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令和2年度以前入学者 | ソーシャルワーク演習5 | ||||
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教員名 | 久保田純 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 Blackboard コースID:20221024 |
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授業概要 | ソーシャルワーク実習で得た事例や自分が興味関心のある事例を題材として、ソーシャルワーク実践に必要な知識・技術・視点を学ぶための演習を行う。 これまでの実習や学習において知り得た事例における個々のクライエントへの支援についての検討事項について、事例検討としてピアスーパービジョン形式でグループ討議をおこない、多様な視点による議論を行うことでソーシャルワーク実践におけるクライエントに対するよりよい支援について学びを深めていく。 |
授業のねらい・到達目標 | ・実際の事例について、ソーシャルワーカーとしてその課題や検討する事項を明示ができる ・事例検討を通じて、実際の支援をソーシャルワーク理論に関連づけ、よりよい支援のあり方が検討できる ・ピアスーパービジョンを通して他者とソーシャルワー実践を共有することができ、さらには多様な視点の中からよりよい支援について他者との合意形成を図ることができる ・ケースカンファレンスなどの事例検討の場の運営や活用の仕方を理解する この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP6、7、8及びカリキュラムポリシーCP6、7、8に対応しています。 ・さまざまな人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる。(A-6-3) ・さまざまな集団活動において、積極的にリーダーシップ及び指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができる。(A-7-4) ・学修活動に関する自己分析の他、他者からの評価を謙虚に受け止め、今後の学修活動に生かすことができる。(A-8-4) なおこの科目は旧カリキュラム(令和元年度以前入学者が対象)においては文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP4に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式【演習】 少人数の演習形式による授業とする。それぞれの学生が実習で体感した支援困難事例と考えられる事例・支援方法に迷った事例などを提示し、学生同士のディスカッションや教員からのスーパービジョンを活用して、ソーシャルワーク実践に必要とされる知識・技術・視点などを検討していく。 ※以下の要件により対面授業に出席できない場合は、zoomにて同時双方向型の参加も認める。 ①日本に入国できない留学生 ②コロナ感染症などにより大学に来れない学生 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:今後の授業の進め方について【対面授業】
【事前学習】事前にシラバスに目を通しておく (2時間) 【事後学習】今後の演習の題材とする事例について検討する (2時間) |
2 |
事例検討の手法 [講義](A-6)【対面授業】
【事前学習】各自実習報告書や気になった事例を読み直す (2時間) 【事後学習】これまでの学習で気になった事例を抽出する (2時間) |
3 |
これまでのソーシャルワークに関する学習の振り返りと事例の抽出(A-6、A-7、A-8)【対面授業】
【事前学習】各自実習日誌や気になった事例を読み直す (2時間) 【事後学習】題材とする事例についてまとめる (2時間) |
4 |
事例検討①(児童福祉分野)(A-6、A-7、A-8)【対面授業】
【事前学習】各自事例検討のプレゼンテーションの準備 (2時間) 【事後学習】発表内容の課題をノートにまとめる (2時間) |
5 |
事例検討②(児童福祉分野)(A-6、A-7、A-8)【対面授業】
【事前学習】各自事例検討のプレゼンテーションの準備 (2時間) 【事後学習】発表内容の課題をノートにまとめる (2時間) |
6 |
事例検討③(高齢者福祉分野)(A-6、A-7、A-8)【対面授業】
【事前学習】各自事例検討のプレゼンテーションの準備 (2時間) 【事後学習】発表内容の課題をノートにまとめる (2時間) |
7 |
事例検討④(高齢者福祉分野)(A-6、A-7、A-8)【対面授業】
【事前学習】各自事例検討のプレゼンテーションの準備 (2時間) 【事後学習】発表内容の課題をノートにまとめる (2時間) |
8 |
事例検討⑤(障害者福祉分野)(A-6、A-7、A-8)【対面授業】
【事前学習】各自事例検討のプレゼンテーションの準備 (2時間) 【事後学習】発表内容の課題をノートにまとめる (2時間) |
9 |
事例検討⑥(障害福祉分野)(A-6、A-7、A-8)【対面授業】
【事前学習】各自事例検討のプレゼンテーションの準備 (2時間) 【事後学習】発表内容の課題をノートにまとめる (2時間) |
10 |
事例検討⑦(生活困窮者支援分野)(A-6、A-7、A-8)【対面授業】
【事前学習】各自事例検討のプレゼンテーションの準備 (2時間) 【事後学習】発表内容の課題をノートにまとめる (2時間) |
11 |
事例検討⑧(医療福祉分野)【対面授業】
【事前学習】各自事例検討のプレゼンテーションの準備 (2時間) 【事後学習】発表内容の課題をノートにまとめる (2時間) |
12 |
事例検討⑨(地域福祉分野)(A-6、A-7、A-8) 【対面授業】
【事前学習】各自事例検討のプレゼンテーションの準備 (2時間) 【事後学習】発表内容の課題をノートにまとめる (2時間) |
13 |
ディスカッション及びグループ発表①(ソーシャルワーク実践に求められる技術)(A-6、A-7、A-8) 【対面授業】
【事前学習】これまでの事例検討の内容を抽象化する (2時間) 【事後学習】ディスカッション内容についてまとめる (2時間) |
14 |
ディスカッション及びグループ発表②(ソーシャルワーク実践に求められる視点・視座)(A-6、A-7、A-8) 【対面授業】
【事前学習】複数の事例検討内容をまとめてグループで発表資料を作成する (2時間) 【事後学習】ディスカッション内容についてまとめる (2時間) |
15 |
授業全体の総括(A-6、A-7、A-8) 【対面授業】
【事前学習】これまでの講義全体を振り返る (2時間) 【事後学習】ソーシャルワーカーとしての自身の課題を整理する (2時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 岩間伸之 『援助を深める事例研究の方法―対人援助のためのケースカンファレンス』 ミネルヴァ書房 2005年 第2版 明治学院大学山崎美貴子ゼミソーシャルワーク勉強会 『ソーシャルワーカーの成長を支えるグループスーパービジョン』 中央法規 2018年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(50%)、発表資料やグループ発表の内容(50%) 授業参画度についてはプレゼンテーションやディスカッションの際の発言で評価する。またその取り組み姿勢も含めて達成度(A-6、A-7、A-8)を評価する。 発表資料やグループ発表の内容については発表の際に作成する資料の内容や、グループ発表時の内容をみて評価する。またその取り組み姿勢も含めて達成度(A-6、A-7、A-8)を評価する。 対面型並びに同時方向型について、評価の方法及び基準は同様とする。 |
オフィスアワー | 火曜日 12:10〜13:00 その他blackboard、メール、zoomを通して随時行う。 |