面授業において対面参加できない場合,オンライン参加を求めるが評価方法に相違な点はない。 |
オフィスアワー | Slackで随時受け付ける。 |