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スポーツ実習2(器械運動)

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令和元年度以前入学者 スポーツ実習2(器械運動)
教員名 水島宏一
単位数    1 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業の形態 原則として対面授業(全15回)
※ コロナの感染状況によっては,遠隔授業(ハイブリッドも含む)への変更もありうる
授業概要 学校体育の運動領域のひとつである「器械運動」で取り扱われる内容の「マット運動」「鉄棒運動(平均台運動)」を学習種目として取り上げる。具体的な学習内容は,下記の授業計画に示すとおりである。とくに体操競技や器械運動に関しては,体操競技のコーチライセンスを有し,また国際体操連盟(F.I.G.)のアカデミーライセンスカテゴリーⅢや文部科学省のデジタル教材作成委員や学習指導要領解説(小学校 体育編 平成29年)の執筆,器械運動アプリ(デジタル体育)作成など,体操競技・器械運動にかかわる実務経験を活かして専門的な知識を学習者へ教授する。
授業のねらい・到達目標 <授業のねらい>
授業資料である学習指導要領や学習指導要領解説に記載されている⼩学校,中学校,⾼等学校で学習する技や教員採⽤試験(⼩・中・⾼校)に出題される技・組み合わせ技などの知識修得を⽬指す。また,学習を進める中で,補助法や指導⽅法も修得できる。
また,器械運動に関する参考資料を紹介し,より実践的な指導に関する知識を修得する。

<到達⽬標>
この科⽬は⽂理学部(学⼠(体育学)のDP及びCP4,5,8に対応しています。
・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A4-1)。
・新しいことに挑戦する気持ちをもつことができる(A5-1)。
・⾃⼰の学修経験の振り返りを継続的に⾏うことができる。
授業の方法 授業の形式:【実技】
授業者が作成した学習者の進捗状況を確認できるチェックシートを活用しながら活動する。

※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について
対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法で授業を受講すること。
なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。
履修条件 旧カリキュラム対象学生で「スポーツ実習1(器械運動)」を履修及び単位修得していること
授業計画
1 ガイダンス
授業⽅法,到達⽬標,学習⽅法,配付資料等の説明する。
基本的な技を行い,現状把握をする。
【事前学習】参考資料の確認(事前にアップロードされた資料) (1時間)
【事後学習】第2回以降の授業に備え,技の正式名称などに慣れるようにする。 (1時間)
2 マット運動 (A-4-1)
【スポーツ実習1(器械運動)で学習した技(下記に示した技)の確認と復習を行う】
 回転系-接転技群-前・後転グループ
     前転 開脚前転 伸膝前転 倒立前転 
     後転 開脚後転 伸膝後転 後転倒立
     組み合わせ技
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(接転技群)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で実践した技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間)
3 マット運動 (A-4-1)
【スポーツ実習1(器械運動)で学習した技(下記に示した技)からできる技を確認及び組み合わせ演技の作成】
 回転系-接転技群-前・後転グループ
     前転 開脚前転 伸膝前転 倒立前転 
     後転 開脚後転 伸膝後転 後転倒立
     組み合わせ技
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(接転技群)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で実践した技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間)
4 マット運動
【スポーツ実習1(器械運動)で学習した技(下記に示した技)の確認と復習を行う】
 回転系-ほん転技群-倒立回転グループ-はね起きグループ
       側方倒立回転 ロンダート 
       前方倒立回転 前方倒立回転跳び
       首はね起き 頭はね起き
       組み合わせ技(第2回授業学習技含む)
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(ほん転技群)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で実践した技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間)
5 マット運動
【スポーツ実習1(器械運動)で学習した技(下記に示した技)からできる技を確認及組み合わせ演技の作成】
 回転系-ほん転技群-倒立回転グループ-はね起きグループ
       側方倒立回転 ロンダート 
       前方倒立回転 前方倒立回転跳び
       首はね起き 頭はね起き
       組み合わせ技(第2回授業学習技含む)
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(ほん転技群)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で実践した技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間)
6 マット運動 (A-5-1)
 第2~5回の授業で学習した技の復習及び発展技の練習及び演技(組み合わせ技)の作成
【事前学習】第2回~第5回の授業の事後学習でまとめた技に関する情報を確認し,自身の組み合わせ技のイメージを作る。 (1時間)
【事後学習】各自授業で作成した組み合わせの課題をまとめ,動画資料で技のポイントなどを知る。 (1時間)
7 マット運動 (A-5-1)
 第2~6回の授業で学習した技の復習及び発展技の練習及び演技(組み合わせ技)の作成
【事前学習】第2回~第6回の授業の事後学習でまとめた技に関する情報を確認し,自身の組み合わせ技のイメージを作る。 (1時間)
【事後学習】各自授業で作成した組み合わせの課題をまとめ,動画資料で技のポイントなどを知る。 (1時間)
8 鉄棒運動 (A-4-1)
【下記に示した技などを実技を通して学習する】
 上がり技
   逆上がり 膝掛け上がり け上がり

 支持回転技
   前方・後方支持回転

 下り技
   棒下振り出し下り


平均台運動
【下記に示した技などを実技を通して学習する】
   基本的な技(ターン・前転・下り技・バランス技など)
   組み合わせ技(上記の技を組み合わせる)
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(鉄棒運動:上がり技・支持回転技・下り技 平均台運動:基本的な技(体操系・バランス系・前転・側方倒立回転・下り技)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で実践した技の課題をまとめ,動画資料でポイントなどを知る。 (1時間)
9 鉄棒運動
【下記に示した技などを実技を通して学習する】
 上がり技
   逆上がり 膝掛け上がり もも掛上り け上がり

