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スポーツ実習(バドミントン)

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令和2年度以降入学者 スポーツ実習(バドミントン)
令和元年度以前入学者 スポーツ実習1(バドミントン)
教員名 渡辺英次
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業(一部遠隔授業あり)

BlackboardコースID:20221144
授業概要 日本には、バドミントンによく似た遊びに「羽根つき」がある。手や足を使って、あるいは、棒や板を使って、台に羽根を植え込んだものを打ち合う遊戯は世界各地で見られる。バドミントンは、こうした遊びが競技化されたもので、名称はイギリスのグロスターシャ州にあるバドミントンハウスに由来している。
 打ち出されたシャトルの動きは、スピーディで変化に富み、一流選手のスマッシュでは初速400kmを超える。その一方で、スカートをはいたシャトルの形状から独特の飛行曲線を描きながら急減速するためラリーを続けることがとても容易であり、老若男女、誰でもが簡単にプレーを楽しむことが出来る特徴を有している。
 本授業では、学校・企業・生涯スポーツの指導現場等で羽根つき遊びからバドミントン競技に至るまでの技術習得の流れを確認し、技術向上を目指すとともに対象に応じた指導方法について学ぶ。生涯スポーツとして行う上で知っておくべき日常身体活動量や生体負担度、競技力向上に付随するトレーニングについて競技を通じて学んでいく。さらに、専門的知識及び実技能力以外にその領域特性を踏まえた体つくり運動を考え、「体育指導者としての理論と実践」について学び、実践する。
授業のねらい・到達目標 1.ルール、マナーを正しく理解し、実践できる。
2.競技特性を理解する。
3.レベルにあわせた指導ができる。

・経験や学習から得られた豊かな知識と教養に基づいて、自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3)
・問題を分析し、複数の解決策を提示した上で問題を解決することができる。(A-4-3)
・責任と役割を担い、新しいことに挑戦することができる。(A-5-3)
・学習状況を自己分析し、その成果を評価することができる。(A-8-3)
この科目は文理学部(学士(体育学))のディプロマポリシーDP1、DP4、DP5、DP8及びカリキュラムポリシーCP1、CP4、CP5、CP8に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【実技・講義】
【実技】
・対面授業で行う。

【講義】
・ZOOMを使用した同時双方向型授業では、動画や資料を見ながら解説を行い、グループディスカッションを含めて課題を作成・提出する。
・課題研究・オンデマンド型の授業では、Blackboardに掲載された資料と課題をもとにレポートを作成し提出する。課題の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。

