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令和2年度以降入学者 | 比較教育論 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 比較教育論 | ||||
教員名 | 間篠剛留 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業(感染拡大状況によってはオンライン授業に切り替える場合もある。その際にはBlackboardを通して通知する) |
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授業概要 | 本授業のテーマは、比較教育学の理論、方法及び歴史を概観するとともに、現状と課題について学ぶことである。比較教育学と聞くと、優れた外国の事例を日本に適用することをイメージする人も多いかもしれない。しかしながら、比較教育学は単なる外国の教育紹介から脱却することを課題として発展してきたのであり、単なる輸入にとどまらない。また、外国の教育について学ぶことで、これまで疑いなく受けいれてきた日本の教育について批判的に検討するための視点を獲得することも可能だろう。本授業ではまず、比較教育学の理論、方法及び歴史を概観する。続いて比較教育学のいくつかの代表的な研究成果について学び、理論、方法及び歴史の理解を深める。さらに比較教育学の現代的な課題について学ぶ。 |
授業のねらい・到達目標 | 比較教育学の理論・方法・歴史・現状・課題について基本的な理解を得ることをねらいとする。到達目標は以下のとおりである。 (1)比較教育学という関心のもと、世界で起こっている多様な出来事について総合的に説明できる(A-2) (2)与えられた情報をうのみにせず批判的に検討したうえで、論理的な思考を展開することができる(A-3) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの2,3に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:講義 当日配布する資料とパワーポイントをもとに講義を行う。また、各回の予習レポートをもとに学生どうしで議論を行う。授業後に提出する事後課題は次回授業で共有し、コメントを行う。 第10回~第14回は学生によるグループ研究発表または学生による授業を行う。学生によるグループ研究発表の場合、担当者が20~30分程度の発表を行った後、質疑応答と、クラス全体での議論を行う。学生による授業の場合、担当者が50分程度の授業を行った後、クラス全体で議論を行う。 対面授業に参加できない場合、それが事前にわかっている場合には、学科に届け出を行うことでZoomでの参加を認める。 また、体調不良等により直前になって対面授業参加ができなくなった場合には、担当教員にメールで連絡すること。状況に応じてZoomでの参加を認める。 |
授業計画 | |
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1 |
教育における「比較」の意味を考える
【事前学習】比較教育学のイメージについてまとめる (0時間) 【事後学習】第1回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
2 |
比較教育学の歴史と理論
【事前学習】第2回予習レポート (2時間) 【事後学習】第2回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
3 |
人間形成の日米比較
【事前学習】第回予習レポート (2時間) 【事後学習】第3回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
4 |
教員の待遇の国際比較
【事前学習】第回予習レポート (2時間) 【事後学習】第4回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
5 |
教員養成の国際比較
【事前学習】第5回予習レポート (2時間) 【事後学習】第5回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
6 |
国際的な学力調査
【事前学習】第6回予習レポート (2時間) 【事後学習】第6回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
7 |
新自由主義教育改革
【事前学習】第7回予習レポート (2時間) 【事後学習】第7回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
8 |
格差への対応策
【事前学習】第8回予習レポート (2時間) 【事後学習】第8回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
9 |
教科書の国際比較
【事前学習】第9回予習レポート (2時間) 【事後学習】第9回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
10 |
学生によるグループ研究発表1 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-2に注力する) 【事前学習】第10回予習レポート (2時間) 【事後学習】第10回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
11 |
学生によるグループ研究発表2 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-2に注力する) 【事前学習】第11回予習レポート (2時間) 【事後学習】第11回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
12 |
学生によるグループ研究発表3 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-2に注力する) 【事前学習】第12回予習レポート (2時間) 【事後学習】第12回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
13 |
学生によるグループ研究発表4 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-2に注力する) 【事前学習】第13回予習レポート (2時間) 【事後学習】第13回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
14 |
学生によるグループ研究発表5 (本授業では全15回の授業を通して上記の目標達成をねらうが、特にこの回ではA-3に注力する) 【事前学習】第14回予習レポート (2時間) 【事後学習】第14回事後レポート(課題は授業中に発表) (2時間) |
15 |
比較教育学研究の成果と課題
【事前学習】第15回予習レポート (2時間) 【事後学習】第15回事後レポート(課題は授業中に発表) (4時間) |
その他 | |
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教科書 | なし。 |
参考書 | 馬越徹 『比較教育学 ―越境のレッスン―』 東信堂 2007年 日本比較教育学会 『比較教育学研究』 東信堂 その他授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:各回の予習レポート・事後レポート(60%)、学生によるグループ研究発表または授業(40%) 毎回の小レポート及び授業内テストは、比較教育学に関する理解や批判的思考、論理性、資料活用能力を評価する(A-2,3)。 グループ研究発表では、上記の点(A-2,3)に加え、聞き手を引き込む工夫も評価する。 |
オフィスアワー | メールにて適宜対応する。なお、タイトルは「比較教育学についての質問(●●●、○○○)」とすること(●●●には自分の氏名を、○○○には自分の学生証番号を入れること。 |
備考 | ①学生のグループ発表を組み込んでいるため、履修人数によって授業の計画が変更となる場合がある。その場合には第2回の授業で履修者全体に説明し、合意を得る。 ②「学生によるグループ研究発表または授業」のグループは、第4回の授業で決定する。その時までに継続して履修するかどうかを決定しておくこと。 |