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スポーツ実習2(バドミントン)

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令和元年度以前入学者 スポーツ実習2(バドミントン)
教員名 渡辺英次
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業(一部遠隔授業あり)

BlackboardコースID:20224110
授業概要 日本には、バドミントンによく似た遊びに「羽根つき」がある。手や足を使って、あるいは、棒や板を使って、台に羽根を植え込んだものを打ち合う遊戯は世界各地で見られる。バドミントンは、こうした遊びが競技化されたもので、名称はイギリスのグロスターシャ州にあるバドミントンハウスに由来している。
 打ち出されたシャトルの動きは、スピーディで変化に富み、一流選手のスマッシュでは初速400kmを超える。その一方で、スカートをはいたシャトルの形状から独特の飛行曲線を描きながら急減速するためラリーを続けることがとても容易であり、老若男女、誰でもが簡単にプレーを楽しむことが出来る特徴を有している。
 本授業では、学校・企業・生涯スポーツの指導現場等で羽根つき遊びからバドミントン競技に至るまでの技術習得の流れを確認し、技術向上を目指すとともに、対象に応じた指導方法について学ぶ。生涯スポーツとして行う上で知っておくべき日常身体活動量や生体負担度、競技力向上に付随するトレーニングについて競技を通じて学んでいく。さらに、専門的知識及び実技能力以外にその領域特性を踏まえた体つくり運動を考え、「体育指導者としての理論と実践」について学び、実践する。
授業のねらい・到達目標 1.ルール、マナーを正しく理解し、実践できる。
2.競技特性を理解する。
3.レベルにあわせた指導ができる。

・経験や学習から得られた豊かな知識と教養に基づいて、自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-4)
・問題を分析し、複数の解決策を提示した上で問題を解決することができる。(A-4-4)
・責任と役割を担い、新しいことに挑戦することができる。(A-5-4)
・学習状況を自己分析し、その成果を評価することができる。(A-8-4)
この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1、DP4、DP5、DP8及びカリキュラムポリシーCP1、CP4、CP5、CP8に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【実技・講義】
【実技】
・対面授業で行う。

【講義】
・ZOOMを使用した同時双方向型授業では、動画や資料を見ながら解説を行い、グループディスカッションを含めて課題を作成・提出する。
・課題研究・オンデマンド型の授業では、Blackboardに掲載された資料と課題をもとにレポートを作成し提出する。課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。

授業計画は以下の通りであるが、受講者数、技能レベル、社会情勢を鑑みて柔軟に対応していく。

※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について
対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法で授業を受講すること。
なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。
履修条件 前期『スポーツ実習1(バドミントン)』を履修していること.
授業計画
1 【遠隔】ガイダンス[用品,教材,心構え,安全管理,評価等についての説明.バドミントン競技の映像から考える)
【事前学習】指導者の視座,受講生の視座から受講することについて考えること (1時間)
【事後学習】学修内容を見直し,自分が使用する用具について確認すること. (1時間)
2 【対面】運動能力・技能チェック[運動能力,基本的なストロークの習得度を確認する](A-1-4)
【事前学習】各ショットのお手本となるフォームを確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,得意な動き,不得手な動きを確認すること. (1時間)
3 【対面】段階別技術実習1[得意なショットを活かす練習](A-1-4)
【事前学習】得意なショットの精度を高めるために教材等確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,教材や動画等をみて精度を高めること. (1時間)
4 【対面】段階別技術実習2[苦手なショットを克服する練習]
【事前学習】苦手なショットの問題点について教材等を確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,教材や動画等をみて精度を高めること. (1時間)
5 【対面】段階別技術実習3[コンビネーションショットを習得する練習]
【事前学習】連動した動きについて,トップ選手の動画等を確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,教材や動画等をみて精度を高めること. (1時間)
6 【対面】段階別技術実習4[生体負担度に合わせた練習]
【事前学習】自分の体力と受講生の体力について調べること. (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,自分の体力レベルを把握すること. (1時間)
7 【対面】段階別技術実習5[攻撃的なショット,守備的なショットを重視した練習]
【事前学習】単発のショット,連動したショット練習について教材等を閲覧すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,目的に沿った練習ができたか確認すること. (1時間)
8 【対面】段階別技術実習6[ダブルスのローテーションを意識した練習]
【事前学習】基本のフォーメーションについて確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,動きの原則を確認すること. (1時間)
9 【対面】技能実習1[シングルスゲームの戦術・戦略を考え,実践する]
【事前学習】シングルスの動きのパターンを確認するため動画等を閲覧すること. (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,戦術・戦略を複数考えること. (1時間)
10 技能実習2[ダブルスゲームの戦術・戦略を考え,実践する](A-5-4)
【対面】
【事前学習】ダブルスの動きのパターンを確認するため動画等を閲覧すること. (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,戦術・戦略を複数考えること. (1時間)
11 【対面】技能実習3[ミックスダブルスゲームの戦術・戦略を考え,実践する]
【事前学習】ミックスダブルスの動きのパターンを確認するため動画等を閲覧すること. (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,戦術・戦略を複数考えること. (1時間)
12 【対面】大会実習1[団体戦の大会運営]
【事前学習】団体戦の試合形式について確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,いろいろな団体戦の仕組みについて理解すること. (1時間)
13 【対面】大会実習2[団体戦の大会運営]
【事前学習】試合時間,タイムテーブル,試合後の審判の流れを確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,会場の環境や救護体制について理解すること. (1時間)
14 【対面】技能テスト[技能習得度の確認]
課題についての動画を撮影し,アドバイスを行う.
【事前学習】お手本となるフォームを教材等閲覧し,自分の動きと照らし合わせて確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,増えてなショットの精度を上げること. (1時間)
15 【遠隔】理解度チェック(Blackboard上)を実施し,本授業のまとめと解説を行う.[ルール,マナー,関連事項の確認]
【事前学習】今まで学んできたルール,マナー,戦術戦略,情報について確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,間違えた点を確認すること. (1時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:小テストや課題の提出など(70%)、理解度チェック(30%)
技術の習得と合わせて対象者に対してどのようにアプローチするか等、多様な指導方法について考え、課題や毎回のリアクションペーパー、小テストへの取り組み、学期末に行う理解度チェックで評価する。

※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について
対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法で授業を受講し、課題等の提出によって評価する。なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。
オフィスアワー 連絡等においてブラックボードを使用する。
適宜時間を設けて(基本的には授業時間内にてリアルタイムで)質問を受け付ける。
備考 運動に適した服装(運動服)、室内履きを準備すること。
課題の中に,動画の撮影(フォームチェックなど)を予定している。
対面授業時、ラケット、シャトルの用意はあるが、感染予防の観点からmyラケット(SGマークのついたもの)を持参することを強く推奨します。
受講人数は40名程度を想定している。

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