授業計画は以下の通りであるが、受講者数、技能レベル、社会情勢を鑑みて柔軟に対応していく。

※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について
対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法で授業を受講すること。
なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。
授業計画
1 【遠隔】ガイダンス[競技の特徴、教材、心構え、安全管理、評価等についての説明を行う](A-1-1)
【事前学習】競技を指導する立場になることについて、各自考えをまとめておくこと。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、各自使用する用具、環境を確認すること。 (1時間)
2 【対面】初歩的技術解説と実習1[シャトル、ラケットの動き、環境(教場)の確認。体つくり・体ほぐし、模範演技等によって競技特性を理解する]
【事前学習】各ショットのフライトについて動画等閲覧し確認すること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、シャトル、ラケットの動きを確認すること。 (1時間)
3 【対面】初歩的技術解説と実習2[フットワーク、ラケットワークの理解](A-1-1、A-5-1)
【事前学習】フットワーク,ラケットワークについて動画等閲覧し確認すること。自身の体のコンディションを客観的に把握すること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、教材や動画を見て動きを確認すること。 (1時間)
4 【対面】段階別技術実習1[ドライブ、ヘアピン](A-1-1、A-5-1)
【事前学習】各ショットの打ち方、フライトを理解すること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、ショットの使用場面を理解すること。 (1時間)
5 【対面】段階別技術実習2[サーブ、ハイクリア](A-1-3)
【事前学習】各ショットの打ち方、フライトを確認すること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、ショットの使用場面を理解し、サーブ周りのルールを確認すること。 (1時間)
6 【対面】段階別技術実習3[ドロップ、スマッシュ]
【事前学習】各ショットの打ち方、フライトを確認すること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、正しいフォームについて確認すること。 (1時間)
7 【対面】段階別技術実習4[コンビネーションプレー、コートの制約のあるゲーム]
ケガ・安全管理[バドミントンに多いケガ、体育館での振る舞い、リスクについて確認する](A-1-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】競技の動きを確認し、スポーツに多いケガを確認すること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、正しい動きとケガの予防について確認すること。 (1時間)
8 【対面】段階別技術実習5[ルールの制約のあるゲーム、道具の制約のあるゲーム]
ルールを知る[競技規則を見て、ルールを正しく理解する](A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】基本的なルールについて調べること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、ルールの疑問点について調べること。 (1時間)
9 【対面】シングルスゲームの進め方[審判法の学習]
マナー、大会運営を知る[マナー、エチケット、スポーツマンシップとフェアプレーを理解する、大会運営について学ぶ](A-5-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】シングルスのルールを確認すること。自分が行っているスポーツのマナー、エチケットを確認すること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、教材や動画を見てスポーツマンシップをフェアプレーについて考えること (1時間)
10 【対面】ダブルスゲームの進め方[審判法の学習]
バドミントン選手の運動能力[競技に必要な運動能力について考える](A-1-1、A-5-1)
【事前学習】ダブルスのルールを確認すること。競技特性から、必要な運動能力について調べること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、競技の動きを確認すること。 (1時間)
11 【対面】大会実習1[個人戦の進め方]
体育施設の状況を知る[スポーツを継続するために各施設のガイドラインを知る](A-1-1A-6-1)
【事前学習】各種大会のドロー、タイムテーブルなどを確認すること。近隣の体育施設の状況を確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、各施設の状況について調べること。 (1時間)
12 【対面】大会実習2[団体戦の進め方]
ルールについて考える[アダプテッドスポーツについて考える](A-1-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】各種大会のドロー、タイムテーブルなどを確認すること。オリンピック、パラリンピックのルールについて調べること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、国内、国際大会の状況について調べること。 (1時間)
13 【対面】バドミントン競技の情報[国際大会、国内大会、大学バドミントン界の情報、日本大学バドミントン部について理解を深める](A-1-1、A-6-1、A-7-1)
【事前学習】バドミントン競技の大会情報の収集を行うこと。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、スポーツへの関わり方について省察すること。 (1時間)
14 【対面】技術チェック[技術習熟度の確認。サーブテスト](A-1-1、A-5-1)
【事前学習】各ショットの良い打ち方を再確認すること。 (1時間)
【事後学習】学修内容、取り組みを省察し、うまくいかなかった点など課題を見つけて取り組むこと。 (1時間)
15 【遠隔】理解度チェック[競技に関する理解度の確認。本授業のまとめ、質問、解説](A-1-1)
【事前学習】これまで学んだバドミントンに関する知識,ルール,マナー,情報について確認すること (1時間)
【事後学習】学修内容,取り組みを省察し,疑問点,間違えた点について確認すること. (1時間)
その他
教科書 必要がある場合は授業内で指示する
参考書 必要に応じて資料を配布する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:理解度チェック(30%)、授業参画度:授業への積極的な取り組み,小テストや課題の提出,内容の評価(70%)
ルール・マナーの遵守、課題や毎回のリアクションペーパー、小テストへの取り組み、学期末に行う理解度チェックで評価する。
※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について
対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法で授業を受講し、課題等の提出によって評価する。なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。
オフィスアワー 連絡等においてブラックボードを使用する。
遠隔授業時は適宜時間を設けて(基本的には授業時間内にてリアルタイムで)質問を受け付ける。
備考 運動に適した服装(運動服)、室内履きを準備すること。
課題の中には動画の撮影(フォームチェックなど)などを予定している。
対面授業時、ラケット、シャトルの用意はあるが、感染予防の観点からmyラケット(SGマークのついたもの)を持参することを強く推奨します。
受講人数は40名程度を想定している。

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