 支持回転技
   前方伸膝・後方伸膝支持回転

 下り技
   横とび越し下り

   組み合わせ技(自身の力にあった上がり技・支持回転技・下り技を組み合わせる)


平均台運動
【下記に示した技などを実技を通して学習する】
   基本的な技(ターン・側方倒立回転・下り技など)
   組み合わせ技(上記の技を組み合わせる)
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(鉄棒運動:上がり技・支持回転技・下り技 平均台運動:基本的な技(体操系・バランス系・前転・側方倒立回転・下り技)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で作成した組み合わせの課題をまとめ,動画資料で技のポイントなどを知る。 (1時間)
10 鉄棒運動
【下記に示した技などを実技を通して学習する】
 上がり技
   逆上がり もも掛上り け上がり

 支持回転技
   前方・後方支持回転 前方伸膝・後方伸膝支持回転

 下り技
   棒下振り出し下り 横とび越し下り

   組み合わせ技(自身の力にあった上がり技・支持回転技・下り技を組み合わせる)


平均台運動
【下記に示した技などを実技を通して学習する】
   基本的な技(ターン・前転・側方倒立回転・下り技など)
   組み合わせ技(上記の技を組み合わせる)
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(鉄棒運動:上がり技・支持回転技・下り技 平均台運動:基本的な技(体操系・バランス系・前転・側方倒立回転・下り技)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で作成した組み合わせの課題をまとめ,動画資料で技のポイントなどを知る。 (1時間)
11 マット運動 (A-5-1)
 マット運動の授業で学習した内容をもとに作成した演技(組み合わせ技)の発表

※ 進捗状況によっては,マット運動以外の種目の実施(テスト)を行う
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(接転技群・ほん転技群)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で発表した組み合わせの課題をまとめ,動画資料で技のポイントなどを知る。 (1時間)
12 マット運動 (A-5-1)
 マット運動の授業で学習した内容をもとに作成した演技(組み合わせ技)の発表

※ 進捗状況によっては,マット運動以外の種目の実施(テスト)を行う
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(接転技群・ほん転技群)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で発表した組み合わせの課題をまとめ,動画資料で技のポイントなどを知る。 (1時間)
13 鉄棒運動・平均台運動
 鉄棒・平均台運動の授業で学習した内容をもとに作成した演技(組み合わせ技)の発表

※ 進捗状況によっては,鉄棒・平均台運動以外の種目の実施(テスト)を行う
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(鉄棒運動:上がり技・支持回転技・下り技 平均台運動:基本的な技(体操系・バランス系・前転・側方倒立回転・下り技)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で発表した組み合わせの課題をまとめ,動画資料で技のポイントなどを知る。 (1時間)
14 鉄棒運動・平均台運動
 鉄棒・平均台運動の授業で学習した内容をもとに作成した演技(組み合わせ技)の発表

※ 進捗状況によっては,鉄棒・平均台運動以外の種目の実施(テスト)を行う
【事前学習】Blackboardにアップロードしてある,動画資料(鉄棒運動:上がり技・支持回転技・下り技 平均台運動:基本的な技(体操系・バランス系・前転・側方倒立回転・下り技)を視聴して,技のポイントや練習方法を学習する。 (1時間)
【事後学習】各自授業で発表した組み合わせの課題をまとめ,動画資料で技のポイントなどを知る。 (1時間)
15 マット運動,鉄棒運動,平均台運動の課題解決をまとめたレポート及びチェックシートの提出
【事前学習】課題解決(各種目)のためのレポート及びチェックシートの作成。 (1時間)
【事後学習】課題解決(各種目)のためのレポート保存 (1時間)
その他
教科書 なし
参考書 水島宏一 『『DVD 高等学校体育 マット運動 ~技のポイントと練習・補助のしかた~』』 大日本図書/(株)パンドラ 第2012版
水島宏一 『『DVD 高等学校体育 跳び箱運動 ~技のポイントと練習・補助のしかた~』 』 大日本図書/(株)パンドラ 2012年
水島宏一 『『DVD 高等学校体育 鉄棒運動 ~技のポイントと練習・補助のしかた~』』 大日本図書/(株)パンドラ 2012年
『中学校学習指導要領  (文部科学省)』 2017年
『中学校学習指導要領解説 (文部科学省)』 2017年
『高等学校学習指導要領 (文部科学省)』 2018年
『高等学校学習指導要領解説 (文部科学省)』 2018年
『小学校学習指導要領 (文部科学省)』 2017年
『小学校学習指導要領解説 (文部科学省)』 2017年
水島宏一 『デジタル体育(器械運動領域)』 光文書院 2015年
このDVD教材は,技のポイントだけでなく,指導方法や補助方法が映像及びテキストで作成されており,大変わかりやすく解説されている。
体育学科図書室に保管されている。
小・中・高等学校学習指導要領及び学習指導要領解説は,文部科学書HPよりダウンロード可能。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:第11回~第14回(60%)、授業参画度:事後学習レポート(40%)
事後学習のレポートを必ず提出すること

※対面授業への対面参加が困難な学生への配慮について
対面授業に参加できない場合の要件を満たし、科目担当者が指定した方法で授業を受講し、課題等の提出によって評価する。なお、上記の対応を受ける場合には、所属学科への事前の申請および科目担当者に事前に相談をすること(不測の事態の場合には可能な限り早期に連絡すること)。
オフィスアワー Google formを用いて質疑応答を行います
備考 ※ コロナの感染状況によっては,遠隔授業(ハイブリッドも含む)への変更もありうる

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