文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 社会福祉学科 > コミュニティワーク推進研究
日本大学ロゴ

コミュニティワーク推進研究

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 コミュニティワーク推進研究
令和元年度以前入学者 コミュニティワーク推進研究
教員名 上之園佳子、堀崇樹
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 社会福祉学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 対⾯授業(⼀部Zoom によるオンライン授業)
また、Blackboardを通じた講義資料配信と課題提出(課題の提示、回収等)を組み合わせる。

Blackboard ID :20223999
授業概要 地域福祉活動は、地域福祉課題に取り組むための地域社会の統合を促進し、課題の解決を図る取り組みである。活動は住民の活動に加え、社会福祉法人や民間企業等との連携による体制づくりが目立ってきている。
この授業では、①事例研究、②調査、③企画づくり、④発表を順に行い、コミュニティーワークの方法を実践的に修得する。この授業で修得する技法は、地域福祉だけでなく、社会福祉の諸問題を解決に向けていくための方法論としても役立つはずである。

担当教員の保健師(上之園)、社会福祉士(堀)の実務経験をもとに、地域社会における諸主体とのコミュニケーションの実際等に言及し、現実をふまえた理論の応用について授業を行う。
授業のねらい・到達目標 ・インタビュー調査を企画し、実施できる。
・調査結果をふまえて、地域課題解決に向けた取り組みの企画立案ができる。
・企画を効果的に伝えるため、受け取り手にあわせたプレゼンテーションを実施できる。

この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP3に対応している。
なお、新カリキュラム(令和3年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシー DP6,7 及びカリキュラムポリシー CP6,7に対応している。
・周りの人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について正しく説明することができる(A-6-2)。
・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し、他者と協働して作業をすることができる(A-7-2)。
・さまざまな人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる(A-6-3)。
・学修活動において積極的にリーダーシップ及び指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができる(A-7-3)。
授業の方法 授業の形式:【講義,演習,実習(調査)】オムニバス授業
Blackboardを通じて教材(パワーポイント)、資料等を配信、また事前・事後学習(リアクションペーパー等)質疑を課題提出にておこなう。質疑、事前・事後学習・リアクションペーパーについては,それぞれ翌週授業にて解説・全体講評を⾏う。

