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令和元年度以前入学者 | メディアリテラシー論 | ||||
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教員名 | 内海美由紀 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | Blackboard ID : 20224053(内海美由紀・後・金2) 【対面授業】 参加できない場合は、適宜ブラックボードを利用するように指示します。 また、zoom なども利用する予定です。 |
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授業概要 | 「先生」でなければ「教育」はできないでしょうか?電車内のベビーカーは「邪魔」でしょうか?子どもからスマホは取り上げられるべきでしょうか?なぜ私たちは、図書館や美術館で「お静かに」を守るのでしょうか? 私たちは、「何となく」の「常識」のなかで生きています。そこで本授業では、様々な「メディア」の力を借りながら、「何となく」の「常識」を疑い、納得・改善のための検討をしていきたいと思います。 |
授業のねらい・到達目標 | ・メディア・リテラシーの概念を説明できる。(A-2-2) ・自らのメディア・リテラシーを高めることができる。(A-3-3) ・メディア・リテラシー教育の方法を提案することができる。(A-6-4) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの2,3,6に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 資料の解説・講義にくわえ、期末プレゼンテーションに向けた相談の時間を設ける。また、授業のコメントシートについては次週に全体講評を行う。 なお、対面が難しい場合など、適宜Blackboardを通して教材を配信する。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション:「常識」を「疑う」意味
【事前学習】自分がこれまで学校などで受けてきた教育についてまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめておく。 (2時間) |
2 |
電車内のベビーカーは「邪魔」なのか?:「バリアフリー」の問い直し
【事前学習】電車内のベビーカーについての問題を調べておく。 (2時間) 【事後学習】最寄り駅~大学までのベビーカー利用時のルートを調べてみる。 (2時間) |
3 |
手段としてのメディア①「先生」を疑う:「スマホ」が先生になる時代
【事前学習】「教材」にならないものはあるのか考える。 (2時間) 【事後学習】自身が教員になった際に使いたい教材をシミュレートする。 (2時間) |
4 |
手段としてのメディア②「NARUTO」に見る知識の活用と暗記
【事前学習】これまで受けてきた穴埋め問題について思い出しておく。 (2時間) 【事後学習】知識の活用型の試験のあり方を考える。 (2時間) |
5 |
手段としてのメディア③「びじゅチューン」と「デザインあ」
【事前学習】Eテレの番組をチェックしておく。 (2時間) 【事後学習】小さいころから「美術」に親しむことができる環境の意味を考える。 (2時間) |
6 |
統制機能としてのメディア①「国策落語」とディズニー
【事前学習】プロパガンダという言葉を調べておく (2時間) 【事後学習】自身に関わる“刷り込み”がないのか考えてみる。 (2時間) |
7 |
統制機能としてのメディア②「お静かに」の問い直し
【事前学習】子どもの泣き声は「うるさい」か考えてみる。 (2時間) 【事後学習】「新しい鑑賞マナー」を考えてみる。 (2時間) |
8 |
統制機能としてのメディア③「子宮頸がんワクチン」問題はどう論じられてきたのか:「思い込み」とリテラシー
【事前学習】「子宮頸がんワクチン」問題について考えてみる。 (2時間) 【事後学習】自分や大切な人に子宮頸がんワクチンを使用するか考えてみる。 (2時間) |
9 |
これからのメディア①メディアはどう移り変わってきたのか
【事前学習】これまでのメディアを調べておく。 (2時間) 【事後学習】授業内容をまとめておく。 (2時間) |
10 |
これからのメディア②メディアはどう移り変わっていくのか
【事前学習】AIと教育について調べておく (2時間) 【事後学習】メディアの変遷のなかで変わるもの、変わらないものを考える。 (2時間) |
11 |
プレゼンテーション/ 講評①:教育方法について(教科書、アプリ、教材他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間) 【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間) |
12 |
レゼンテーション/ 講評②:メディア教育(SNS、アプリ、テレビ番組、他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間) 【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間) |
13 |
プレゼンテーション/ 講評③:教育実践(授業案、エッセイ、他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間) 【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間) |
14 |
プレゼンテーション/ 講評④:フリーテーマ(社会問題解決課題の設定、他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間) 【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間) |
15 |
終わりに:改めて「教育とメディアリテラシー」を考える
【事前学習】これまで受けてきた授業内容をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】自身の興味関心に沿って「メディア」について振り返る。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しません。 適宜参考資料などを配布いたします。 |
参考書 | 小笠原喜康 『『最新版 大学生のためのレポート・論文術』』 講談社現代新書 2018年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート(50%)、授業参画度:コメントシート、授業態度などから総合的に評価します。(20%)、期末プレゼンテーション(オンラインポスター発表)(30%) |
オフィスアワー | 授業曜日の9-17時。 |
備考 | シラバスの内容はコロナウィルス流行の状況を考慮して、変更することもあります。 |