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健康心理学特講

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平成30年度以降入学者 健康心理学特講
平成29年度以前入学者 健康心理学
教員名 依田麻子
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 Blackboard コースID:20224188
対面授業
授業概要 人生100年の時代といわれています。しかし,その100年を自分らしく,不自由なく暮らすことができるかといわれると,現代はまだ難しい時代です。健康寿命と寿命との隔たりは10年近くあります。寿命を迎える10年以上,健康とは言えない状態にあるのが現状です。健康とは何か,疾病予防,健康増進に対する心理学的に可能な関りについてストレス,食生活,健康リスク等の観点から探ることで,人が健康で豊かな生活をおくるための,健康心理学に関する原理や方法を学びます。
授業のねらい・到達目標 身の回りの健康心理学的問題を科学的根拠に基づいて理論的・批判的に考察し,説明できる(A-3-3)。
信頼できる情報に基づいて健康心理学的問題を発見し,解決方法を検討できる。(A-4-3)
この科目は文理学部(学士(心理学))のDP及びCPの3.4に対応しています。
授業の方法 授業の形式【講義】

受講するかどうか迷っている場合も,初回から出席し,課題を提出してください。課題の提出は,授業中にBlackboardを介して行いますので,Blackboardが使用できるように準備して出席してください。
フィードバックなどは対面授業の際やBlackboardを介して行います。質問はオフィスアワーなどでも可能です。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標,授業の進め方について説明する)および心身の健康について(A-3-3) 対面授業
【事前学習】シラバスを事前に確認すること 健康心理学が扱う分野を確認すること (2時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え,健康に関する自分の考えを整理してみる。 (2時間)
2 健康とウェルビーング A-4-3 対面授業
【事前学習】健康・ウェルビーイングについて調べておく。 (2時間)
【事後学習】健康・ウェルビーイングについて,今日的概念をまとめておく。 (2時間)
3 時代の変遷と病気と健康 (A-3-3) 対面授業
【事前学習】病気・健康を時代の変化の観点から調べる。 (2時間)
【事後学習】病気・健康についての今日的考えをまとめておく。 (2時間)
4 感染症とその予防 (A-3-3) 対面授業
【事前学習】感染症の分類と予防について調べておく。 (2時間)
【事後学習】感染症の分類と予防について,学んだことを整理しておく。 (2時間)
5 ストレス(1)ストレスの心理学的基礎 (A-4-3)対面授業
【事前学習】ストレスの心理学的基礎について調べておく。 (2時間)
【事後学習】ストレスの心理学的基礎について整理しておく。 (2時間)
6 ストレス(2)ストレスの生理学的基礎 (A-4-3) 対面授業
【事前学習】ストレスと身体反応について調べておく。 (2時間)
【事後学習】ストレスの生理と心身の疾病について整理をしておく。 (2時間)
7 ストレスマネジメント (A-4-3)対面授業
【事前学習】ストレスマネジメントについて調べておく。 (3時間)
【事後学習】心の健康とストレスマネジメントについて整理しておく。 (1時間)
8 食行動が心身に与える影響について  (A-3-3) 対面授業
【事前学習】自らの食行動をふりかえる。 (3時間)
【事後学習】健康な食生活の重要性に関する自分の考えをまとめておく。 (1時間)
9 睡眠が心身に与える影響について  (A-3-3) 対面授業
【事前学習】自らの睡眠行動をふりかえる。 (3時間)
【事後学習】睡眠や休養の重要性に関する自分の考えをまとめておく。 (1時間)
10 運動が心身に与える影響について  (A-3-3) および レポート課題についての説明 対面授業
【事前学習】自らの運動習慣についてふりかえる。 (3時間)
【事後学習】授業を参考に運動と休養に関する自分の考えをまとめておく。 (1時間)
11 健康日本21とは何か(1)基本的取り組み (A-3-3) 対面授業
【事前学習】健康日本21について調べる。 (2時間)
【事後学習】健康日本21の中心となる考え方をまとめる。 (2時間)
12 健康日本21とは何か(2)現状の把握(A-4-3)対面授業
【事前学習】健康日本21で取り上げている健康問題について,調べておく。 (2時間)
【事後学習】健康問題について,さらに掘り下げてノートをまとめておく。 (2時間)
13 健康日本21における発達段階に伴う健康リスク要因 (A-4-3) 対面授業
【事前学習】発達段階に特徴的な健康リスク要因を調べる。 (3時間)
【事後学習】発達段階に特徴な健康リスク要因について,ノートを整理しておく。 (1時間)
14 睡眠・運動・食事に対する健康心理学的対応  (A-4-3)遠隔授業(Zoom)
【事前学習】睡眠・運動・食事に関する健康リスク要因について調べる。  (3時間)
【事後学習】自身が持つ健康リスク要因とその対応についてノートに整理しておく。 (1時間)
15 睡眠・運動・食事に対する健康心理学的リスク要因の議論 (A-4-3) 遠隔授業(Zoom)
【事前学習】健康リスク要因についての対応を調べる。議論の際に用いる。 (3時間)
【事後学習】これまでの授業の内容を振り返り,健康と心身の関係性の考察を深める。 (1時間)
その他
教科書 なし
参考書 厚労省の健康に関するホームページを参照すること。
成績評価の方法及び基準 レポート:レポート課題の内容によって評価する。(40%)、毎回提出する課題から評価する。(60%)
1回目から授業中に課題を行い,その場でBlackboardを介した提出を求める。授業の際にBlackboardへの課題提出ができるように準備の上,授業に出席すること。課題の指示は必ず守ること。
オフィスアワー 木曜日13:10~13:40 本館3階 依田研究室

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