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ゼミナール2

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令和2年度以降入学者 ゼミナール2
教員名 吉田仁美
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 必修
授業の形態 対面授業を主として進める。一部「課題研究」も実施する。
BlackBoardID;20224004
授業概要 社会福祉を“学際的”な視点から学び、研究の方向性を明確にしていきます。そのために社会福祉研究を様々な角度から学ぶことが求められます。そして、卒業論文の作成に向けて、関心のあるテーマを定めていくために、個別研究、ディスカッションを行っていきます。
授業のねらい・到達目標 本ゼミナールではこれまでの学修をベースとしながら、それぞれが関心のあるテーマに即して、あるいは現代的な福祉的課題をゼミ生で共有しながら、卒業論文としてまとめるためのアカデミックなスキルを習得することを主な目的とします。近年の社会福祉学研究は、対象自体が多様な課題を抱えていることにより、ある一定の学問の枠組みで対象の全体を的確に把握することが困難になってきていることもあるため、分野が異なる研究領域との関連づけが重要な意味をもつ場合があります。そこで本ゼミナールでは社会福祉研究を幅広い視野から学際的に学ぶことをねらいとします。
現時点では履修者の関心のある領域(テーマ)は問いません。ただし卒業論文のテーマ設定において(具体的にはゼミナール1の後期期間に)、研究の動機・理由・テーマ等、各自が研究の方向性を明確にすることを最終目標とします。
この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のDP4及びCP3に対応しています。

なおこの科目は新カリキュラムでは文理学部(学士(社会福祉学)のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP3,CP4,CP5,CP6に対応しています。
・仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報をもとに、論理的・批判的に考察できる(A-3-2)。
・問題の意味を理解し、助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる(A-4-2)。
・新しい挑戦への計画を立て、準備することができる(A-5-2)。
・さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる(A-6-2)。
・集団の活動において、より良い成果を上げるために、指導者のもとで他者と協働し、作業を行うことができる(A-7-2)。
・自己の学修に関する経験と考えを振り返り、分析できる(A-8-2)。
授業の方法 授業の形式【ゼミ】
基本的には演習形式によって進める予定です。
ゼミナールですので、グループ・ディスカッション、ディベート、文献・レポート発表を行う場合があります。皆さんの主体的な参加を期待します。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。

授業回によっては課題研究を実施します。ブラックボードの提出画面に課題を期日までに提出をしてください。提出された課題は添削して返却します。

対面授業に参加できない場合は、事前に申し出ること。教員の許可を得てオンライン(ZOOM)での授業参加を認めることもあります。
授業計画
1 後期のガイダンス(A-6-2)(授業の進め方、スケジュール、授業の方法に関する説明) 【対面授業】
【事前学習】前期15回分の授業の復習をしておく。 (3時間)
【事後学習】発表順を確認し、発表に備える。 (3時間)
2 研究計画案について(1)発表・グループディスカッション(A-6-2)【対面授業】
【事前学習】研究の計画を立てておく。 (3時間)
【事後学習】発表を聞いたうえで研究計画を再度整理する。 (3時間)
3 研究計画案について(2)発表・グループディスカッション(A-6-2)【対面授業】
【事前学習】研究計画を確認しておく。 (3時間)
【事後学習】他者の発表から学んだことを整理しておく。 (3時間)
4 研究計画案について(3)発表・グループディスカッション(A-6-2)【対面授業】
【事前学習】研究計画を再検討する。 (3時間)
【事後学習】研究計画について指摘された内容をまとめ、必要に応じて再修正する。 (3時間)
5 研究計画案について(4)発表・グループディスカッション(A-6-2)【対面授業】
【事前学習】研究計画の実現可能性を考える。 (3時間)
【事後学習】研究課題を整理する。 (3時間)
6 研究課題に関する報告(1)(A-5-2)【対面授業】
【事前学習】これまでの学習を振り返り研究課題を明確にする。 (3時間)
【事後学習】他者の発表から学び研究課題を整理する。 (3時間)
7 研究課題に関する経過報告(2)(A-5-2)【対面授業】
【事前学習】研究課題を整理し、報告できるように準備する。 (3時間)
【事後学習】研究課題に沿って文献を読んでおく。 (3時間)
8 研究課題に関する経過報告(3)(A-5-2)【対面授業】
【事前学習】プレゼンテーションの準備をする。 (3時間)
【事後学習】グループディスカッションの内容を整理しておく。 (3時間)
9 研究課題に関する経過報告(4)(A-5-2)【対面授業】
【事前学習】関連学術論文を読んでおく。 (3時間)
【事後学習】これまでの研究課題に関する経過報告をまとめる。 (3時間)
10 研究課題に関する経過報告(5) (A-5-2)【対面授業】
【事前学習】フィールドワークの資料を読んでおく。 (3時間)
【事後学習】フィールドワークの準備をする。 (3時間)
11 研究課題に関する経過報告(6)(A-5-2)【対面授業】
【事前学習】フィールドワークの資料を確認しておく。 (3時間)
【事後学習】フィールドワークの振り返りをしておく。 (3時間)
12 研究課題に関する経過報告(7)(A-5-2)【対面授業】
【事前学習】フィールドワークを通じて気が付いた点を整理しておく。 (3時間)
【事後学習】グループディスカッションの整理をしておく。 (3時間)
13 経過報告を踏まえ今後の研究計画を明確にする(1)(A-3-2)(課題研究)
【事前学習】経過報告で発表した内容を再整理する。 (3時間)
【事後学習】研究計画を再検討する。 (3時間)
14 経過報告を踏まえ今後の研究計画を明確にする(2)(A-3-2)(課題研究)
【事前学習】研究手法について確認しておく。 (3時間)
【事後学習】テーマを明確にし、卒業論文の準備を進めておく。 (3時間)
15 ゼミナールの総括(A-4-2)【対面授業】
【事前学習】1年間のゼミを振り返り、自身の課題を明確にする。 (3時間)
【事後学習】次年度の準備をする。 (3時間)
その他
教科書 使用しない
参考書 日本家政学会生活経営学部会編 『持続可能社会をつくる生活経営学』 朝倉書店 2020年 第1版
成績評価の方法及び基準 レポート:課題研究(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は授業への参画状況などで評価する。また対面授業に出席できなかった場合は、同時双方向型授業を視聴して提出するレポートの内容により評価する。
オフィスアワー 金曜日の昼休み(12時10分~13時)
そのほか、ブラックボードやメールを活用して質問等を受け付ける。
備考 対面・オンライン授業を欠席する場合は事前に担当教員へ連絡すること。

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