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スポーツ実習(ダンス)

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令和2年度以降入学者 スポーツ実習(ダンス)
令和元年度以前入学者 スポーツ実習1(ダンス)
教員名 吉田明子
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 対面授業 ※状況に応じてZoomによるライブ中継・オンデマンド型を取り入れることもあります。
Blackboard ID:木2→20224099
授業概要 多様な表現を仲間と共に「踊る・創る・見る・評価する」活動を中心に行い、理論と実践、ディスカッションを通して、ダンスにおける基礎知識と創作方法を身につけます。作品創作の過程で、ダンスの基礎スキルおよび少人数グループでの目標達成に必要な社会的スキルを身につけます。
学校現場やダンス研修会での指導経験・ヨガインストラクターの経験をもとに、今日的なダンス指導の課題や身体の動かし方についてのレクチャーも行います。
授業のねらい・到達目標 ・ダンス経験の有無にとらわれることなく全身を使って表現する楽しさを見出し、心身の解放と身体表現の可能性を発見し、それらを説明することができる。
・学校体育における「ダンス」領域の種類と特性、創作方法、ダンスにおける基礎知識を理解し、自ら活動に取り入れることができる。
・多様な他者との活動を通して、コミュニケーション能力を高めるとともに、自己の役割を発見し、能動的に活動できる。
この科目は文理学部体育学科(学士(体育学))のDP及びCP1、4、6、8に対応しています。
・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,自己の倫理観をもって,倫理的な課題に向き合うことができる(A-1-2)。
・問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる(A-4-2)。
・さまざまな人々とのコミニュケーションを通じて相互に意思を伝達することができる(A-6-2)。
・自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる(A-8-2)。
授業の方法 授業の形式:【実技】
指定の教科書および授業資料をもとに学校体育における「ダンス」領域の種類と特性、創作方法、ダンスにおける基礎知識を理解し、少人数グループによる「創作ダンス」の作品創作を行い、第12回授業の「授業内創作ダンス発表会」にて発表します。また毎授業で実技テスト課題となる「現代的なリズムのダンス」の振付と身体の動かし方を学び、第13回授業にて実技テストを行います。
毎授業後にその日の学習に対するリフレクションシートを提出してもらいます。
【対面授業に参加できない場合】
教員に事前にその旨連絡をしたものに限り、Zoomでの実技参加を許可します。リフレクションシートも対面時同様に提出してください。
履修条件 本授業は、前期木曜2限・後期木曜2限・前期木曜3限に開講する授業です。履修について性別は問いません。学籍番号下三桁186番以降の学生は、前期木曜3限を履修、それ以外の学生は、前期木曜2限または後期木曜2限を履修してください。
【注意】
後期「スポーツ実習(創作ダンス)」の履修を希望する学生(12月開催の「体育学科創作ダンス発表会」に出演を希望する学生)は、本授業ではなく、必ず前期月曜3限・4限の「スポーツ実習(ダンス)」をクラス番号指定に従って履修してください。
授業計画
1 ガイダンス、自己紹介(授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明します。また、担当教員・学生各々の自己紹介を行います。)(A-6-2)【対面】
【事前学習】シラバスを事前に確認して授業全体の流れを理解し、疑問点があれば書き留めておくこと。 (1時間)
【事後学習】シラバスで第2回の授業内容を確認し、アイスブレイクとは何か調べて書き留めておくこと。 (1時間)
2 アイスブレイクとしての身体活動・ダンスにおける基礎スキル・ウォーミングアップ課題の提示(A-6-2)【対面】
【事前学習】中学校学習指導要領の「ダンス」の分野を読み、3つの領域の種類と特性について簡潔にまとめておくこと。 (1時間)
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
3 創作ダンス-身近な生活動作の表現・即興表現(A-1-2)【対面】
【事前学習】創作ダンスが中学校学習指導要領においてどのようなねらいを持っているか、調べて書き留めておくこと。 (1時間)
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
4 創作ダンス-多様な動きの発見・対極の動きの連続(A-1-2)【対面】
【事前学習】第2回、第3回で実践したダンスの基礎的な動きを実際に動いて復習し、動き方のコツを検証しておくこと。 (1時間)
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
5 創作ダンス-小道具を使った創作(ウォーミングアップ時にヨガインストラクターの経験を生かした体の動かし方をレクチャーします)(A-1-2)【対面】
【事前学習】提示されたテーマをもとに、そのテーマを表現するためのイメージをふくらませて書き留めておくこと。 (1時間)
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
