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令和2年度以降入学者 | ゼミナール2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | ゼミナール2 | ||||
教員名 | 松岡雅裕 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業の形態 | 対面授業 その他、Blackboadの補助的活用も予定している。 Blackboard ID:20223943 |
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授業概要 | 特定の社会学理論・社会思想を用いて自己の研究テーマの分析を行い、中範囲理論完成の手がかりをつかむ。 後期のゼミナール2では、前期で獲得した特定の理論的パースペクティブでもって、現実世界の現象をデータ・事例を用いながら総合的に分析する。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> 前期において選択した特定の社会学理論・社会思想を用い、自己の研究テーマを厳密かつ正確に分析できるようになることを目指す。 同時に、学年末には中間論文もしくは中間レポートの執筆が可能となるよう指導を行う。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことが目標である。 ・個人またはグループで設定した研究課題に取り組むために必要な情報や知識を収集し,それを分析に活かすことができる。(A-5-3: 挑戦力) ・相互に関心をもつ社会事象や社会問題に対し,社会学の枠組みや方法に即して議論することで,理解を深めることができる。(A-6-3: コミュニケーション力) ・積極的にリーダーシップを発揮し,適切な形で他者をサポートしながら,調査研究活動を進めることができる。(A-7-3: リーダーシップ・協働力) ・自身のみならず他者の学修状況を比較分析しながら,自身の改善につなげることができる。(A-8-3: 省察力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP5~8、およびカリキュラムポリシーCP5~8に対応しています。 |
授業の方法 | 授業の形式:【ゼミ】 前期において選択した特定の社会学理論・社会思想による研究テーマの分析と、その成果の発表、担当者(松岡)による講評と解説、個別研究指導等、必要に応じてあらゆる形式を採用していく。 前期において選択した特定の社会学理論・社会思想による研究テーマの分析が、どのくらい深く正確なものを帰結するのか検討する。 そのためにも、自己の研究テーマに関連する「先行研究」という事前学習が欠かせないものとなる。事後学習の成果は、読書ノートの作成、さらには学年末の中間論文もしくは中間レポートの提出という形で確認する。 授業内で課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行う。 日本に入国できない留学生など対面授業への参加が困難な人は、事前に申請が認められた場合、個別に指示する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(後期授業計画の概要説明)
【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解する。 (1時間) 【事後学習】次回の授業からスタートする総合報告の準備を始める。 (1時間) |
2 |
総合報告1(マルクスとテンニースの見解による現実分析)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】マルクス理論とテンニース理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】明らかとなった分析結果を整理する。 (1時間) |
3 |
総合報告2(フロイトとデュルケムの見解による現実分析)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】フロイト理論とデュルケム理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】明らかとなった分析結果を整理する。 (1時間) |
4 |
総合報告3(ジンメルとミードの見解による現実分析)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】ジンメル理論とミード理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】明らかとなった分析結果を整理する。 (1時間) |
5 |
総合報告4(ヴェーバーとマンハイムの見解による現実分析)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】ヴェーバー理論とマンハイム理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】明らかとなった分析結果を整理する。 (1時間) |
6 |
総合報告5(フロムとパーソンズの見解による現実分析)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】フロム理論とパーソンズ理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】明らかとなった分析結果を整理する。 (1時間) |
7 |
総合報告6(ホルクハイマー/アドルノとレヴィ=ストロースの見解による現実分析)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】ホルクハイマー/アドルノ理論とレヴィ=ストロース理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】明らかとなった分析結果を整理する。 (1時間) |
8 |
総合報告7(リースマンとマートンの見解による現実分析)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】リースマン理論とマートン理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】明らかとなった分析結果を整理する。 (1時間) |
9 |
総合報告8(マクルーハンとベルの見解による現実分析)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】マクルーハン理論とベル理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】明らかとなった分析結果を整理する。 (1時間) |
10 |
総合報告9(ゴッフマンとベッカーの見解による現実分析)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】ゴッフマン理論とベッカー理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】明らかとなった分析結果を整理する。 (1時間) |
11 |
総合報告10(ボードリヤールとブルデューの見解による現実分析)(A-6-3)(A-7-3)
【事前学習】ボードリヤール理論とブルデュー理論を復習しておく。 (1時間) 【事後学習】明らかとなった分析結果を整理する。 (1時間) |
12 |
総合報告のまとめ(総括的考察と問題点の発見)(A-8-3)
【事前学習】総合報告での疑問点を確認しておく。 (1時間) 【事後学習】解消された疑問点を整理する。 (1時間) |
13 |
中間論文・中間レポート執筆要綱の説明
【事前学習】学年末に提出を義務づける中間論文・中間レポートの執筆構想を確認する。 (1時間) 【事後学習】中間論文・中間レポートの執筆に向けた具体的なスケジュール調整を行う。 (1時間) |
14 |
先行研究の検索と精査(読書ノートの作成準備と疑問点のまとめ)(A-5-3)(A-8-3)
【事前学習】読書ノートの作成に尽力する。 (2時間) 【事後学習】解消された疑問点を整理する。 (1時間) |
15 |
先行研究に関する読書ノートの確認(第2回読書ノートの確認)(A-5-3)(A-8-3)
【事前学習】読書ノートの提出準備を行う。 (2時間) 【事後学習】指導された内容を整理する。 (1時間) |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 土井文博ほか 『はじめて学ぶ社会学』 ミネルヴァ書房 その他の参考文献や、手軽に入手でき内容的にも明解で良質な解説書は、受講生の研究テーマに沿った形で個別に紹介する予定である。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:研究報告反省レポート(10%)、授業参画度:レジュメ作成および研究報告の充実度(60%)、読書ノートの作成(30%) 授業参画度は、レジュメ作成及び研究報告の充実度で評価する。なお、研究発表後の反省レポート、および学年末総括レポート(中間論文もしくは中間レポート)の提出を義務付ける。また、定期的に行う読書ノートの確認も成績評価に影響する。 能力(A-5-3~A-8-3)の習熟度については、別途配布のチェック項目に基づき評価する。 対面授業に参加できない場合の成績評価については別途授業内で説明する。 |
オフィスアワー | メールやBlackboardを用いて質疑応答を行う。 |
備考 | ゼミの研究活動に必要となるため、松岡担当学科専門科目「社会思想の基礎(前期開講)」「社会思想の展開(後期開講)」の受講を必須条件とする。 初回講義開始までに、当該授業のBlackBoardのコース登録を行うこと。 |