〇対⾯授業に参加できない場合,Zoomで参加し,Blackboard に配信する事前・事後課題を提出する。
*Zoom での参加を認める要件:⽇本に⼊国できない留学⽣,遠⽅に居住している学⽣、対面授業に参加できない理由が妥当であると許可した学生
履修条件 履修要件ではないが、地域福祉論1・2を修得していることが望ましい。
授業計画
1 コミュニティワーク概論:コミュニティワークの対象である地域福祉活動のバリエーションと動態、その支援の基本を学ぶ。あわせて、この授業の目的とプログラムについて説明する。(担当 堀・上之園)【対面授業】
【事前学習】地域福祉論を復習しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第1回授業の考察を400字以内でまとめ、提出する。  (2時間)
2 事例研究① 地域福祉課題に取り組む活動について実践者/支援者の視点からどのように活動/支援を行うべきを討議する。【対面授業】(担当 堀)
【事前学習】第1回授業で配布する資料を読み、疑問点や不明点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第2回授業の考察を400字以内でまとめ、提出する。 (2時間)
3 事例研究② 地域福祉課題に複数の団体が協力して取り組む活動について、実践者/支援者の視点からどのように活動/支援を行うべきかを討議する。
(担当 堀)【対面授業】
【事前学習】第2回授業で配布する資料を読み、活動/支援の方法をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第3回授業の考察を400字以内でまとめ、提出する。 (2時間)
4 事例研究③ 地域福祉課題への取り組みを総括し、実践者/支援者の活動を理論的に理解する。
(担当 堀)【対面授業】
【事前学習】第3回授業で配布する資料を読み、活動/支援の方法をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第4回授業の考察を400字以内でまとめ、提出する。 (2時間)
5 フィールドワーク研究の方法 フィールドワーク研究の目的、方法(質的調査)とプロセスについて(A-6-2)(担当:上之園) 【対面授業 講義】
【事前学習】授業1~4回での事例研究での実践者/支援者の活動の理論を確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】調査対象の情報収集と調査のプロセスと目的を整理しノートしておくこと。 (3時間)
6 フィールドワーク研究の計画① 調査計画(調査対象の情報収集、調査目的・インタビュー項目・内容)の企画・調査計画書の作成について(A-6-3)(担当:上之園)  【対面授業 講義・演習(グループワーク】
【事前学習】インビュー調査の目的・調査項目・内容を考えノートておくこと。 (1時間)
【事後学習】インタビュー調査計画書を作成し提出すること。 (3時間)
7 フィールドワーク研究の計画② 半構造的インタビュー調査実施、インタビューガイドと質的データ分析について(A-6-3)(担当:上之園)  【対面授業 講義・演習(グループワーク】
【事前学習】調査計画書を依頼送付できるようにしておくこと。 (1時間)
【事後学習】調査計画書に基づきインタビューガイドを作成し提出すること。 (3時間)
8 フィールドワークの実施① 地域福祉活動の実践者(社会福祉法人等)へのインタビュー調査の実施(A-7-2)(担当:上之園) 【調査実習】
【事前学習】活動実践者への調査研究計画書とインタビューガイドを確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】インタビュー結果を文章化・要約し提出すること。 (3時間)
9 フィールドワークの実施② 地域福祉活動の支援者(社会福祉協議会・地域包括支援センター・行政)へのインタビュー調査の実施(A-7-2)(担当:上之園) 【調査実習】
【事前学習】活動支援者への調査研究計画書とインタビューガイドを確認しておくこと。 (1時間)
【事後学習】インタビュー結果を文章化・要約し提出すること。 (3時間)
10 フィールドワークの結果と分析 調査結果の分析、まとめ(A-7-3)(担当:上之園) 【対面授業 演習(グループワーク)】
【事前学習】インタビュー結果を整理し報告できるようにしておくこと。 (2時間)
【事後学習】インタビュー結果の分析を広報文として整理すること。 (2時間)
11 プログラム開発① プログラム開発の基本的な手法を学ぶ。課題解決のためのアイデア出しと展開可能性について討議する。(担当 堀)【対面授業】
【事前学習】第10回授業で配布する資料を読み、疑問点や不明点をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第11回授業の考察を400字以内でまとめ、提出する。 (2時間)
12 プログラム開発② プログラム開発①で行った議論を整理し、活動計画を作成する。(担当 堀)【対面授業】
【事前学習】第11回授業をふまえ、アイデアを整理する。 (2時間)
【事後学習】第12回授業の考察を400字以内でまとめ、提出する。  (2時間)
13 プログラム開発③ プログラム開発②で作成した活動計画をもとに、提案相手を想定しながら発表形式にまとめる。(担当 堀)【対面授業】
【事前学習】第12回授業をふまえ、活動計画を整理する。 (2時間)
【事後学習】第13回授業の考察を400字以内でまとめ、提出する。 (2時間)
14 プログラム開発④ プログラム開発③で作成した発表を行い、内容について討議し、資料等を精査する。
(担当 堀)【対面授業】
【事前学習】第13回授業をふまえ、発表資料を整理する。 (2時間)
【事後学習】第14回授業の考察を400字以内でまとめ、提出する。 (2時間)
15 企画発表会とまとめプレゼンテーション資料をまとめる。(担当 堀・上之園)【対面授業】
【事前学習】プレゼンテーション資料をまとめる。 (2時間)
【事後学習】第15回授業の考察を400字以内でまとめ、提出する。  (2時間)
その他
教科書 特に指定なし
参考書 髙森敬久・髙田真治・加納恵子・平野隆之 『地域福祉援助技術論』 相川書房 2003年
随時、必要に応じ提示する
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(30%)
授業内テストは、およそ毎回授業での課題提出状況及び内容を評価する(40%)
授業参画度は、参加状況を評価する(30%)

〇対⾯授業に参加できない場合,Zoomで参加し,Blackboard に配信する事前・事後課題を提出する。
*Zoom での参加を認める要件:⽇本に⼊国できない留学⽣,遠⽅に居住している学⽣、対面授業に参加できない理由が妥当であると許可した学生
オフィスアワー 授業後もしくは授業開始時に履修生と調整を行う。
備考 履修要件ではないが、地域福祉論1・2を修得していることが望ましい。

このページのトップ