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教育学演習1

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令和2年度以降入学者 教育学演習1
令和元年度以前入学者 教育学演習1
教員名 日暮トモ子
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業(一部遠隔授業あり)
適宜、グループワークやディスカッションの時間を設ける予定である。
Blackboard ID:20221057
授業概要 グローバルな視点から、教育学についての理解を深める。
授業のねらい・到達目標 この授業では、「教育学基礎論1・2」で学んだことを基本として、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていくことをねらいとしている。
次の項目について十分習得することが期待される。
ディスカッションの仕方/統計データを批判的に読む読み方/メディア報道を批判的に読む/インターネット情報の引用ルール/インターネットでの本の買い方/文科省や教委のHPの活用法/英文HPの検索と閲覧/「国立国会図書館サーチ」(NDL Search)の活用法/CiNii及びJ-STAGEの利用/図書館間相互貸借(ILL)での文献入手/パラグラフ・ライティングの仕方など。                     

具体的には、主として、諸外国の教育状況や世界の教育の改革動向の理解を深めるために、文献講読を行う。その中で、文献購読や調査方法などのアカデミックスキルを身につけ、かつ他者との協働した学びを促進するスキルを身につける。

本科目の到達目標は以下のとおりである。
(1)与えられた条件のもと、他者にとってわかりやすいかどうかを十分に検討したうえで、理由と根拠に基づいた主張を展開できる(A-3-2)   
(2)自分なりの貢献の仕方を考えながら、一つの目標に向かって他者と力を合わせて行動することができる(A-7-2)                                
(3)教育学についての文献の収集・引用の仕方を理解している。                               
(4)論理的に適切なやり方で、教育学の特定の主題を体系的に議論できる。

