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令和2年度以降入学者 | 教育学基礎論1 | ||||
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教員名 | 日暮トモ子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業の形態 | ・対面授業(一部遠隔授業あり) ・初回授業で行うネット環境等の学習環境アンケートを参考に、同時双方向型(Zoomを用いる)の実施回数を調整することがある。 Blackboard ID:20221050 |
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授業概要 | 「教育学」を体系的に学んでいくための基礎的な知識と技能を習得する。 幅広い分野・領域から構成される教育学の概要を理解し、その学習方法を身につけるために、授業への参加方法の習得をおこなう。具体的には、文献資料の探し方、読み方(批判的検討)、レポート作成などを行い、2年次以降の教育学を学ぶための基礎づくりを行う。 |
授業のねらい・到達目標 | この授業では、初年次導入教育として、教育学を体系的に学んでいくための基礎を習得することをめざす。 次の項目について十分習得することが期待される。 大学の授業と高校の授業の違い/大学生の生活と学業の関係/ノートの取り方/論述式の試験問題への答え方/レジュメの書き方(形式や工夫)/小論文・レポートの書き方/書評の方法/文献の引用ルールや註の付け方/剽窃や盗用の問題性/図書館の図書利用の仕方/図書館の図書の分類/図書館での端末利用の仕方/日大文理のOPACの利用法 本科目の到達目標は、以下のとおり。 (1)大学で学んでいくための基本的な倫理観が身についている(A-1-1) (2)伝えたいことを正確に伝えることができる(A-6-1) この科目は文理学部(学士(教育学))のDP及びCPの1, 6に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義・演習】 ・講義に加え、履修者による書く、読む、調べる、話し合う、まとめる、発表するといったさまざまな活動を通じて、大学で主体的に学ぶための基礎的な知識、技術を身につける。 ・Blackboard上に授業資料を配信するので、受講生は事前に読んでおくこと。 ・配付資料は各自ファイリング等して整理しておくこと。 ・適宜、ディスカッションやグループワークの機会を設ける。 ・やむを得ない事情で対面授業に参加できない場合、zoomでの参加を認める。zoomで授業に参加した上で、Blackboardに配信する課題を期日までに提出すること。 |
履修条件 | 指定された同一教員の「教育学基礎論1」(前期)、「教育学基礎論2」(後期)を合わせて履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
Blackboardの使い方、自己紹介、本科目の学び方【対面授業】 学習環境に係るアンケートの実施 【事前学習】シラバスを確認し、授業の概要、ねらい等を把握する。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読みなおし、大学での学びの目標をたててみる。 (2時間) |
2 |
高校までの学びと大学での学び(1)【対面授業】(A-1-1) 学びとは何かについて考える 【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読みなおし、学びとは何か、大学での学びについて考えたことをまとめる。 (2時間) |
3 |
高校までの学びと大学での学び(2)【対面授業】 何を学ぶか、どのように学ぶか 【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読みなおし、学力、コンピテンシーなど鍵となる概念の整理を行う。 (2時間) |
4 |
学ぶことの意味(1)【対面授業】 「まねる」ことと「学ぶ」こと 【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読みなおし、「まねる」ことと「学ぶ」ことについて考えたことをまとめる。 (2時間) |
5 |
学ぶことの意味(2)【対面授業】 「学ぶ」という行為の意味、参加としての学び、対話による学び 【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読みなおし、人間の学ぶという行為の意味について、考えたことを整理する。 (2時間) |
6 |
学びの場・学び方(1)【オンデマンド型】 学校の役割、機能 【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読みなおし、学校の役割・機能について考えたことを整理する。 (2時間) |
7 |
学びの場・学び方(2)【オンデマンド型】 家庭や地域の教育機能 【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読みなおし、家庭や地域の教育機能について考えたことを整理する。 (2時間) |
8 |
学びの場・学び方(3)【オンデマンド型】 ノンフォーマルな場での学び、体験的な学び 国外での学び(異文化体験)、オンライン上での学び 【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読みなおし、ノンフォーマルな場での学びの意味について考えたことを整理する。 (2時間) |
9 |
レポート作成の準備(1)【対面授業】(A-1-1) 学術論文の読み方、エッセイとの違い 【事前学習】教育学分野の興味・関心のあるテーマをいくつか挙げておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読み直し、レポートのテーマを考えておく。 (2時間) |
10 |
レポート作成の準備(2)【対面授業】(A-1-1) 文献検索、図書館の活用 【事前学習】大学の図書館のHPを確認するとともに、どのような論文検索サイトがあるのかも (2時間) 【事後学習】テーマに基づき検索した論文について、その概要をまとめる。 (2時間) |
11 |
レポートの作成(1)【対面授業】 テーマの検討を行う。 【事前学習】レポートテーマについて、検索した論文等を参照しながらテーマの再検討を行い、問いや仮説を考えておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読み直し、レポートテーマの再検討や絞り込みを行う。 (2時間) |
12 |
レポートの作成(2)【対面授業】(A-1-1) レポートの書き方の注意点等を確認する。 【事前学習】事前配付資料を読み、疑問点を挙げておく。 (2時間) 【事後学習】配付資料を読み直し、レポートの書き方の注意点を踏まえ、レポートを作成する。 (2時間) |
13 |
レポートの作成(3)その1【同時双方向型】(A-6-1) レポートの相互検討 【事前学習】自ら設定したレポートのテーマに基づき関連する論文・資料を集め、作成する。 (2時間) 【事後学習】他者の意見を踏まえ、レポートの修正を行い、提出する。 (2時間) |
14 |
レポートの作成(4)その2【同時双方向型】(A-6-1) レポートの相互検討 【事前学習】自ら設定したレポートのテーマに基づき関連する論文・資料を集め、作成する。 (2時間) 【事後学習】他者の意見を踏まえ、レポートの修正を行い、提出する。 (2時間) |
15 |
レポートの作法(5)【同時双方向型】(A-6-1) 作成したレポートの振り返りを行う。 【事前学習】これまでの授業で扱った内容を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】作成したレポートを振り返り、改善点をまとめておく。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 特に指定しません。Blackboard上に資料を配信します。 |
参考書 | 専修大学出版企画委員会 『新 知のツールボックス』 専修大学出版局 2018年 慶應義塾大学教養研究センター監修 『学生による学生のためのダメレポート脱出法』 慶應義塾大学出版会 2014年 木村元 『学校の戦後史(岩波新書)』 岩波書店 2015年 小山静子 『子どもたちの近代』 吉川弘文館 2002年 吉見俊哉 『大学とは何か(岩波新書) 』 岩波書店 2011年 ピーター M センゲほか 『学習する学校―子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する』 英治出版 2014年 上記のほか、適宜授業内で紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート(50%)、授業参画度:各回で課された課題の提出状況及びその内容(50%) |
オフィスアワー | メールやBlackboardで適宜対応します。授業内でE-mailアドレスを伝えるので確認してください。 |