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令和3年度以降入学者 | 精神障害者の福祉と生活 | ||||
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令和2年度以前入学者 | 精神障害者の福祉と生活 | ||||
教員名 | 川村宣輝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard ID: 20223998 |
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授業概要 | 精神障害者の福祉と生活の実態を学ぶことを通して、精神障害者の障害特性についての理解を深めることとする。また、わが国における精神科医療の現状と課題についても、海外との比較から言及する。 担当教員は、これまで多くの精神障害者の支援に関わってきた経験を活かして、わかりやすく実践的な授業を進めていきたい。 |
授業のねらい・到達目標 | 精神障害者は身体・知的障害者とは異なり、疾病と傷害の共存が大きな特徴となる。こうした精神障害者の障害特性についての概要を学ぶとともに、わが国における精神障害者の現状や実態を理解し、その課題と解決策について福祉および医療の面から説明することができる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3,4,5及びカリキュラムポリシーCP3,4,5に対応している。 ・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2) ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる(A-4-2) ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2) |
授業の方法 | (1)授業の形式:講義 授業は教員からの一方的な講義だけではなく、質疑応答を積極的に行うことを通して双方向の授業としたい。また、現場の第一線で活躍するゲストスピーカーを招聘しての、実践的な講義も予定している。 「障害者福祉論」、「障害者の理解」などの授業と関連づけて学習することによって、さらに精神障害者に対する理解が深まるものと思われる。事後学習として、授業時に配布するレジュメ等や参考資料を読み返しておくこと。なお、本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。 (2)対面授業に参加できない学生の代替方法、要件:対面授業に参加できない場合、下記①②によりZoomでの参加を認める。 ①Zoomでの参加を認める要件:日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生 ②対面授業に参加できない場合:Zoomで参加し、blackboardに配信する課題を提出する |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション、自己紹介(本講義の目的・方法等の概要について説明する。また、担当教員のこれまでの実践現場での経歴を紹介)(A-3-2)
【事前学習】事前にシラバスに目を通し、授業の概要を理解する (2時間) 【事後学習】授業の目的、概要を理解する (2時間) |
2 |
精神障害の概要①(精神障害全般の障害特性について)(A-3-2)
【事前学習】精神障害の障害特性等の概要について調べる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
3 |
精神障害の概要②(統合失調症について)(A-3-2)
【事前学習】統合失調症について調べる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
4 |
精神障害の概要③(気分障害について)(A-3-2)
【事前学習】気分障害について調べる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
5 |
精神障害の概要④(その他の精神疾患について)(A-3-2)
【事前学習】その他の精神疾患について調べる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
6 |
わが国の精神科医療の現状について(海外との比較からみたわが国の特徴)(A-4-2)
【事前学習】わが国の精神科医療の現状を調べる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
7 |
わが国の精神科医療の課題(精神科医療の課題について考える)(A-5-2)
【事前学習】わが国の精神科医療の課題について調べる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
8 |
精神障害者の生活の現状とその課題について(A-5-2)
【事前学習】精神障害者の生活の状況について調べる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
9 |
精神障害者の人権と歴史的経緯について(A-4-2)
【事前学習】精神障害者の処遇についての歴史的な経緯を調べる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
10 |
ゲストスピーカー(実践現場の専門家)からの提言(A-4-2)
【事前学習】ゲストスピーカーへの質問事項を考える (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
11 |
精神障害者の職業リハビリテーションの実際について(社会自立のために)(A-4-2)
【事前学習】リハビリテーションの4分野について調べる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
12 |
精神障害者の支援の実際(障害特性を踏まえた地域での支援の方法)(A-4-2)
【事前学習】地域での支援の種類と方法について調べる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
13 |
これまでの授業を基にディスカッションおよび質疑応答(事前にテーマを提示)(A-5-2)
【事前学習】ディスカッションのテーマについて事前に考え意見をまとめる (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
14 |
授業内試験および解説(A-4-2)
【事前学習】これまでの講義の復習 (2時間) 【事後学習】講義のまとめと整理 (2時間) |
15 |
全体の総括と質疑応答(A-5-2)
【事前学習】授業全体の疑問点についてまとめておく (2時間) 【事後学習】授業内容全体の復習と確認 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業の中で適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 試験(30%)、授業参画度:毎回のリアクションペーパー、質問等による(70%) 対面授業で参加できない学生への成績評価の方法:対面授業に参加できない場合の要件を満たし、Zoomで参加した場合は、毎回のblackboardによる課題およびレポートの提出によって評価する。 |
オフィスアワー | 毎週水曜日の昼休みに研究室で行う。 |