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平成30年度以降入学者 | 老年心理学特講 | ||||
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平成29年度以前入学者 | 老年心理学 | ||||
教員名 | 内藤佳津雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業(11回)、オンデマンド型授業(3回)、ZOOMによるオンライン授業(1回)で行う Blackboard コースID:20224189 |
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授業概要 | 高齢者への心理的理解を深め、老化への理解に基づく心理的支援の基礎について講義する 厚生省行政官(老人福祉専門官)の実務経験をもとに、高齢社会の現状と社会的課題、高齢者支援の背景となる高齢社会施策の概要および認知症の人への医学的・福祉的支援について講義に含んでいる。 授業内容は、(1)生理的な老化と心理,(2)社会における老化と心理,(3)認知症の理解と支援、の3つの領域を取り扱う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・老年期の発達について多様な側面から理解して説明できる ・老年期の発達に対する社会的影響を理解して説明できる ・認知症の中核症状と周辺症状の違いについて説明できる ・認知症の原因疾病別の特徴を説明できる ・高齢者やその周囲の人への心理的支援について説明できる ・既存の知識にとらわれることなく、物事を科学的根拠に基づいて、論理的・批判的に考察し、説明することができる(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察し、問題点を発見し、解決策を検討することができる(A-4-3) この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP4に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 <対面授業> 講義により各回の内容についての理解を図り、その後講義内容に関する課題を行い、理解の定着および実践的な応用力を養成する ・毎回の授業内課題・授業後課題については、Blackboardを通じて期限までに提出すること ・課題の解答や解答のポイントは翌週に解説する ・質問は授業内課題とともにBlackboardに入力可能であり。その回答は翌週解説を行う <オンデマンド型授業:第3・6・11回> Blackboard上で動画教材の試聴により、各回の内容についての理解を図り、その後講義内容に関する課題を行い、理解の定着および実践的な応用力を養成する ・毎回の授業内課題については、Blackboardを通じて期限までに提出すること(6、11回は授業内テストとして実施する) ・課題の解答や解答のポイントは翌週に解説する ・質問は授業内課題とともにBlackboardに入力可能であり。その回答は翌週解説を行う <オンライン授業:第15回> ZOOMによるオンライン授業でまとめの講義を行う。Blackboard上で期末課題を実施する。 ○対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす者はZoomでの参加を認める(あらかじめBlackboardを通じて登録することが必要) 1)Zoomでの参加を認める条件:日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生 2)授業への参加方法:Zoomでの授業を受講し、課題については対面授業と同じ期限までにBlackboardに提出する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:老年心理学について、老化とは(A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】日本の平均寿命について調べてくること (1時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (3時間) |
2 |
加齢による身体機能・感覚・知覚の変化(A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】配布資料をもとに、加齢による身体機能・感覚・知覚の変化の特徴を概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
3 |
加齢と認知(記憶や思考)(A-3,A-4)(オンデマンド型授業)
【事前学習】配布資料をもとに加齢による認知の特徴について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
4 |
加齢による知能の変化(加齢研究の方法)(A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】配布資料をもとに加齢による知能の変化の特徴について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
5 |
加齢とパーソナリティ(A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】配布資料をもとに加齢によるパーソナリティ変化の特徴について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
6 |
加齢に伴う生理的変化と心理的影響の復習課題と解説(A-3,A-4)(オンデマンド型授業)
【事前学習】1ー5回の授業内容について振り返ること (3時間) 【事後学習】当日出題の復習課題の内容を再度復習すること (1時間) |
7 |
高齢者のQOL(生活の質)(A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】配布資料をもとに高齢者のQOL理論について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
8 |
高齢者を取り巻く社会状況と老化理論・高齢者施策(A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】配布資料をもとに高齢者を取り巻く社会的状況について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
9 |
認知症の理解 (A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】配布資料をもとに認知症について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
10 |
認知症高齢者の心理的理解(A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】配布資料をもとに認知症の心理的理解の特徴について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
11 |
社会における老化と心理の復習課題と解説(A-3,A-4)(オンデマンド型授業)
【事前学習】7ー10回の授業内容について振り返ること (3時間) 【事後学習】当日出題の復習課題の内容を再度復習すること (1時間) |
12 |
認知症の人への心理的支援(A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】配布資料をもとに認知症の人への心理的支援について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
13 |
認知症高齢者へのケアの心理学的理解(A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】配布資料をもとに認知症高齢者への支援の心理学的理解について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
14 |
認知症の人を支える周囲の人の心理的理解と支援(A-3,A-4)(対面授業)
【事前学習】配布資料をもとに認知症の人を支える周囲の人の心理的理解と支援について概観しておくこと (2時間) 【事後学習】当日出題の授業内課題を再度振り返ること (2時間) |
15 |
全体の振り返りと期末課題・解説(A-3,A-4)(オンライン授業)
【事前学習】1ー14回(6・11回を除く)の授業内容を振り返ること (3時間) 【事後学習】当日出題の復習課題の内容を再度復習すること (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 毎回,資料を配布する |
参考書 | 適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:6・11回の復習課題:各12点 15回 52点(76%)、授業参画度:6,11,15回以外の授業内課題(12回×2点)(24%) 15回の授業内テストは単位取得のために受験が必須 対面授業に参加できないためZoomによる授業参加を認められた者も、毎回の課題および3回の授業内テストに相当する課題を実施する。 |
オフィスアワー | 木曜日3限本館4階研究室、またはメール等で調整してZoomで面談 |