この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの3,7に対応しています。
授業の方法 授業の形式:【演習】
・演習形式で、文献講読と教員から課せられた課題に取り組む。
・Blackboard上に資料を配信するので、事前に読んでおくこと。
・やむを得ない事情で対面授業に参加できない場合、zoomでの参加を認める。zoomで授業に参加した上で、Blackboardに配信する課題を期日までに提出すること。
履修条件 同一教員の「教育学演習1」(前期)、「教育学演習2」(後期)を合わせて履修すること。
授業計画
1 イントロダクション【対面授業】
授業の流れ等について説明を行う。学習環境等に関するアンケートを行う。
受講者の興味・関心に基づき、対象とする国・地域、テーマを選定する。
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業の全体像を把握する。 (2時間)
【事後学習】関心のあるテーマについて図書館などで関連する文献を調べる。 (2時間)
2 インターネットを活用した情報収集①【対面授業】
グループごとに、対象とする国・地域、テーマを確定する。
インターネットを使用し、グループで設定したテーマについて検索をして、どのくらいの情報量があるのか、どのような情報なのかを吟味していく。
【事前学習】グループで設定したテーマについてインターネットなどで関連するサイトを調べてくる。 (2時間)
【事後学習】調べたサイトについて、内容や特徴などをまとめておく。 (2時間)
3 インターネットを活用した情報収集②【オンデマンド型】
国内の官公庁のサイトを使用し、グループで設定したテーマについて検索をして、どのくらいの情報量があるのか、どのような情報なのかを吟味していく。
【事前学習】グループで設定したテーマについてインターネットなどで関連するサイトを調べてくる。 (2時間)
【事後学習】調べたサイトについて、内容や特徴などをまとめておく。 (2時間)
4 インターネットを活用した情報収集③【オンデマンド型】
ユネスコやOECDなど国際機関のサイトを実際に閲覧する。グループで設定したテーマについて検索をし、どのくらいの情報量があるのか、どのような情報なのかを吟味していく。
【事前学習】グループで設定したテーマについてインターネットなどで関連するサイトを調べてくる。 (2時間)
【事後学習】調べたサイトについて、内容や特徴などをまとめておく。 (2時間)
5 インターネットを活用した情報収集④【オンデマンド型】
海外の教育統計サイトを実際に閲覧する。グループで設定したテーマについて検索をし、どのくらいの情報量があるのか、どのような情報なのかを吟味していく。
実際に統計データを活用し、図表の作成を行う。
【事前学習】事前配付資料を読み、海外の教育サイトにアクセスし、概要を把握しておく。 (2時間)
【事後学習】海外の教育統計サイトのコンテンツ、活用方法を整理しておく (2時間)
6 インターネットを活用した情報収集⑤【同時双方向型】(A-3-2)
これまで収集した情報について、他のグループと共有する。
当初考えていた国・地域、テーマで調査研究を進めることが可能かどうか、今後どのような調査が必要になるのか(国・地域、テーマの再考、絞り込みを含む)、グループで議論する。
【事前学習】これまで調べてきたサイトの情報について、リスト化し、まとめておく。 (2時間)
【事後学習】他のグループの意見を聞き、リストを更新し、整理する。 (2時間)
7 書評と図書紹介の書き方を学ぶ【対面授業】
教育学雑誌などに掲載されている書評や図書紹介を取り上げて、書評と図書紹介の書き方を学ぶ。
【事前学習】指定した文献について一読してくること。 (2時間)
【事後学習】グループごとに割り振った担当箇所について、レジュメを作成する。 (2時間)
8 図書館の活用【対面授業】
学部図書館を使用してグループで設定したテーマについて検索をし、どのような文献があるのか、どのような情報なのかを吟味していく。
【事前学習】グループで設定したテーマについてOPACなどで関連する文献を調べ、リストを作成してくる。 (2時間)
【事後学習】調べた文献を実際に借りて、内容や特徴などをまとめておく。 (2時間)
9 書店や公共図書館の活用【対面授業】
書店や公共図書館を使用してグループで設定したテーマについて検索をして、どのような文献があるのか、どのような情報なのかを吟味していく。
【事前学習】グループで設定したテーマについてOPACなどで関連する文献を調べ、リストを作成してくる。 (2時間)
【事後学習】調べた文献を実際に借りたり、購入して、内容や特徴などをまとめておく。 (2時間)
10 文献購読①【対面授業】(A-7-2)
指定された文献の担当個所をグループごとに報告し、討議する。
【事前学習】担当グループは指定された箇所を読み、その内容を紹介するためのレジュメを作ってくる。他のグループは、グループワーク向けにコメントを用意する。 (2時間)
【事後学習】自分が読んだ箇所に関する議論などを振り返って、グループでたてたテーマへの反映を考える。 (2時間)
11 文献購読②【対面授業】(A-7-2)
指定された文献の担当個所をグループごとに報告し、討議する。
【事前学習】グループで設定したテーマについてOPACなどで関連する文献を調べ、リストを作成してくる。 (2時間)
【事後学習】自分が読んだ箇所に関する議論などを振り返って、グループでたてたテーマへの反映を考える。 (2時間)
12 文献購読③【対面授業】(A-7-2)
指定された文献の担当個所をグループごとに報告し、討議する。
【事前学習】担当グループは指定された箇所を読み、その内容を紹介するためのレジュメを作ってくる。他のグループは、グループワーク向けにコメントを用意する。 (2時間)
【事後学習】自分が読んだ箇所に関する議論などを振り返って、グループでたてたテーマへの反映を考える。 (2時間)
13 文献購読④【対面授業】(A-7-2)
指定された文献の担当個所をグループごとに報告し、討議する。
【事前学習】担当グループは指定された箇所を読み、その内容を紹介するためのレジュメを作ってくる。他のグループは、グループワーク向けにコメントを用意する。 (2時間)
【事後学習】自分が読んだ箇所に関する議論などを振り返って、グループでたてたテーマへの反映を考える。 (2時間)
14 授業の振り返り【同時双方向型】(A-3-2)
レポート作成のための個別相談会を実施する。
【事前学習】各自図書館やインターネットを活用して、レポート作成にとりかかる。 (2時間)
【事後学習】レポートを執筆する。 (2時間)
15 レポートの共有【同時双方向型】(A-3-2,A-7-2)
作成したレポートをもとに、グループで意見交換会を行う。
【事前学習】レポートを執筆し、提出する。 (2時間)
【事後学習】ほかの受講者から得たコメントを反映して、修正済みの最終レポートを完成させる。 (2時間)
その他
教科書 特に指定しません。
参考書 二宮晧編著 『新版 世界の学校』 学事出版 2013年
佐藤学・澤野由紀子・北村友人編著 『揺れる世界の学力マップ』 明石書店 2009年
藤原文雄編著 『世界の学校と教員の働き方』 学事出版 2018年
専修大学出版企画委員会編 『新 知のツールボックス』 専修大学出版局 2018年
上記のほか、授業内で紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート:最終レポート(40%)、授業参画度:リアクションペーパー(20%)、発表レジュメ(40%)
オフィスアワー メールやBlackboardで適宜対応します。授業内でE-mailアドレスを伝えるので確認してください。
備考 ・初回授業で役割分担等を決めますので、初回授業には必ず出席してください。
・演習科目であるため、基本的に全回出席し、積極的に議論等に参加する態度が求められます。

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