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令和2年度以降入学者 | スポーツ指導法(サッカー) | ||||
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教員名 | 大嶽真人 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 体育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面式授業を原則として行う。 場合に応じて,同時双方向型授業(zoomによるライブ授業)・課題研究(Blackboardを通じた学習資料配信)を利用して行う。 Blackboard ID:20221158(前期月曜2限) |
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授業概要 | 育成年代のサッカー指導を実践的にできる広い視野をもった指導者ライセンスの取得を目指す。 より良い指導者となるようにコーチング方法,指導者の役割,指導者に必要な さまざまな知識(発育発達,メディカル等)について解説する。 日本サッカー協会公認指導者ライセンスを保有し,小学生から大学生まで幅広い指導経験,さらには指導者養成講師の経験がある教員がその経験を活かして講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | 日本サッカー協会指導者養成プログラムを基本に,指導現場で必要となるサッカーの技術戦術に関する知識を理解し,コーチング方法を学び,効率的かつ効果的な指導技術を身に付ける。 サッカーにおける個人技術・個人戦術について,状況に応じたコーチングができるようにする。 この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP6,DP7,DP8及びカリキュラムポリシーCP1,CP3,CP6,CP7,CP8に対応しています。 経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観を倫理的な課題に適切に適用することができる(A-1-4)。 仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基づく論理的・批判的な考察を通じて,課題に対し,具体的かつ論理的整合的な見解を示すとともに,その限界を認識することができる(A-3-4)。 さまざまな人々とのコミニュケーションを通じて他者との信頼関係を確立し,ときに強い影響を与えることができる(A-6-4)。 集団の活動において,より良い成果を上げるために,他者と協働し,作業を行うとともに,指導者として他社の力を引き出し,その活躍を支援することができる(A-7-4)。 学修状況の自己分析に基づく評価を,今後の学修に活かすことができる(A-8-4)。 |
授業の方法 | 授業の形式:【実技・講義】 ・授業は技術・戦術を理解し指導計画を立て,指導側と指導される側を経験する。 ・指導実践では指導方法,指導内容についてディスカッションを行う。 ・授業計画における実技は天候や習得状況によって適宜変更する。 ・課題の提出方法・フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。 ・本授業の事前・事後学習は,授業毎に計4時間の学習を目安とします。 ※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について 対面授業に参加できない場合の要件を満たし,科目担当者が指定した方法で授業を受講すること。 なお,上記の対応を受ける場合には,所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。 |
履修条件 | スポーツ方法論(サッカー)前期月曜1限を履修登録すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)【対面授業】
【事前学習】理想とする指導者について調べておくこと(A-1) (3時間) 【事後学習】学習した内容を整理すること (1時間) |
2 |
実技(1)個人技術の獲得パス&コントロール、シュート【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,基本的技術の構成要素を理解しておくこと(A-1) (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理すること(A-3) (2時間) |
3 |
実技(2)攻撃の個人戦術【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し、攻撃の原則について理解しておくこと(A-1) (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理すること(A-3) (2時間) |
4 |
実技(3)守備の個人戦術【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し、守備の原則について理解しておくこと(A-1) (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理すること(A-3) (2時間) |
5 |
実技(4)GKの技術と戦術【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,GKの技術・戦術を理解しておくこと(A-1) (2時間) 【事後学習】学習した内容を整理すること(A-3) (2時間) |
6 |
実技(5)トレーニング計画(A-6,A-7)【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,トレーニング計画について理解しておくこと (2時間) 【事後学習】学習した内容からトレーニング計画について整理すること(A-3) (2時間) |
7 |
実技(6)攻撃と守備におけるコーチング(A-6,A-7)【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,コーチング方法について調査して理解しておくこと (2時間) 【事後学習】学習した内容から指導方法について整理すること(A-3) (2時間) |
8 |
講義(1)指導計画と指導方法【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,テーマにおけるオーガナイズについて理解しておくこと (2時間) 【事後学習】学習した内容から指導方法について整理すること (2時間) |
9 |
指導実践(1)攻撃(A-6,A-7)【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,指導案を作成して指導実践に備えること (2時間) 【事後学習】指導実践の内容を振り返り,効率的なコーチングについて整理すること (2時間) |
10 |
指導実践(2)守備(A-6,A-7)【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,指導案を作成して指導実践に備えること (3時間) 【事後学習】指導実践の内容を振り返り,効率的なコーチングについて整理すること (1時間) |
11 |
講義(2)育成年代の指導及びチームマネジメント【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,発育発達と一貫指導について理解しておくこと (3時間) 【事後学習】指導実践の内容を振り返り,効率的なコーチングについて整理すること (1時間) |
12 |
講義(3)サッカー競技精神とメディカル【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,サッカーにおける競技特性と怪我について理解しておくこと (3時間) 【事後学習】指導実践の内容を振り返り,効率的なコーチングについて整理すること (1時間) |
13 |
指導実践(4)ゲームでの指導(攻撃)(A-6,A-7)【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,指導案を作成して指導実践に備えること (3時間) 【事後学習】指導実践の内容を振り返り,コーチング内容について整理すること(A-8) (1時間) |
14 |
指導実践(4)ゲームでの指導(攻撃)(A-6,A-7)【対面授業】
【事前学習】授業の内容を確認し,指導案を作成して指導実践に備えること (3時間) 【事後学習】指導実践の内容を振り返り,コーチング内容について整理すること(A-8) (1時間) |
15 |
試験と解説(実務経験からサッカーのコーチングにおける評価と課題について解説を行う)【対面授業】
【事前学習】第2回から第14回の内容を復習すること (2時間) 【事後学習】指導実践を振り返り,自らの指導技術,コーチング法について整理すること(A-8) (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | ラルフ・ペーター (著), アルネ・バレツ (著), ドイツサッカー連盟 (編集), 大嶽真人 (翻訳), 菊原伸郎 (翻訳) 『ドイツサッカーのディフェンス戦術—ゲーム分析からトレーニングフォームまで』 大修館書店 2021年 第1版 参考書「ドイツサッカーのディフェンス戦術—ゲーム分析からトレーニングフォームまで」はドイツサッカー連盟編の守備に特化した指導書であり,全ての指導者が同じ理論で指導できるように作られた教科書である。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(10%)、授業内テスト(10%)、授業参画度(20%)、指導実践(60%) レポートは,分析内容及び課題内容(指導内容及び指導法の理解度,指導案の作成を含む)で評価する。 授業参画度は,授業の取り組みと理解度,指導者行動,グループディスカッション等で評価する。 指導実践は,トレーニング計画,コーチ行動,オーガナイズの設定,分析力,コーチングの観点から評価する。 ※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について 対面授業に参加できない場合の要件を満たし,科目担当者が指定した方法で授業を受講し,課題等の提出によって評価する。 なお,上記の対応を受ける場合には,所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。 |
オフィスアワー | 対面授業,Blackboard,zoomを通して随時行う。 |
備考 | 取得希望者が多数の場合は受講人数(24人)を制限する。 日本サッカー協会公認C級コーチライセンスを取得するためには,別途講習費用(指導教本を含む)を日本サッカー協会に支払い,指導実技テスト,筆記試験(レポートを含む)に合格すること。 原則として全日程の授業に欠席せずに参加すること。(公的な諸事情により出席できない場合には補講を行う) |