6 創作ダンス-小道具を使った創作を客観的に評価し、改善する(ウォーミングアップ時にヨガインストラクターの経験を生かした体の動かし方をレクチャーします)(A-1-2、A-4-2)【対面】
【事前学習】前回の授業で創作した動きを実際に動いて復習しておくこと。 (1時間)
【事後学習】学習内容を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
7 「授業内創作ダンス発表会」に向けたグループづくりと映像鑑賞(A-6-2)【対面】
【事前学習】第3回~第6回で実践した創作方法を復習し、その方法をグループ活動で利用できるように整理しておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業で見た映像の他に、過去の「創作ダンス発表会」の映像鑑賞をしてイメージを膨らませておくこと。 (1時間)
8 グループ毎に計画に沿って作品創作(1)テーマ・音楽の検討(A-1-2、A-4-2、A-6-2)【対面】
【事前学習】自分がやってみたいテーマ・使用してみたい音楽を考え、グループ内でプレゼンテーションできるように準備しておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
9 グループ毎に計画に沿って作品創作(2)構成の検討・動き作りの分担(A-1-2、A-4-2、A-6-2)【対面】
【事前学習】前回決めたテーマ・音楽をもとに、構成や動きを考えてグループで共有できるように準備しておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
10 グループ毎に計画に沿って作品創作(3)中間発表(A-6-2)【対面】
【事前学習】作品全体の半分程度を発表できるようにグループのメンバーと準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動および他グループの作品鑑賞を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
11 グループ毎に計画に沿って作品創作(4)動きの変化発展(A-1-2、A-4-2、A-6-2)【対面】
【事前学習】中間発表で見出された課題への対策を考えて、グループ活動でディスカッションできるようにしておくこと。 (1時間)
【事後学習】グループ活動を振り返り、自己の学びや次回への課題をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
12 授業内創作ダンス発表会(A-6-2)【対面】
【事前学習】これまでの創作活動の成果を発揮できるようにグループのメンバーと準備をしておくこと。 (1時間)
【事後学習】実際に発表会で演技をしてみての自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
13 ウォーミングアップ課題の実技テスト(A-8-2)【対面】
【事前学習】ウォーミングアップ課題の動きのポイントを復習しておくこと。 (1時間)
【事後学習】実技テストを振り返り、自己の動感の変化をリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
14 授業内創作ダンス発表会の映像鑑賞とフィードバック(A-8-2)【対面】
【事前学習】創作過程を振り返り、グループ内で行った創作方法やアレンジ方法を説明できるようにしておくこと。 (1時間)
【事後学習】映像鑑賞における自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
15 ダンス授業のまとめとダンス指導について(学校現場やダンス研修会での指導経験をもとにしたダンス指導の現状と課題についてレクチャーします)(A-8-2)【対面】
【事前学習】これまでの授業を振り返り、ダンス授業における指導をイメージして疑問点を書き出しておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業全体を振り返り、自己の学びや気づきをリフレクションシートに記述しておくこと。 (1時間)
その他
教科書 全国ダンス・表現運動授業研究会 『改訂版 明日からトライ!ダンスの授業』 大修館書店 2021年
参考書 文部科学省 『中学校学習指導要領解説(保健体育編)』 東山書房 2018年
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(30%)、授業参画度(70%)
授業内テストは、第12週に行う授業内創作ダンス発表会および第13週に行う実技テストで評価します。授業参画度は、授業への積極的な参加、グループでの創作活動状況、毎授業のリフレクションシートで評価します。
なおリフレクションへのフィードバック、発表会や実技テストに関するフィードバックは、次回授業時に行います。
対面授業に参加できない場合は、原則としてZoomにて対面同様の実技参加をしてもらいますが、参加状況によっては別途課題を課すことによって評価することもあります。
・A-1-2、A-4-2、A-6-2の到達度は授業中の創作活動にて判定し、リフレクションシートとレポートの点検を通してA-8-2の到達度を確認する。
オフィスアワー 質疑応答は、対面授業前後およびblackboardのメール機能を用いて行います。
備考 【授業受講の際の注意事項】
・動きやすい服装で受講すること。
・長い髪は束ねること。
・ピアス等のアクセサリーは外しておくこと。

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