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平成30年度以降入学者 | 心理検査法特講 | ||||
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平成29年度以前入学者 | 心理検査法特講 | ||||
教員名 | 岡田和久 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard コースID:20224186 |
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授業概要 | 心理臨床の実践現場で使用される心理検査の理論的背景やその限界,心理検査に関する職業倫理,そして近年注目されている「治療的アセスメント」について学ぶ。 また,臨床心理士・公認心理師経験をもとに,臨床現場における心理検査について説明する。 |
授業のねらい・到達目標 | ・各心理検査の特徴とその限界について説明できる。 ・心理検査を実施する際に必要な倫理観を身につけることができる。 ・限界のある心理検査結果の効果的なフィードバックについて説明できる。 ・既存の知識にとらわれることなく,物事を科学的根拠に基づいて,論理的・批判的に考察し,説明することができる(A-3-3)。 ・資料や事象を注意深く観察し,問題点を発見し,解決策を検討することができる(A-4-3)。 この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP3、DP4及びカリキュラムポリシーCP3、CP4に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 ・パワーポイントおよび配布資料を用いた講義形式で行い,授業後にはBlackboard上で課題(リアクションペーパー)を提出する。 ・リアクションペーパーに関するフィードバックは,翌週の授業の中で行う。 ・対面授業に参加できない場合,当日の授業開始前までにBlackboardのメールにてその理由を述べ,担当教員の許可を得ること。許可を得た学生は,Blackboardに記載している期日までに課題を提出する。 |
履修条件 | 心理学科以外の学生および心理学科以外の研究生(留学生)の履修は不可。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法等の説明),心理検査の概要(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを把握しておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】第2回目以降の授業に備え,心理検査の概要について学習した心理検査を復習すること(A-4)。 (2時間) |
2 |
心理検査の概論(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】心理検査全般に関する疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,心理検査の概論を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
3 |
知能検査①-知能検査の歴史(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第3回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,知能検査の歴史を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
4 |
知能検査②-知能の表示法(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第4回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,知能の表示法を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
5 |
知能検査③-知能理論の歴史(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第5回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,知能理論の歴史を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
6 |
質問紙法①-質問紙法とは(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第6回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,質問紙法の概要を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
7 |
質問紙法②-質問紙の作成法(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第7回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,質問紙の作成法を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
8 |
質問紙法③-特性論(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第8回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,パーソナリティの特性論を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
9 |
作業検査法(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第9回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,作業検査法を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
10 |
投映法①-描画法(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第10回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,描画法を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
11 |
投映法②-片口法のロールシャッハテスト(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第11回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,ロールシャッハテスト(片口法)を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
12 |
投映法③-ロールシャッハテストの歴史(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第12回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,ロールシャッハテストの歴史を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
13 |
職業倫理(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第13回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,職業倫理を説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
14 |
治療的アセスメント(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第14回講義内容に関する配布資料を通読し,疑問点をメモしておく(A-3)。 (2時間) 【事後学習】講義を振り返り,治療的アセスメントを説明できるようにしておく(A-4)。 (2時間) |
15 |
授業内試験と解説(A-3-3,A-4-3)【対面授業】
【事前学習】第2回~第14回の内容を復習する(A-3,A-4)。 (2時間) 【事後学習】間違えたところを復習し,学習内容の整理をする(A-3,A-4)。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし。 |
参考書 | スティーブン・フィン(著) 野田昌道・中村紀子(訳) 『治療的アセスメントの理論と実践』 金剛出版 2014年 金沢吉展 『臨床心理学の倫理をまなぶ』 東京大学出版会 2006年 横田正夫・津川律子(編) 『ポテンシャル パーソナリティ心理学』 サイエンス社 2020年 その他については授業時に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:第15回目に試験を行います。(50%)、授業参画度:Blackboardでの毎回のリアクションペーパー等で評価します。(50%) A-3,A-4の達成度は試験の解答状況およびリアクションペーパーの内容により判定する。 対面授業に参加できない場合,Blackboard上の課題によって評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了後の教室,またはBlackboardのメールを用いて質疑応答を行う。 |